ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

イタチと「瞬身のシスイ」

イタチと「瞬身のシスイ」



今週明らかになった、ダンゾウの写輪眼の本来の持ち主・・うちはシスイ。

今まで名前しか出てこなかった謎の人物で、一時はトビの正体じゃないかとか、あれこれと憶測が流れました。

「瞬身のシスイ」
「うちは一族 一の手だれ」
「どんな任務も先立ってやる男」
「イタチが兄のように慕っていた」

私の中で、シスイってのは鋭い眼をして長いストレートヘアをなびかせて・・と勝手にイメージができていたのですが、今週初公開となったシスイは、やや丸顔にぽてっとした鼻、ぱっちりとした眼・・・そしてクルクルしたくせ毛のどっちかというと「かわいい系」でした。

シスイの瞳術、
「相手の脳内に入り、あたかも己の意思であるかのように疑似体験させ操る・・操られていることすら気づかない、瞳術でも最高クラス」

相手の脳内に入るというのは、山中家の秘術に似ていますが・・本人が操られている自覚がない、という点がほかの術とは異なり恐ろしいところなのでしょう。
写輪眼による幻術は催眠術にかけられるようなもので意識が朦朧とするとか、幻術にかけられたという自覚はあるようです。

通常の写輪眼でも、優秀であれば高度な幻術を使います。
サスケは通常の写輪眼でもあのマンダを操りましたよね。ただ持続時間は短く、マンダもすぐに術から覚めていましたっけ。

シスイの瞳術の場合、時間の経過で自然に解けるようなものではないのかも。・・恐ろしい術だ・・

ここまで高度な幻術はシスイ特有のものなので、万華鏡写輪眼の可能性もある《追記します、これはのちに十数年に一度しか使えない万華鏡写輪眼別天神(ことあまつかみ)」と判明》。


これほど高度な瞳術を使うなら「幻術のシスイ」とか異名がつきそうですが、そこがなぜか「瞬身のシスイ」・・


写輪眼といっても個々によって能力がかなり異なりますよね。
かつて九尾を操った、うちはマダラ。
彼の万華鏡写輪眼はかなり強力な幻術系の写輪眼だったはずです。
シスイの瞳力に似ているのかも。


シスイとイタチ

シスイは幼いイタチにとって憧れの忍だったのでしょうね。
一族のためなら、どんな任務であっても厭わずに引き受けるシスイ。
そんな姿を見て、イタチは10歳にして暗部入りという過酷な仕事も迷わず引き受けたのでしょう。憧れのシスイを見習って・・。

でも実際に暗部に入ってイタチが見たものは、里の暗闇の部分だったんでしょうか。10歳にしてそんな暗闇を見てしまったなんて、あまりにむごい。

シスイが自殺したのは イタチが暗部に入って半年後のこと。
今からおよそ10年前くらいのことです。この時期は霧隠れで四代目水影の側近だったと思われる再不斬や鬼鮫が抜け忍になった頃(霧隠れで、政権交代の頃?四代目水影の幻術が解けたのか?)で暁の動きが活発になってきたころでもあります。

シスイの死がダンゾウの策略がらみであった可能性は高くなりましたが、イタチはそれを知っていたはずなのに誰にも話すことは無かった・・それは、里と一族の間に軋轢を生みだしたくなかったからでしょうか、サスケが将来里に恨みを持たないようにだったのでしょうか。

万華鏡写輪眼の2つの能力

万華鏡写輪眼は、右と左の目では違う瞳術を使うこともある。

イタチ・サスケ兄弟の天照と月読。(追記します、サスケは天照と加具土命とこの後判明)。
この2つはまったく異なる術のようでいて「2つで1セット」、対を成すものです。
天照は「物質界と光」、月読は「精神界と闇」(者の書による)。
陰と陽のように相反しながら引き合い、その2つが揃っててはじめて「須佐能乎」が出現します。シスイの眼は両方とも幻術だったか、もう一つは違うのか?
(追記します、シスイの眼は両眼とも「別天神」を扱うと後になって判明。しかし、左右に微妙な能力の違いがあった可能性はある)


天照と月読が揃うことで須佐能乎が生まれるように、マダラやシスイ、オビトの万華鏡写輪眼も2つの能力が揃うことでより強力な瞳術が生まれた可能性はあります(須佐能乎同様術者の命を削るなどリスクが高いと思われます・・)

瞬身のシスイ・・・

時空間忍術と瞬身の術、ともに瞬間移動術として見た目は似ているけれど、全く違う能力らしいです。
瞬身はいわゆる高速移動なのに対して、時空間忍術は一度異空間内に姿を消して移動する術です。時空間忍術はほとんど扱える忍はいないので、まだ謎が多い術のようです。

シスイの瞬身とは、何だったのでしょうか。

時空間忍術系の術を使っていたとしても、それは「瞬身の術」を使っているように見えたかもしれません。

※時空間忍術と、瞬身の術の区別はかなり難しいようで、トビが謎の術で移動したときも瞬身の術に見えたようです。ただしシノの蟲たちが消えたトビを追いかけられなかったことで「あれは瞬身ではない」と判明しました。
四代目が時空間忍術「飛雷神の術」を使ったときも、リンは「早い、先生の瞬身の術」と思っていましたっけ。


ダンゾウはシスイの眼よりも前に、すでに他の写輪眼を移植していたかもしれません。
(シスイの死より数年前、九尾事件よりも少し前・・第3次忍界大戦中にすでに右目が包帯姿だった)移植には大蛇丸が関わっていたのかもしれませんし、その眼の能力もきになるところ。一体、誰の眼を移植していたんだろうか。