ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

カカシ外伝から③ 木の葉の白い牙とカカシ(サクモとカカシ)

今年はアニメでついに!カカシ外伝が放送されるらしいし、
ゲームでも四代目(黄色い閃光)が登場するみたいですねー。
今年はカカシ外伝の年になりそう。カカシ外伝ファンにはたまりません~!

うずまき大巻8に収録されている、カカシ外伝から 今日のお題その②を。

カカシと白い牙(カカシとサクモ)

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カカシ外伝の頃から5年前。
サクモは任務よりも仲間の命を優先させたことを非難され、自らの命を絶った、ということが、外伝でミナトの口から語られます。

幼い子供を遺して自殺っていうのは、どーなんだろ。カカシはまだ7歳くらいだったし(中忍ではあったけど)、父親としてひどくないかぃ!っておもったんですよね。
でも。サクモは、カカシの将来を想って自殺という道を選んだのかも。
いつまでもカカシは「任務を失敗して皆の期待を裏切った、サクモの息子」と、里の人たちから白い目で見られてしまう。
サクモは自殺することで「責任を取って」話を終わらせ、カカシの将来に差しさわりの無いようにしたいと思ったんじゃないかな。
仲間思いの優しいサクモが、生きているのが辛いという理由で、無責任に息子を置いて旅立ったりしないような気がします。

でも、サクモの自殺はカカシの心には深い傷を残してしまったし、
カカシは掟に囚われるようになり、一人でつっぱって生きることになってしまいました。
「それ以来カカシはサクモさんの名前を口にしなくなった」

でも、カカシはいつも任務に 父の形見、白光のチャクラ刀を背負っていました。
口にはしないけど、カカシにとって父は大切な存在だった・・。

外伝で、前半カカシが敵と戦う場面。カカシは父の刀は使っていません。
「木ノ葉の白い牙の息子」として戦うことにはためらいがあったようです。

「忍に必要なのは 任務に役立つ道具だ」「役に立たないもんもらっても荷物になる」といっていたカカシ。
実際、戦いに使わない「父の形見の刀」は「荷物になる」はずなんです。

「感情なんてのは余計なものなんだよ」

そういったカカシですが、実は、言ってることと やっていることが矛盾しています。。
カカシは、父の思い出が詰まった「任務には使わない刀」を背負っている・・
「余計なはずの」感情をしっかり持って歩いているんです。

師のミナトですら、カカシの前で サクモのことは「タブー」として触れなかったんだと思います。
なのに、そこにストレートに突っ込んできたのが オビトでした。

「オレは白い牙を本当の英雄だと思ってる」

今まで誰も、カカシに言わなかった言葉なんでしょう・・・
その一言が、カカシが心の奥にしまいこんでいた「父への想い」、「本当は父さんは正しかった」という気持ちを 呼び起こします。  

カカシが敵のもとへ飛び込んだとき・・しっかり父の形見・チャクラ刀を手にしていました。
その後、カカシは連続で敵と戦いますが、いずれも父の刀で戦っています。
カカシが、堂々と胸を張って 「オレは白い牙・サクモの息子だ!」と表現できた瞬間です。

白い牙の戦い

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現在のカカシからは、はたけ家流?サクモ流の戦い方は あまり見ることが出来ません。
ただ、少し推測できることは・・
カカシは八忍犬を使います。そして、鼻がきく!
これは、はたけ家のお家芸なんだろうと思います。ちょっと犬塚家に似ていますけど。
(犬と一緒に生活している犬塚家と違って、カカシの忍犬は口寄せですけどね~)

最近のペイン戦でのカカシ。
珍しく「はたけ家って、犬使い?」と思えるような戦いをしました。
ま、写輪眼中心で戦っていたのはいつも通りなんですが。。。
まず土遁・土流壁で壁を作りましたが、そこにはなぜか犬の彫像が(45巻)。。。
また、ペインに対して雷遁(雷切を流すタイプ)を使っていますが、それも犬(狼?)の形をしていました。

四代目が 金髪で神速のスピードで戦うので「黄色い閃光」といわれたなら
サクモは 白銀の髪で犬の牙のように戦うから「白い牙」といわれたのかな。
「サクモの前では 伝説の三忍の名すらかすむ」というほど強かったらしいサクモ。
自来也を超える忍・・サクモがどんな戦い方をしたのか、すごく見てみたい。

カカシ外伝の後半・・親父さんの刀を手にしたカカシに、サクモの戦い方を見ることが出来ます。

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刀を持って、手前から高くジャンプ!
そして敵の頭上から刀を振り下ろす・・・・!
まるで 狼が 敵に飛びかかり、牙でかみつくような戦い方!

これこそ、サクモの「白い牙」という名前の由来となった、サクモ流戦い方なんだと思います。

カカシは連続で 父の形見のチャクラ刀で戦いますが、いずれもこの戦い方です。

しかしオビトの写輪眼を移植したあと。。。
父の刀を手に、再び敵に戦ったとき・・
皮肉にも、そのチャクラ刀は折れて、地面に突き刺さってしまいます。
何かを暗示するかのように・・。
カカシが、白い牙の息子として戦ったのも、ここまででした。

このあとは カカシは写輪眼のカカシとして、
父のチャクラ刀を背負う代わりに・・・今度はオビトの形見を背負って生きることになります。

白い牙の息子としての戦いは、カカシの中で、再び封印されることになります。

カカシが 白い牙の息子らしい戦い方を解禁する日が また来るのでしょうか?
草隠れの里、土中に埋もれた折れた刃先が 再びカカシのところに戻ってくる日は来るのかな・・・。


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