ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

ヤマト(テンゾウさん)のこと  その2

ヤマト(テンゾウさん)のこと 2

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    「先輩・・どこが面白いんです・・?」

最近違った意味で?存在感が増してきたヤマト(テンゾウさん)。
ナルトの初代の首飾りが壊れて以来、役目が終わっちゃうのかと ちょっとだけ心配したのですが・・
まだまだお仕事はいっぱいありそうです。
初代火影以来唯一、木遁を使える忍・・木遁を使えるのは、ヤマトだけのはずだった・・・んですよねw

ダンゾウは、移植した部分(右腕)でしか木を出すことは出来ないのでは?と思いますが、
ヤマトは 体のすべての細胞が初代の遺伝子を取り込んだ状態のようなので・・印を結ぶことで多彩な木遁を発動できるみたいですね。

木遁って、すごく便利な術だと思います。。 何か1つ術が使えるとしたら、やっぱり木遁がいいかな~w

なんといっても、お役立ち度№1は 「四柱家の術」。

「自分のイメージの」家が建てられる術です。 しかも材料は、地下に眠る植物の根!
安価で豪華な家造りができちゃうんですから。しかも、お札を貼れば敵に家を発見されることもないという・・・・(隠れ家に最適w)

それにヤマト得意の「木分身」は、木に姿を変えたり 種子型になって発信機かわりにもなる便利な機能。影分身と違って、耐久性も抜群らしい。 

ヤマトは2つの性質変化を持っていますが、これを同時に使います。
「右手に土」「左手に水」

土と水の性質変化はカカシも持っているけれど、残念ながら同時発生させることは出来ないんですよね。。同時発生させられるのが、血継限界の力。

ヤマトが初代の遺伝子に適合できた理由の1つは もともとヤマトが土と水の性質変化を持っていたのかもしれない。ダンゾウは風の性質らしいので、体全体に柱間細胞を取り込むことは不可能(不適応?)だったのかもしれないですが・・  それで肩の一部分だけ、柱間細胞を移植したのかな。。?


ヤマトが26歳になる現在まで、大蛇丸は自分の実験の生き残りの存在に全く気づいていなかったようでした。 ヤマトの子供時代は「あまり木遁は人前で使わないこと」なんて注意されて育てられたかも・・。
ヤマトの存在自体が、木ノ葉の「機密」だったかもしれないです。。
木遁を使えるなんてわかったら、木ノ葉だけではなく、他の里からも狙われたかもしれないですしね~。
白眼も霧や雲に狙われた時代でした。

特異な眼で見られたり 特別扱いされた子供時代。。ナルトやカカシ、サスケに共通のものがありますが、ヤマトは過去をいつまでも振り返って考えこんじゃう性格では無いような気がするんです。
前向きでポジティブな考え方が、「全忍でゆいいつの木遁を使う忍」「実験体の生き残り」という周囲の期待や偏見を跳ね返してきたのだろうと思います。
そして、ここまで多彩に木遁を使いこなせるようになったのも、木遁使いという孤独な運命に抗わず、それを生かそうと努力した結果なのかもしれないです。
かわいそうな過去ではなく、ラッキーだったのだと思うように割り切って考えることができる性格なのかな。それがヤマトの強さの秘密?

ヤマトの割り切りのよさは、最善の判断となることもあるんですが・・たまに冷たく聞こえてしまうことも。

天地橋任務で、九尾化のダメージが抜けないナルトに
「だったらナルトは置いていくよ 一人で里に帰る力くらいは残ってるでしょ」
と言っちゃうんですよねw 
サクラが「カカシ先生ならそんなこと」って言ってますが、たしかにカカシにはこういう割り切った言動は出来ません。。


そして思ったことはっきり言ってしまうところもありますw
「こんなかっこ悪い先輩はじめてみましたよ」(角都戦でのカカシにw)とか
火影様(綱手)にたいしても「考えすぎなのでは?」とか・・

あるいは推測段階の考えでも、思いついたらすぐに口にしてしまうところもあるんです。
「サクラ、キミはほんとは・・」と言いかけたり、
「ここからは強引な憶測だが」と言って部下に憶測の話をしてしまうとかw

そういうところを、今でもカカシに止めらたりしてますが・・・w 懲りている様子も無い。
カカシに止められても あまり気にしていないんだと思われますw 
そういう割り切りのよさと、ハッキリした考え方のおかげで・・彼は「ただ一人初代の遺伝子を持つ男」というプレッシャーや、悲しい過去を乗り越えられたのだと思いますw

思ったことをすぐに口にしてはカカシに止められるヤマトですが、そんな単純な(ごめんなさい)ヤマトも、任務に関しては「慎重派」なんですよね。シュミレーションをしたり、きちんとした打ち合わせをしたり。そのあたりはさすがA型w

座右の銘は「石橋を叩いてわたる」。
これ・・もしかしたら、カカシに言われたことなんじゃないかな~と憶測してますw

暗部時代、組んでいたらしいカカシとヤマト(テンゾウ)。
ヤマトは何でもはっきり言うし、推測で答えをすぐに出そうとする癖があります(あるようにみえるw)
暗部の危険な任務では、より慎重で冷静な判断が求められる・・
「テンゾウ、お前これをお前の部屋に貼っておけ」とカカシが差し出した紙には・・

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・・・(先輩、貼るんだったら、もう少しきれいに貼ってくださいよ・・)

「石橋を叩いて渡ろう  カカシ」
と書いてあったのではなかろうか??(こういうのを憶測といいますがw)
いや・・カカシもああ見えてお節介ですw
ナルトの部屋に「野菜を食べよう カカシ」と書いた紙を貼らせたw過去がありますから。


ヤマトが口癖のように言っている言葉、

「こうみえても追跡は得意なほうでね」(33巻)
「こうみえても尾行は得意なほうでね」(49巻)。

このセリフは・・
「こう見えても私 追跡のプロでして」(29巻)と語るカカシの言葉にそっくりですw

カカシが追跡のプロだったのは 暗部時代のことだと思うんですが・・カカシのこのセリフを、ヤマトは横で聞いていたんでしょうね。自分もこの決めゼリフ?を使ってみたいって思っていたのかもw

「ボクはカカシさんとは違う」。
確かに考え方は違うけれど、憧れの先輩であるカカシの影響は少なくない・・かも。

2人とも、自分の意思とは関係なく・・・「他者の能力の移植」という運命を与えられることになったという点では似たものがあります。
同じような運命の枷を与えられながら、カカシのように一生後悔を背負う生き方もあれば、ヤマトのように前向きな生き方もある。。(移植された状況が違うせいもあるけれど)


ヤマトのこだわり

ヤマトが自分で望んだわけではない「木遁」という血継限界。
彼がそれをポジティブに受け入れている証拠に、「木遁への愛情とこだわり」があります。

ダンゾウの木遁は、印を結ばずに腕からニョキニョキと木を出すものでした。
体の一部から木の盾を作り出して防御する術は ヤマトの術ともにているんですけれど、ちょっと違う。
っていうか、かなり違うw

ダンゾウは とっさのこととはいえ、製材も剪定もしていない そのあたりのボサボサの木を腕に生やしちゃってますけれど、
ヤマトは 「木錠壁」というきれいな半円形のシェルターを造ったり、きれいに製材した木材を出すのですw
趣味が「建築関係の本を読むこと」って言うだけあって、ヤマトの木遁には、芸術作品とも言えるようなこだわりがある。

強いだけじゃなくて、美しく・・・ヤマトの木遁への愛情が伝わってくるのです。