ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

長門・・・長門が人間らしい心を取り戻すために必要なことは??(NARUTO登場人物雑考)

  痛みを知らないと他者の痛みを知ることも出来ない・・・それが人間

  そんな世界のために、誰かが神となり 痛みを教えてやらなければならない。

今の長門は神であり、くだらないことで争い傷つけあっている人間とは違うと思っているのでしょうか。
そして人間の心を失ってしまいました・・・ずれちゃってます。

小さなことで傷ついたり悲しんだり泣いたりする・・
そんな人間らしさはもうなくしてしまった・・
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弥彦の事を聞かれても
「 いたな・・そんな奴も
 とっくに死んだよそんな奴は」 と冷たく言い放った長門
仲間想いだった長門の言葉とは信じられない!って感じです。

長門はいまや神となり、人間的な「くだらない」感情を捨てたのでしょうか?
仲間が死んだからといって 悲しむわけではない 泣くこともない 
なぜなら 神だから・・・??
一人の人間が死ぬ・・そんなことここではよくあること。ここでは人が死にすぎる・・
弥彦も その一人でしかない
神は泣かない・・神は 世界を成長させる役割をになう・・・

長門はそう思っている(思おうとしている?)のではないでしょうか??

本当は泣き虫だった長門、成長するための答えを自分でみつけるようにいわれてから、
涙を流さないようにしていた気がしますね~。
自来也が里に帰るときも、弥彦と小南は涙を流しましたが、長門だけは泣かなかったし。

弥彦が死んだとき・・・それがどんな状況だったか、まだわからないんですけれども、
長門は泣かなかったのではないでしょうか?そんな気がします。

「弥彦、いたな・・そんな奴も
 とっくに死んだよそんな奴は」
そういった冷たい言葉をあえて放つことで、自分の中にある「人間らしい」悲しむ心を 無理に封印して抑えていた気がします。

本当の長門は、いまだに弥彦の死を受け入れられていないんじゃないかな~?

人って、悲しいことがあった時にしっかり泣かないでいると、いつまでも現実を受け止められずに、気持ちの整理がつかないっていいますから。

弥彦の死をいまだ受け入れられない長門は、弥彦を一番重要なペインとし、まるで弥彦を生きているかのように動かし、いつも自分の代理のように使っている・・・
自分の寿命を代償に・・

泣かないといえば、カカシ先生も同じかな(長門と一緒にしてしまった~)
泣き虫だったオビトと違って、カカシは絶対泣かないです。
おそらく、父サクモが自殺した現場を見てしまったような描写があったので・・・
そのときから、涙をみせないと決めていたんじゃないかって思うのです。
オビトが死んでしまった時も、カカシは泣かなかった。地面を叩いて自分を責めてはいますが・・涙は流していないんです。
移植したオビトの左眼からだけ涙が溢れ、カカシの右目は涙を流していなかった・・・
そしてカカシはいまだにオビトの死を受け入れられず、引きずったままです!

長門が人の心を完全に取り戻すためには、弥彦の死を受け入れる必要があるのではないかな?

そのためにナルトがすべきことは・・・!
もしかしたら言葉で説得するのではなく・・・
天道ペイン(弥彦ペイン)を倒してしまうことかもしれないですね~!

長門は、天道を失うことで・・・・
はじめて弥彦の死を 受け入れざるをえなくなるかもしれないです。
そのとき・・ やっと長門は人に戻れるのかもしれません。