ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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猿飛アスマ (NARUTO登場人物雑考)

猿飛アスマのこと(10/18 猿飛アスマ誕生日)


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インフルエンザ猛威を振るってますね・・皆さん体調はいかがでしょう?
やっぱり寝不足はいけませんね。(早く寝ましょう・・)

アスマについては以前「アスマとカカシ」という記事で書きたいことは書いてしまったので、実はあまり書くことが無いのですが(←こら)そもそもアスマに関しては、ちょっとした疑問を感じておりまして そのことからちょっとだけ軽く(のわりに まとまらない長文ですみません。)

暁討伐任務につく前。紅の妊娠がわかってアスマは禁煙までして・・生まれてくる子供を楽しみにしていたんですよね。

なのにあの任務では、どーも最初っから、自分が棒銀になることを決めていた気がするんですよね。「誰かがやらなきゃな」発言や、ヒルゼンの墓前で意味ありげな発言。そしてカカシに何かを言い出そうとしていたし・・

これから生まれてくる子供や紅のために、もう少し自分も大切にして欲しかったと思ってしまったのです。紅の気持ちを思うとせつなくて。女性側から見てアスマの「覚悟」は少々解せないものがありました。

今思えば・・散々勝手をしてきたから、きちんと玉を守ってみせる・・
そんな「かっこいい親父」としての姿を父ヒルゼンに、そして産まれてくる子にも示しておきたかったのかな。
紅も忍だから、理解してくれる・・そう思ったのでしょうか。

アスマは確かにかっこいい生き方、逝き方をしたのかもしれないけれど
残された紅のことを考えると最後までアスマは、勝手だなぁ~とも思います。でも最後まで勝手ではあるんだけど・・・自分が決めたことを納得するように貫く。そんな男らしさに紅は惚れたのかな。

でも散々好き勝手して帰ってきた息子を、父である三代目火影ヒルゼンはどんな思いで受け入れたのだろう・・。

データブックによると、第十班はアスマが最初に受け持った班なのに、アスマにはイノマツという23歳の弟子がいます。・・ということは第十班を受け持つ前の7年くらいは 班を受け持たず「フリーの上忍」として任務についていたのかな?
任務できちんと実績をあげて、周囲の信頼を得てから・・・父ヒルゼンより与えられたのが「第十班」。

しかも受け持ちは「新・いのしかちょう」トリオ。木ノ葉の名門秘術一族のお子様たち。彼らのお父ちゃんズは超エリート。失敗は許されないプレッシャーのある?責任重大なお仕事でした。(いのいちさんとか結構怖そうだしw)

でも立派な父ちゃんズにくらべ、新いのしかちょう達と来たら・・めんどくさがりと、食べてばっかりのデ○ちゃんに、サスケに夢中なだけ?の女の子。。
あまりやる気の見えない彼らを、うま~くのせながら育てることは結構難しい 根気の要る仕事だったと思います。

でもアスマは持ち前のおおらかさで、細かいことは気にせず個性を大切にしながら あの個性派達を上手に育てましたよね。これこそ木ノ葉流「それぞれの忍道を自由にいかせる」育て方。
はっきり言うべき事はいうけれど(チョウジには結構きつい事も言っている)、でもその分 打ち上げは豪華焼肉!彼らのやる気を起こさせるコツもしっかり掴んでいました。
(ラーメンで済む第七班に比べ、隊長の出費が大変w)

その結果として最初の中忍試験、唯一人の合格者(シカマル)を出したアスマ班。あのときヒルゼンは アスマの成長も感じて 嬉しかったのでは?
一度里を出た息子に対し毅然とした態度を貫いたヒルゼン、顔にはそんなことを表しませんでしたが。。

やがてチョウジやいのも中忍となり、アスマから立派に巣立っていった・・・
その日をヒルゼンが見ることはありませんでしたが、天国のヒルゼンも喜んでいたでしょう。

あの面倒な第十班を与えたのは 父が息子に与えた愛情であり、
アスマが子供達(次世代)を育てることで大きな自信と飛躍を得ると信じていたのではないでしょうか。そうすれば、いつか自分の考え(木ノ葉の子供達、家族を守る)も理解してくれるのではないかと。。父は願ったのかな。

それがひそかな「ワシはお前を許しておるし、お前を信じておるぞ」というメッセージだったのかもしれないともと思います。