鬼鮫と鮫肌、そして再不斬と白
鬼鮫と鮫肌・・彼らの関係は、忍と道具という関係を超えたパートナーのようなものでした。それが見事に鮫肌にフラれてしまいましたね・・鬼鮫。
あの力いっぱいの蹴っ飛ばし。
裏切った恋人への憎しみの一蹴というよりは、未練タラタラの一蹴でしょうか?
あの力いっぱいの蹴っ飛ばし。
裏切った恋人への憎しみの一蹴というよりは、未練タラタラの一蹴でしょうか?
7つある忍刀のうち、わかっているのは 鮫肌、ヒラメカレイ、首斬り包丁。
あと、もしかしたら忍刀かもしれないのは四代目水影やぐらの持っている、かぎ針型の刀。
あと、もしかしたら忍刀かもしれないのは四代目水影やぐらの持っている、かぎ針型の刀。
血霧時代が終わった後、七人衆のうち鬼鮫や再不斬ら数名が抜け忍になったみたいです。新体制に反旗を翻したという点では、この2人は同じ思想の持ち主。
再不斬はまだ幼かった頃 100人を超える先輩達を皆殺しにしたという恐ろしい伝説を持ってます。殺戮をゲームのような感覚で捉えていたんでしょうか・・? 鬼鮫は再不斬の2つ年上。同じ頃に霧隠れのアカデミーにいたはずなんで、再不斬の「上級生皆殺し事件」を目撃したんじゃないかな?
鬼鮫も残虐なところがありますよね。。「鮫踊りの術」で生贄を少しずつ弱らせていくことに喜びを感じるところとか、簡単に「ぶった斬る」とか「殺しますか?」なんて言ってくれちゃうし。血霧精神を持ったこの2人は感覚が似ています。
そんな彼らにとって、何よりも大切なのが「役に立つ道具」である忍刀なわけですけど・・・
再不斬が持っていた首斬り包丁って、大きくって重そうですが・・・
まぁ普通の大刀ですよねw 特殊能力は無いみたいだし。
鮫肌やヒラメカレイに比較すると物足りなさは否定できません。
再不斬が持っていた首斬り包丁って、大きくって重そうですが・・・
まぁ普通の大刀ですよねw 特殊能力は無いみたいだし。
鮫肌やヒラメカレイに比較すると物足りなさは否定できません。
再不斬は、首斬り包丁の不足分を補うものとして白を使っていたんですね・・きっと。
「今日からお前の血はオレのものだ」
「白」という新しい武器は、血継限界という能力付き。これなら首斬り包丁の物足りなさも十分補えます。たとえ忌むべき力とされていた血継限界であろうと利用できるものは利用する・・。
「ボクは再不斬さんの武器です 言いつけを守るただの道具として
お側に置いてください」
「フッ・・いい子だ」 (29話)
お側に置いてください」
「フッ・・いい子だ」 (29話)
「首斬り包丁」に「白」という武器を加えた再不斬は、七人衆の中での地位もグーンと上がったのかもしれないです。
どっちかというと白より鮫肌のほうがヤンチャで、言いつけを守るいい子とはいえない気がするんですがw でも、鬼鮫のチャクラを気に入っている間は、鮫肌も忠実な道具だったのかもしれないですね。
鬼鮫が鮫肌を語るときは、のろけているみたいw
「私の 大刀鮫肌は斬るのではなく・・削る!」(141話)
「私の 鮫肌は・・チャクラも削り・・喰う!」(146話)
「この大刀鮫肌は・・私しか 認めない」(258話)
こんな相思相愛?の関係が10年以上は続いてきたんですね。
コレだけ長い間一緒にいると、まさか今頃になって浮気されるなんて思わなかったのかもしれません。。
コレだけ長い間一緒にいると、まさか今頃になって浮気されるなんて思わなかったのかもしれません。。
いや、そう思っていたのは鬼鮫だけで、鮫肌のほうはいつも「鬼鮫よりもっといいご主人様」を探し続けていたんでしょうね。。
鮫肌の心まで読めなかった鬼鮫。ただの道具としてしか鮫肌を見ていなかったから、油断したのかな・・。
鮫肌の心まで読めなかった鬼鮫。ただの道具としてしか鮫肌を見ていなかったから、油断したのかな・・。
鬼鮫や再不斬・・・彼らは忍刀を手にしたその日から、敵を倒すことで刀の力を実感し、それが生きている実感になっていたのかな、と思います。
刀を失った鬼鮫は もはや生きる目的を失った生きる屍、それこそ「形骸化した」存在でしかない。。
刀を失った鬼鮫は もはや生きる目的を失った生きる屍、それこそ「形骸化した」存在でしかない。。
波の国、橋上の戦い。白を失ったあとの再不斬は急に戦意を喪失し、カカシの攻撃を防げなくなります。
「どうしてだ・・・なぜついていけない」(再不斬 31話)
それは 白という「ただの道具を超えた存在」を失ったことで、再不斬が生きる目的や生きがいを失ってしまったからなんだと思います。
「今のお前ではオレには勝てないよ・・・お前は気づいていない」
(カカシ)
(カカシ)
再不斬にとって、白はただの道具なんかじゃないっていうこと。
白がいるから、再不斬は強く在ることができた。
・・再不斬がその事実に気づいたのは、少し遅すぎました・・
白がいるから、再不斬は強く在ることができた。
・・再不斬がその事実に気づいたのは、少し遅すぎました・・
鮫肌がビーに憧れたのは、ただおいしいタコ味チャクラのせいだけじゃないのかもしれないですね。
ビーと八尾。 一見、共存不可能な「人間と尾獣」。
その昔、どこの里も尾獣を厄災とみなし、その力を押さえ込んだり道具として利用してきました。でも、ビーは違った。
尾獣を「大切な相棒」として受け入れたのは ビーが初めてだったのではないでしょうか?
尾獣を「大切な相棒」として受け入れたのは ビーが初めてだったのではないでしょうか?
人間と尾獣・・・そして人間と忍刀。
彼らの関係も、ただ道具として利用しあうだけではなく心を通い合わせた時、
本当の力を発揮できるのでしょうか・・。
本当の力を発揮できるのでしょうか・・。
「人は大切な何かを守りたいと思ったときに
本当に強くなれるものなんです」(白)
本当に強くなれるものなんです」(白)
にほんブログ村漫画ブログ投票よろしくお願いします☆