ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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外道魔像と十尾

外道魔像と十尾


今週号467話に出てくる十尾の絵、暗くてよく見えないように描かれているんですよね(あえてまだはっきり見せていないのだと思いますが)・・よく見れば外道魔像そのものです。

外道魔像とは、十尾のチャクラを抜かれた「本体」なのかな?と思います。
トビの話では、六道仙人が死に際に十尾の邪悪なチャクラを9つに分け 世界に分散させた・・
そして「本体」(抜け殻か?)を月に飛ばした。
六道仙人は「地爆天星」術で月を作り、そこに十尾の「体」を封印したようです(「439話:地爆天星」でそのことに長門が触れている)

暁が現在行っている作業は、十尾の「抜け殻」である外道魔像の中にチャクラを「戻す」作業です。
1~9尾までのチャクラを封印すれば魔像が開眼し、十尾として復活するのかもしれません。

しばらくの間、尾獣は世界に分散し1~9尾となって天災となって人を苦しめてきました。それらの尾獣を初代柱間が集め、他国に分配したといいます。
分配って、尾獣をどうやって分配したのか?謎なんですが、もしかしたら人柱力にして分配していたのかもしれないですし。

その後、各里は競って尾獣を奪いあい人柱力に封印してきました。ただし、「十尾」の体は月にずっと封印されたままでした。

万華鏡写輪眼で石碑を読んだマダラは、「十尾復活」「無限月読」のことまで読んでいたのかもしれません。ただし、肝心の十尾の「体」がなければ十尾復活は出来ない。

十尾の体・・それは六道仙人の手によってチャクラを抜かれ月に封印されていた・・・。その封印を解き十尾の体を入手するためには、六道仙人と同じ輪廻眼を持つものによる口寄せが必要になるのでしょうか。
そこで、トビは輪廻眼を持つ者が出現するまで、長い時間待っていたのではないか?と思います。マダラが初代柱間に敗れて数十年、長い時間表舞台に現れずに息を潜めていた理由は、「輪廻眼」出現を待っていたからではないだろうか?

そしてついに、マダラにとって「待望の」輪廻眼・長門が登場する・・・

輪廻眼を持つ者は、そうそう現れるわけではなさそうです。
長門の両親は輪廻眼ではなく忍でもない一般人でした。輪廻眼は突然変異的なものでしょうか。
もしかしたら輪廻眼を持つ者は 六道仙人以来だったのかも、しれません。

第3次忍界大戦中 雨隠れの半蔵のだまし討ちにあったとき、長門は怒りで外道魔像を口寄せしてリンクしました。
あの時、長門が口寄せした外道魔像は・・月から口寄せされた十尾の「体」なのかもと思います。(チャクラを抜かれた抜け殻のような体だから、生きてはいない)

生きていない十尾の抜け殻(=外道魔像)を口寄せするということは、一種の忍具の口寄せシステムに近いと思います。ただし、輪廻眼のものでないと扱えない口寄せなのだと思います。

イメージ 1

上記のイラストは、447話感想に載せた 長門が口寄せした外道魔像が生命を喰らうところなんですが、この時の魔像は目隠しをされて下半身は地中に埋もれています。かんじんの尻尾は見えない(チャクラが無いと生えていないのかも)。

生きていない「十尾抜け殻」を長門が黒いチャクラ棒でリンクし、長門のチャクラを送り込むことで動かしていました。

長門の瞳力は生死を司る術 七人目のペイン・・外道」(小南、449話「希望」)

輪廻眼の能力は、生死を司る力です。長門は魔像を使って、輪廻眼の「死」の能力を行使し・・半蔵の部下達の命を魔像に食らわせました。

輪廻眼を持つ長門が出現し 長門が魔像(十尾の本体)を口寄せ成功したことで・・トビの月の眼計画は動き出したことになります(今から約16~20年前くらい)。

トビのシナリオ

第1段階の外道魔像(十尾の本体)を確保し、
第2段階の尾獣チャクラを封印も残すはあと八尾と九尾だけ。

第3段階はサスケの眼を育て、魔像とリンクできる準備をすること・・これは今五影会談に送り込んで瞳力をレベルアップさせていました。

第4段階は、サスケを魔像とリンクさせいずれはサスケを十尾の人柱力とするつもりかも?しれません。サスケに十尾人柱力の眼(輪廻眼+写輪眼)を開眼させてから、トビはサスケの体ごと乗っ取るつもりなのかもしれません。


十尾の眼

六道仙人が得たと思われる十尾のチャクラを得た瞳術。
輪廻眼+写輪眼の模様から、それは膨大な十尾のチャクラを利用する「超強力な」写輪眼瞳術と輪廻眼瞳術なのだと思います。

強大な写輪眼の能力としては、無限月読で世界を幻術に陥れるほどの力を得、
一方で強力な輪廻眼(外道)能力としては、世界規模の「死」と「生」を行えたのではないでしょうか。
「六道仙人は天より遣わされる創造神とも 全てをゼロに戻す破壊神ともいわれる・・」(自来也、41巻)
つまり創造=生、破壊=死。
本来の輪廻眼能力再生と破壊がさらに強力になり 全世界レベルで再生と破壊が行えるのだと思います。まさに神のみ業・・・。

トビは四影を前に「無限月読をおこなうのが目的」といいましたが、トビ「本当の目的」は、「もう1つの」瞳力のほうにあるのではないでしょうか。
つまり「世界規模の死=破壊神」あるいは「世界規模の再生=創造神」の能力。(これはさすがに四影には言えないだろうな)

世界に復讐をしたいのなら「破壊神」能力を、そして何か(誰か)を再生したいのなら「創造神」能力を・・

いったいトビの目的はなんでしょう?
もし、再生したいのだとしたら・・うちは一族なのだろうか。
限月読で自分の思うような世界をつくり、一族を復興させ、自分の理想とするうちは一族の世界でも作るつもりなのだろうか。

トビが一族を滅亡させる手伝いをした理由がそのあたりにありそうな気もしますが、どうなのでしょう・・?