ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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尾獣とチャクラ ・・四代目が九尾の陰チャクラを封印した理由

?H2>尾獣とチャクラ・・四代目が九尾の陰チャクラを封印した理由
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          「満月には・・・あいつの血が騒ぐ」・・

9人いた人柱力も、いまやビーとナルトの2人だけ。一尾・守鶴に悩まされてきた我愛羅も今は解放されましたし?(まだ眼の周りのクマはとれていないけど・・)

ナルトはこれから(おそらく)九尾の力をうまく使う修行をするんだと思います(たぶんキラービーに教わるんでしょうけどね)
で、ちょっと尾獣とチャクラの関係を考えてみました。四代目はなぜ、九尾を陰と陽チャクラに二分し、陰チャクラのほうを屍鬼封尽で封印してしまったのか?・・・これはあくまでも独断と偏見によるものですが。

中忍試験のとき、満月の夜一人眠れずにいる我愛羅。このあと我愛羅は一尾(守鶴)・化け狸となり、目の前にいた音忍ドス・キヌタを惨殺する・・(11巻)。

幼い我愛羅の中に棲む守鶴が顔を出し通行人を襲ったのも、世話係の夜叉丸を倒したのも・・・満月の夜のことでした。

四代目が陽チャクラをナルトに遺したのは、巨大な陰(闇)に対抗するために膨大な陽チャクラが必要になることを考えてのことだと思います。
では、陰チャクラを「封印しなければならなかった理由」はなにか?

理由の1つ:月の影響を受けなくするため?

満月の夜は、最大になった月の力と 尾獣が反応し尾獣が凶暴化する・・。
どうやら尾獣の中にある「陰チャクラ」が月の力に呼応している気がします。
というのも、同じ人柱力でもナルトは満月の夜に九尾化して暴れちゃったことは無いですよね? それは、ナルトの九尾には陰チャクラが無いからじゃないか?と思うのです。

九尾も陰・陽チャクラ両方揃ってさえいれば 一尾・守鶴と同様に月の力に呼応はするようです。九尾事件の時も、そしてマダラが九尾を口寄せして柱間と戦った時も、いずれも背景になるのは大きな満月。
これも月の「陰」の力に九尾が反応し、最大の力を得ていたからと考えられるのです。マダラは満月を狙って、九尾を口寄せする・・・

九尾事件の満月の日・・・闇の力が支配し、九尾の陰チャクラが月と反応していることを四代目は察知したのかもしれません。
それで九尾の「陰チャクラ」を封印するべきだと判断したのではないでしょうか。たとえそれが四代目自身の命と引き換えであっても。

満月に陰の力が最大になる理由は、六道仙人が地爆天星で封じた巨大な「何か」が関係していると思います(しつこく妄想してます)
ナルト世界の月とは、六道仙人が地爆天星で作ったものです。
長門が九尾を封じるために地爆天星で小さな星を作りましたが、それよりはるかに巨大な月。よっぽど大きな力がいまだに月に眠っていると考えられます。

月に封印された力に尾獣の陰チャクラが呼応し、尾獣を凶悪化させる・・・。
しかし尾獣自体は、けして邪悪っていうわけじゃないとも思うのです。
尾獣も陰の力で操られさえしなければ暴走はせず、扱う者しだいでは闇ではなく光とも呼応できるのかもしれない・・

現在行方不明?の雷影弟・キラービー。彼は八尾を制御できるだけじゃなくて、相棒として会話できるほど仲良しですよね。八尾はビーのヘタなラップに突っ込みを入れたり、雑談したりしてて楽しそうw
キラービーと八尾を見ている限り、尾獣は必ずしも「危険物」というわけじゃない気がしてくるのです。

悪役九尾?ですらナルトに力を貸してきたこともあります。ナルトのピンチを救い、急速な回復力を与えてくれたことだってありますし。
九尾がナルトを救ってきたのは、ナルトは大事な大家さんだから・・っていうじゃない気がします。
ナルトにとって九尾の力がプラスに働いてきた時の共通点は、だいたいが「仲間を守りたい」など自らの意志で九尾の力を解放した時です(光の意志を選択した時とでもいうかな・・)。
逆に九尾の力が暴走した時は、ナルトが憎しみや怒りで自分を失った時(闇の意志で動いてしまった時)のみです。

陰チャクラを封じたもう1つの理由:九尾実体化の防止。

ナルトが自分の(光の)意志で九尾パワーを解放した時は、ナルトは九尾化することはありません。九尾チャクラを自分の力に還元するだけです。
しかし怒りや憎しみが増大して九尾が解放されてしまうと・・・必ず尾が生え、「九尾化」していきます。

本来ナルトの中の九尾は、陰チャクラしかないので原則実体化できないのだと思います(物質は陰・陽チャクラ両方がそろわないと実体化しないと考えます)これも四代目が九尾が再び実体化しないように考えた策なのだと思います。

しかし、ナルトの中で怒りや憎しみといった闇の力(=陰チャクラ)が増大していくと・・・九尾がそれに呼応し、失った陰チャクラをナルトの怒りで増大した陰チャクラで補ってしまうのではないかな?
そして陰・陽双方が揃った段階で、九尾はしだいに実体化していくのではないか・・・と思われます。
闇の力(陰の力)に頼らず陰チャクラを増大させなければ、ナルトの九尾は実体化できない(はず)だとおもうのです。

そして闇の力=陰チャクラに頼ることは、破壊的な力を手にする代償として大きな体へのリスクも伴うようです。
九尾化したナルトは妖狐の衣で全身重傷を負い、その後急回復をし・・確実に寿命を縮めていく。
「あんなスピードで負傷と超回復を繰り返していたら確実にナルトの体は蝕まれ寿命を縮めてしまう」(自来也・・33巻)

今のサスケも似たような状態だと思います。万華鏡写輪眼の力に頼れば頼るほど、光は閉ざされていく・・・そして体にも大きなリスクを負う。
やっぱり闇の力になんて頼ったらイカン!のであります。

キラービーが八尾化したあとなんて、少しもダメージを受けずに元に戻っているんですよね。(サスケ達と出会った時、キラービーは洞窟の中で八尾化して修行中だったけれど、普通にしゅ~っと人間姿に戻ってフツーに洞窟から出てきてましたw)

闇の力ではなく自分の意志で尾獣化した場合、尾獣も人柱力も暴走もせず、しかもリスクも負わずに、うま~く共存できるみたいです。
今の九尾には陰チャクラがないし、ナルトが怒りや憎しみに駆られない限りは九尾実体化は無い(はず)。月に反応することも無い。
ビーに比べたら、尾獣と共存するにはいい条件が最初から揃っているんですよね。これはミナト父ちゃんおかげですね。

九尾=邪悪のイメージがすっかり定着しているのですが、もとはそんなに悪いヤツじゃないと思います。
サスケのなかにある闇のチャクラを感じた九尾が「マダラのような禍々しいチャクラ」なんて言ってますから。べつに九尾本人が禍々しいわけじゃないんだと思います。取り扱い方しだい?

ナルトの意識の中で四代目に再会した九尾は、後ろでギャーギャー騒いでました。ウォー、四代目ぇ~~!!とかw
あれって、ちっちゃい子供が関心を惹きたくて、泣いて騒ぐのに似ていましたw 
四代目はわかっていたみたいで、九尾を完全に子ども扱いしてましたけどね。
本当の九尾ってのは、ちょっとかまってほしい寂しがり屋だと思われますw

にしても、九尾事件のあの日。陰チャクラだけを封じた四代目の「偉大な判断」
四代目はやっぱり、すごい!と改めてその偉大さを感じるのであります。


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