ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

ナルト世代のゆとり教育にあえて突っ込む?w

ナルト世代のゆとり教育にあえて突っ込む?w

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今日は最近気になる?ことにちょっとだけ 意地悪くw突っ込みます
気になっているのは、ナルトや我愛羅達の言葉遣い。
我愛羅は言っていることは素晴らしいし、とってもいい風影になったんですけどねw 
なんで、言葉遣いだけは・・ああなるんだろう??(個性と言えば個性なんだけどw)

一番どっきりしたのは、五影会談最初の一言、
「オレから話す 聞け」。。。・・おぃおぃ。

大先輩である土影やダンゾウ(ダンゾウはまぁいいけどw)の前で、いきなりこれか~。大胆すぎる。。でも我愛羅だけじゃなくって、カンクロウもテマリも敬語は全くダメ!w

「たとえ相手がジジイ(土影)であろうと」(カンクロウ)とか、
「これでも土影なんだから」「マダラが戦争を仕掛けてくるって宣言してんだぞ」(テマリ、カカシに向かって)

我愛羅たち3姉弟は風影のお子様だから、小さい時から大事にされすぎてたのか?とも思ったのですが(実際我愛羅は、過保護にもされてたんですよね、)
サソリも自分のおばあさんのチヨに「ババア」と散々悪態をついていましたねw
ま、サソリの場合は里やチヨとの間に確執があったせいかもしれないけれど。
でも言葉の問題は・・いまの砂隠れ全体の問題なのかも。

これが我愛羅たちの先生・バキ世代だと、きちんと敬語を使えています。
つまり、大戦の時代に育った人達は敬語を使えるんですねw
これは砂だけじゃなくて全世界的に共通しています。戦争では、上官の命令は絶対ですから、上下関係は当然厳しいものになる・・
礼儀の問題だけじゃなくて、戦場においては緊張感が無いと・・命取りになりますからね~。
かつての波風ミナト班でも、カカシやオビトはミナトの言葉には「ハイっ!」っていいお返事してます。ナルト達は「えぇ~っ」「いやだってばよ」なんて平気で言ってますけど(火影様にまで・・w) 平和な時代ならでは、なのかな~。

砂隠れの里は、九尾事件の前あたりから木ノ葉と合同演習を行いながら木ノ葉の教育システムを取り入れてます。
木ノ葉の教育っていうのは二代目がアカデミーを創設して、三代目の理念が生かされているみたいです。
「生徒達の資質を活かし個性を伸ばす」そして「ゆとりある空間で、ゆとりある教育」。(兵の書によると)

ゆとりある教育って・・・・?
平和な時代に育つこれからの子供達をのびのび育てたい・・優しい三代目の気持ちが込められている気がします・・・ がw ど~もどこかの国と似ていて、ちょっと「ゆとり」の捉え方を間違っているのでは?と思うことも;

前も書いたんですけど;授業中抜け出したりお菓子を食べたりできちゃう?甘い授業や イルカ先生に敬語をつかわない生徒達w・・・
この平和ボケっぽいゆるさ。。。これは指導方法のせいだけじゃなく、時代のせいももちろんあります。

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 「机でじっとなんかしてられっかよ」「先生、説教なら短めにね」w

世代的には、ど~やらイタチとサスケの間に線引きがあるみたいです。
イタチが1年でアカデミーを卒業してしまったことを「あの頃と今じゃまた時代が違うわ・・」とミコト母さんが言ってますからw
イタチはちゃんと敬語や丁寧語使ってます・・「アスマさん紅さん オレに関わらないでください」「カカシさん」とか。弟のサスケは「カカシ」って呼び捨てでしたが;(サスケが敬語を使ったのは父さんにだけ・・父さんはよほど特別な存在だったんですね)

イタチがアカデミーに通っていた頃は、戦争が終わったばかりで九尾事件の少し後。
その頃は雲隠れによる日向白眼事件があったり、まだまだ平和な時代じゃなかったんですよね。

他の里でも、似たような問題はあるようですw
あの強硬派古狸・土影が治める岩隠れの里ですら、戦争を知らない世代?のクロツチは土影相手にいいたい放題!w

「そろそろ引退するかじじい?いつまでも栄光引きずってんじゃねェ」w

・・・・クロツチ、皆の書のデータを見ると「歴戦のくのいち」。かっこいいんですけどね~。でもデイダラを「デイダラ兄」と呼んでいるので、まだ若い? クロツチはナルト世代に近いかな?

かつて強硬派だった土影も 今や腰に爆弾を抱えるおじいちゃん。
若い世代はオオノキの全盛時代を知らないから、結構のびのびしているのかもしれませんw
土影・・会談に出発する時も「土影さまぁ~!他の里長に一発かましてやれー!!」なんて からかわれてますしねw 
他里には「両天秤のオオノキ」として怖れられている土影、里では「可愛い頑固ジジイ」として親しまれちゃってる?威厳が通用する時代じゃないのかもw

雲隠れの里のナルト世代というと・・オモイ、カルイかな?
重軽コンビ、言葉遣いはかなり悪いですが(とくにカルイはね)、あれでも尊敬する師匠に対する言葉遣いはしっかりしているかも。いい加減そうに見えるビーも、敬語の使い方にはうるさいですw
サスケがビーに「アンタが八尾の人柱力か」といった時、
「いや八尾様ですか?だろ、そこ、人柱力様ですか?だろ そこ」と敬語指導?してましたっけw


一方で、他の里とちょっと違うのが霧隠れの里。
長十郎の言葉遣いの丁寧なことといったら!w 雷影をイライラさせるほどの丁寧な言葉遣い。

水影様も実にきれいな言葉遣いをされますし、青も水影様にはシッカリ敬語です。
そしてなんといっても霧隠れ・丁寧な言葉遣いの代表といえば、あの鬼鮫! 
とくにイタチには徹底して敬語でした。
あと白も再不斬には敬語でしたしね・・。(水月はちょっと言葉遣いダメですけどwそれでも鬼鮫先輩とか再不斬先輩とか・・七人衆へは少し配慮してるw)

霧隠れの里、今の水影さまにかわってから ずいぶんと改革されたと思うんですが、まだまだ古さも残ってるんですよね・・今も青が「我々の時代には」なんて血霧時代のことを懐かしむ?くらいですからw

さすがに「生徒同士の殺し合いをさせる、アカデミーの卒業試験」は再不斬少年の時代で終わったようですけど。でも言葉遣いから徹底して鍛え上げる教育システムは、抜本的にはかわってないのかもしれないですw
水影さまが会談に出発する時も・・長十郎には「シッカリ水影様をお守りしろ」と厳しい?先輩からのお言葉が; 

もっとも、長十郎の言葉遣いのよさは・・アカデミー時代に鍛えられたと言うよりは、忍刀七人衆に加わってから鍛えられたのかもしれないです。。
忍刀七人衆とは、つまり水影の側近。再不斬がそうであったように、暗部の一員である可能性もあります・・。暗部では、厳しい緊張感を伴う任務を行うためなのか、戦争中の忍のように上下関係もはっきりしていそうです。
木ノ葉でも、根ではダンゾウに対して徹底的な服従。そして敬語。
火影直轄暗部出身者ヤマトも、今でもカカシには敬語だし、カカシの命令には「ハイ!先輩」ですからw


過去の大戦を知らない世代・・つまり里同士の確執や、過去の栄光を知らない新しい忍たち。
彼らは既習の価値観にとらわれていないから、憎しみに囚われた忍システムをぶっ潰す勢いがありますw

過去の栄光を背負った土影を相手にひるまず?はっきりモノをいう我愛羅の言葉・・
「アンタ達はいつ己を捨てた?」・・・これが土影を変えましたし!
ナルトが雷影に直訴した時も「サスケを・・始末するのを止めてもらいてーんだ」
・・・敬語丁寧語無しの超ストレート表現。結局はそのストレートなところが雷影の心に残ったみたいでした。。。
純粋で飾らない心が、古い世代を動かしたのも事実なんですよね。

我愛羅のように・・多少言葉遣いが上から目線であったとしてもw・・行動が立派に伴えば周りも納得するんですねw

ちょっとハラハラするくらいの言葉遣いだったけどw、今の我愛羅は 雷影や土影も一目置くほど態度は立派でしたから(冷静さを失った雷影の攻撃を砂で止めたくらいだしw)
少しくらい、上から目線でも、ま、いいか~って気もしてくるから不思議w

我愛羅は兄姉に守られての「過保護生活」を一度切り捨てて、自ら切り拓いてきたから成長したんですよね。今までのナルトはちょっと守られすぎてきたかな?(これはカカシが少し過保護にした責任もあるなぁ)

ま、そんなナルトですが・・48巻「希望の花」で、長門戦最後のナルトの言葉
当初は「見ててくれ、エロ仙人!」だったのがwコミックス版では
「見ててくれ、師匠!」に変わっていましたねw

あれだけ「人前ではその呼び方(エロ仙人)はやめろっつーの」と言われても止めなかったナルトなのにw これ、ナルトが少し大人になったんだな~と思いました。自来也に「守られる存在」から、自来也忍道を継ぐ「後継者」としての自覚が生まれた瞬間だったのかな?と。
シカマルが「教わる立場から後輩を指導し守る立場へ」と自覚しているように・・ナルトも少しずつ変わってきてるんですよねw

ゆとりで育っちゃったナルトも、少しずつ自覚と緊張感が生まれてきたのかもしれない・・(サクラも・・独り立ちしようと必死なのかも、ね)



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