ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

途切れた会話・・その4  もう1つの「・・・これで最後だ」

もう1つの「これで最後だ」・・途切れた会話

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「・・これで最後だ」

「これで最後だ」といえば

この言葉を聞くと、まず「イタチ」を思い出します。アニメでは最近この場面でしたね。。
あの時イタチはなつかしいデコトンをして、サスケに己の瞳力を注ぎ込みました・・
イタチはサスケに万華鏡写輪眼を授ける必要があったのでしょうが、それはサスケを守るためだけではなくて・・将来の忍世界を救うために必要な力になると信じていたのではないでしょうか。

イタチがその力をサスケに託した本当の理由・・
「これで最後だ」に続く言葉は、もう聞くことが出来ません。今のサスケはその答えを知ろうともしていない。

サスケが冷静になって「なぜ、イタチがオレに力を託したんだろう?」と考える暇を与えないように、トビはサスケを連れ去って洗脳する必要があったのかもしれない。(先手を打ったのかな?)
「サスケ自身が選択したのさ」とトビは言うけれど、サスケが復讐を選択するように仕向けたのは紛れも無くトビなのだ。

もう1つの「これで最後だ」

そしてもう1つの 「これで最後だ」・・それは四代目がナルトの意識の中で言った言葉です。

「封印を組みなおす・・ だが これで最後だ 
木ノ葉はまだやり直せる 頼んだぞナルト」
(440話)

四代目とイタチ・・共にさいごに、最愛の者に力を与えてこの世を去っていきました・・
この2人がやったことは似ています。

九尾事件の時、息子に力を託して世を去った四代目。いつかはこの力をうまく使ってくれることを祈って遺したわけですが・・
ただし、九尾の力はあまりに強大ゆえ、使い方次第では危険なことになります。
そのための保険として、四代目は「ナルトが八本目の尾まで九尾化したら、ナルトの意識に出現してナルトを止める」仕組みを施していたんですよね。
そして四代目は、ナルトに九尾の力を与えた理由を話し始める・・・

四代目がナルトに力を授けた理由。それはトビに対抗するためには「特別な力が必要」だと確信したからでした。でも「その力をどうやって何に使うか?」までは四代目は語りませんでした。

「この力を使いこなすと・・信じていたからだ オレの息子ならと」

漠然とした言葉でw、使いみちはいろいろ?? 
あとはナルトが答えを出さないといけないんですよね。ただ、四代目が残した言葉の中に、小さいヒントはあります。

「あの時・・奴はオレの動きを全て見切った」
「特別な力がなければ(トビには)太刀打ちできない」
「オレの息子ならと」・・・

特殊能力(時空間への出入り)を持つトビに太刀打ちするには、「特別な九尾の陽チャクラを使うような力が必要」だということ、そしてその力とは四代目の血をひくナルトなら使えるはずの力である・・四代目がいいたかったのはそういうことかな?


自来也は何を読み取っていたか?

九尾事件をマダラの仕業だと考えていた自来也
ミナトが 九尾の力をナルトに遺した理由を、ずーっと考えていたのではないか?と思います。
そして、ミナトにかわって自分がナルトに術を伝授することを「ミナトの師としての使命だろうのぉ~」って思っていたんじゃないかな。。

自来也ってのは、すごく責任感が強い人だなぁ~と思います。
木ノ葉が雨隠れを破壊したことに責任を感じ、長門達の世話をしたり・・
ミナトの死後はナルトやカカシに気を配ってきたんだろうし・・
大蛇丸の事も友として責任を感じていました。

ナルトへの修行メニューを見ても、いかに自来也がミナトを思っていたかがわかります。自来也はナルトとの3回の修行で「ミナトがナルトに与えたかった力」を全て教え込もうとしていたようです。

1回目は「九尾チャクラの解放」「口寄せの術」
2回目は「螺旋丸」
3回目は「九尾チャクラの解放その2」と、「あの術」。

これらは全て「ミナトがナルトに教えたかった術」だと思うんです。ミナトは九尾の力をナルトに使わせたかったのだし、螺旋丸も「開発途中の術」であり いずれ息子に完成させてもらいたかったのかもしれない。・・・この2つはわかりやすいです。
残る「口寄せの術」と「あの術」の修行とは?

あの術について

「あの術」の解釈については、おおむね「九尾チャクラを使うこと」と解釈されているようです。
しかし私的には「飛雷神の術」じゃないか?と思ったりもしています。

自来也が「あの術」と言っているのは2回ほどあります(たぶんw)。
1回目は、251話 我愛羅救出に向かうナルトに自来也が言った言葉
「分かっているとは思うが・・あの術は使うなよ・・」

2回目は、370話、ゲロ寅に向かっていった言葉で
「いずれはあの術をナルトに完成させるのがあやつの遺志だとワシは思う」
(あやつとは、四代目のこと)

あの術の「完成」という言い方から、「既にある術をさらに進化させて完成させる」という意味だろうと思います。
四代目が完成させたかった術・・つまり四代目が開発した術といえば、螺旋丸のほかは「飛雷神の術」です。

飛雷神の術とは、印かマーキングを目印とした高度な時空間忍術です。
自分自身を、マーキングした場所に出現させる・・つまり自分自身を逆口寄せするようなものです。
「口寄せの術」は時空間忍術の一種ですが、たぶん時空間忍術の中では初歩的なものなのかな?
(口寄せの術そのものも、禁術になるくらい高度な術ではありますが)

自来也がナルトとの第1回目の修行でいきなり「口寄せの術」を教えたのは、将来的に「飛雷神の術」を教えたかったからじゃないかな? 自来也・・いきなりすぎると思いますが、次にナルトに会えるのがいつになるかわからない状況だったから、気持ちがはやってしまったのかも。

時空間を自在に行き来するトビは「四代目以上の時空間忍術」の使い手です。
トビはマーキングも印もなしに、空間を飛びます。サスケの目の前に突然あらわれて、驚くサスケに
「オレをなめるな・・こっちにはそれなりの能力がある」と話しています。
これで考えられるのは、(この前も何人かの方とお話をさせていただいたのですが)チャクラを感知してその人物のチャクラを目印に時空間から出入りしているのでは?ということなんです(453話:五影会談前夜!! )

今までのナルトは全く感知能力なんて無いタイプでしたけどw 仙人モードのナルトって、すごい感知系なんですよね(カカシのチャクラが無いこともわかっちゃったし;)
ナルトが感知能力を身につけたっていうのは、今後その能力が重要な役割を果たすんだと思います。
(キッシーは無駄な描写をしないお方での・・)

これで、あとは父ちゃんの術を受け継いで時空間にもぐれれば・・トビのように印もマーキングも無しにチャクラを目印にして時空間を飛ぶことができるかもしれません。。(飛んでるときって、どんなかんじなんだろう?w)
「あの術」が一体何なのか、これは1つの仮定にすぎず、まだ謎ですが・・3年もの時間を費やしているんですよね、たぶん(しかも、その修行のために封印を少し開けて・・ナルトが九尾化して失敗に終わっているようですw)かなり苦労したようなので、相当難しい術だったのでは?と思います。
(皆の書で・・あの3年間で、新エロ忍術の修行をしていたのは分かったけどw・・・
あの術が新エロ忍術なわけないしw)

話を戻します・・(逸れすぎ、すみません;)

イタチがかけた保険?

強大な力を授けること・・それは危険な賭けでもあります。
自分の死後、彼らがどのようにその力を使ってしまうか、わからないですからねぇ・・。
それで四代目は封印式に細工をして、ナルトの暴走を止められるように工夫したんですよね。

同じように、イタチも「保険」をかけているんじゃないかと思います。
サスケに「いつか、この力を使いこなしてくれればと」力を授けたわけですが・・サスケはその力を「復讐」のために使ってしまうかもしれない。イタチはそれをすご~く心配していました(というか予想していた)
そして、かけた保険が「ナルトに与えた、イタチの力(カラスの形をしていたw)」なんじゃないでしょうか?

「その力・・使う日が来なければいいがな」
(イタチがナルトに力を与えた時の言葉、403話)

その力を使う日・・っていうのは おそらく、ナルトとサスケが戦って サスケが力を暴走させた時に出現するものなのだろうと思うのです。
これ、九尾が暴走しかかったときに四代目の力が発動する保険と似てます。

イタチも四代目も・・愛するものに命を懸けて「最高の力」を与えただけではなく・・
それが暴走した時のための「保険」もちゃんと用意していたのかな?と思います。
それも、愛する者を想う気持ちから・・自分がいなくなったあとも、ちゃんと見守っているんですね。

四代目も似たようなことを言ってましたっけ・・

「八本目の尾まで封印がオレがお前の意識の中に出てくるように封印式に細工をしておいたのさ
 なるべくはそうなってほしくなかったが・・」(439話)

でも、そのおかげで四代目は息子に会えたから 結果として「イーブン」だったわけですw

いずれ、イタチがサスケの暴走を止めに入るとしたら・・やはりイタチも言うんでしょうか、

「・・成長したお前に会えるのは楽しみでもあったから・・イーブンてとこかな」
 (いや、ナイナイ、イタチは言わない・・と思うけどw)


☆いつも長駄文お読みいただき有難うございます。文章力なさすぎで反省;

☆今年ももうすぐ終わりますね!みなさん、元気で良いお年を!

☆来年も年明けから更新してまいります。よろしくお願いいたします!