ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

油女シノ・寡黙なる熱い男  (NARUTO登場人物雑考)

寡黙なる熱い男・油女シノ(1/23誕生日)

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シノ 「オレが決める なぜなら任務に参加している以上
  今度こそ役にたたねばならない」
キバ 「ったく まだ根に持ってんのかよ!」

キバ 「へっ!珍しくやる気じゃねーの!シノ」
シノ 「当たり前だ 何故なら前の任務は仲間はずれだったからな」

キバとの掛け合いは絶妙。

紅班に所属しながら、どちらかというと油女一族として父親シビと一緒に任務につくことのほうが多かったのかな、シノは。
そのせいで、3年前(そろそろ4年前?)のサスケ奪還任務に参加できなかったことを今でも根に持っているのです。

サングラス(眼鏡)で目を隠しているし、体をすっぽり隠す服装・・・
顔の表情はほとんど読み取れないし、会話も全部「何故なら~~~だからだ」みたいな理屈っぽい口調で、何言っているかわかりにくい。

油女一族の宿命なのか、幼い頃から蟲を体に宿し 蟲との対話に集中する修行を積む。秘術を扱う一族ゆえ一族での行動が多かっただろうし、あまり人付き合いは得意じゃないみたいです。
あ、でもシノは人付き合いがキライではないのです。本当は人懐こいのですが、わかってもらえないみたい・・・

シノがまだ幼かった頃。 蟲ウジャウジャだった仔シノ(って言うのかな)は「キモいって!」「あっちいけよ!」なんて容赦なく言われてしまったことだろう・・子供は正直で残酷だから。 確かに蟲ウジャウジャは怖いかもしれない。
・・・シノは寂しかっただろうな。。
(ん~、いろんな人の子供時代を考えてみると、苦労したのはナルトだけじゃないってよくわかってきます)

油女一族は本家、分家?数家族はいるらしいです。シノの一族(油女シビ一族)が扱うのは寄傀蟲を操る術。見た目は小さなゴキ・・蛍みたいな感じの蟲。
最近登場した、根の「トルネ」は油女シクロの子供(あるいはシクロの遺伝子を持つ者)で、ナノサイズの毒蟲を体に宿す秘術を扱ってました。

トビは油女一族に詳しいのか、最初にシノに会った時も「キミ油女一族かぁ!」って驚いていました(ちょっと懐かしいな~的な)
しかし、シノの術(蟲玉)を見ても特に驚いてはいないから・・シノの術は油女一族としては「ごく一般的な術」なのかもしれません。
なのにトルネの毒蟲攻撃(触れたものを毒に感染させる)を見たトビは「シクロのガキだな!」。
油女シクロは一族の中でも有名な存在だったのでしょうね(シノ父シビよりも有名だったのかな)

シノにとって、同期の仲間はかけがいのない外界とのつながり。シノだって蟲とばかり話しているんじゃ退屈ですよねw それだけに、シノは同期と一緒の任務を本当は「とても楽しみ」にしているんじゃないかな?
でも素直に「オレはお前たちといると楽しいんだ」なんて言えないんだろうけれど。
(ポーカーフェイスでクールだからというより、実はシャイなのではないかなw 照れ屋?)

「オレも一緒に連れて行ってくれ」とか自分から言えないタイプのシノは、出来れば仲間に気持ちを「察してほしい」?
「シノ、一緒に来てくれるか?」「・・・しかたない、一緒に行こう。何故ならそれが仲間というものだからだ」なんて展開を密かに期待しているのでは?  で、その気持ちを察してもらえないと、ひがむのかも。

「キバにはすぐ気づいたものだな・・ナルト」(32巻)
(ナルトに気づいてもらえなくて、僻み続けたシノ)

誰にも気づかれないほど気配を感じさせない存在感。。それは忍にとって大切なことのはずなんですが、シノの場合は嬉しくないかも。。。気づいてほしいんですよね、シノは。

気づいてもらえなかった・・・これが、シノ因縁の「サスケ追っかけ任務」最初のできごとでした。

第一回目の「サスケ追っかけ任務」(正式な名称ではありませぬ)。
木ノ葉崩しが始まった時、サスケは一人で我愛羅を追って出て行きました。そもそも、それはゲンマ(中忍試験試験官、特別上忍)からの命令だったのですが。ただしこの命令は、非常時だったとはいえ・・サスケには無謀だったのですね。我愛羅はバケモノ化しかかってましたから。

危険を感じたカカシが パックン隊長?以下第七班ナルト・サクラ+シカマル(シカマルは、カカシが優秀だと判断して選んだのでしょうが)でサスケを追わせるのです。
シカマルとナルトをたたき起こして、サクラ、パックンは出撃するのですが・・・

実は、会場には幻術にかかっていない忍がもう一人いたのです・・・シノ。
その静かな存在感ゆえか、カカシに存在を気づいてもらえなかったのでした、チーン・・・。

この時からシノの「サスケ任務」に外れてしまうという因縁がはじまったのですw
シノってすっごクールに見えるんですが、実はとってもハートが熱い。
この時「指名してもらえなかった」シノは、自分の判断でサスケを追っていくのです。

そして、2回目のサスケ追っかけ任務(サスケ里抜け時の奪還任務)。
この時のメンバーはシカマル、ナルト、キバ、チョウジ、ネジ。
シノは残念ながら、この時もオヤジさんとの任務で不在だった・・
そしてこの時のことを3年(4年?)経ったあとも、根に持っているのです。

そして3度目の正直?
3回目のサスケ追っかけ任務となった「イタチ拘束任務」で編成されたカカシ班+紅班小隊。
出発の日、今度こそサスケを連れて帰ると熱くなるナルトに 気持ちが焦るサクラ。
その中で、実は密かに熱くなっていた忍がいた・・・
シノだ。
・・・(何故ならば 今度こそ今までの屈辱を挽回する時が来たからだ?)

でもシノは、ただ、いじけていただけではない・・(多分ですが。)
サスケを救いたい気持ちも人一倍熱かったのではないか、と思うのです。
熱く滾るハートは普段表には出さないのですが、シノは優しい気持ちも持っている人です。
とくに親しかったわけじゃないだろうけど、サスケという大切な仲間を失いたくはないのだ。。

サスケ処分決定を話し合う同期の中で、ショックを受けるいのや、第七班を心配するシノの姿がありました・・・

 
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「大丈夫なのか・・いのがこれだ・・だとするとサクラやナルトは・・」

表情をあまり変えないクールなシノですが、この時はちょっとだけ眉毛をしかめているのが見て取れる(珍しいちょっとへの字型になったマユ)
眼鏡(サングラス、ゴーグル?)のせいで、眼は見えないんですけどね。

蟲のチャクラの影響で蟲眼にでもなっているのかと思いましたが(キバが犬目になっているみたいに)
でもトルネの眼を見る限り、油女一族の眼はごく普通の眼のようで残念です(残念っていうこともないだろうが・・)

でも小さな蟲の動きを見極めるのですから、油女一族の眼、、視力抜群だとは思います。あのサングラスに、蟲チャクラを見分ける効果でもあるのかな・・?
(それとも空を見上げることが多いわけだから、単純にサングラスかも・・)

シノのコートって、けっこうおしゃれなんですよねw 背中にポーチ?をその日の気分で付け替えられるようになってる。
でも面白がってポーチのファスナーを開けようものなら・・・大変なことになりますよ・・?

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では、最後に一言シノからのメッセージ・・・・

「久しぶりに会ったとしても・・仲間の顔ぐらいは 覚えておくものだ・・
何故なら 話しかけた側が ツラいことになるからだ」