ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

九尾事件の謎:自来也が受け取った、ミナトとクシナの想い クシナ人柱力説の可能性 その2

九尾事件の謎:自来也が受け取った、ミナトとクシナの想い クシナ人柱力説の可能性 その2

イメージ 1
 
 
クシナ人柱力説とかいいながら、話脱線してますが・・・w 話を戻して、『クシナが九尾の人柱力だったのではないか?』と疑ったかという理由ですが。・・・・これはいくつかあります。 

まず最初に。
「16年前の九尾が出現した当日、ナルトが生まれた」ということ
あの日生まれたばかりのナルトに、九尾の陽チャクラが封印された。 なぜ、九尾事件はナルトが生まれた日に起こったのか?
マダラが火影の子供誕生のタイミングを狙ったとも考えられるし、ナルトの誕生と九尾が実体化してしまったことに関連があるとも考えられる。。。
前の記事に書いたように、九尾が火影によってこっそり管理されてきた可能性もあるわけで。 もしクシナ(=火影の妻)が九尾の人柱力となっていたとしたら、 人柱力が出産という不安定な状況になったタイミングを、マダラが狙ったという可能性も無いわけではない。
 
そして2つめ。

里で、ただ1人・・・四代目だけが、最初から「九尾は自然発生ではない」とわかっており、誰にも告げず一人で術者トビと戦い、その真相を誰にも口外せずに逝ってしまったこと・・・。
 
 なぜ、四代目はトビの存在や、九尾が自然発生ではなかったことを隠す必要があったのだろう?
里にとって危険な「トビの存在」まで、なぜ四代目は自来也にすら黙っていたのだろうか?
 
四代目は、ゲロ寅にナルトの封印の鍵を渡しているし、ガマブン太ともあの日行動を共にしていた・・・なので、ガマ経由で自来也に「伝言」することは出来たはずなのだ。 でも、事件の真相をミナトは自来也に伝えようとしなかった。

それは九尾は里が隠し持っていたことや 人柱力が里に存在したことを 黙っておくつもりだったのではないだろうか? それもクシナが関わっているとしたら、特に。
 
さらに3つめ。

ミナトが開発した術・・・・屍鬼封尽、螺旋丸、飛雷神の術。 屍鬼封尽とは、自らの命を犠牲にして対象者の魂を永劫の時へと封じる究極の封印術。なぜ、命がけとなる「最悪の事態に備えた究極の封印術」をミナトは開発したのだろうか?
と考えると・・・・四代目は九尾が出現する可能性を、予想していたのではないだろうか とも思えてくる。
何者かが九尾を狙っていることを察知していたのか、あるいはクシナの出産という「危険」な時に九尾が出現する「最悪の場合」を予想していたのではないだろうか? 
そして屍鬼封尽のことを、里で他にもう1人「三代目火影」だけが知っていた。「九尾が出現する最悪の場合」について 三代目と四代目は予め話し合いをしていた可能性があるのだ・・・。

ミナトとクシナ・・・この2人は、ナルトが生まれる時に九尾が狙われるという最悪の可能性を予想していたのではないだろうか?そして、その時に2人は命を賭ける覚悟もしていたのではないだろうか・・・?
 
そう仮定した上で、ミナトと自来也の「幸せそうな、最後の?会話」を見ると・・・ ちょっと違ってみえてくる・・。

 
ミナトと自来也・・・最後の?会話
 
自来也は死の直前にミナトとクシナを思い出していた・・・ あれは自来也が最後に見たミナトとクシナの姿なのだろうか。 (42巻382話)
 
今から、だいたい16年ちょい前。 あれはミナトの自宅を自来也が訪ねたのかな? あの時のクシナは、もう かなりおなかが大きくて・・・ナルト出産の少し前だったようだ。 
クシナはちょっと、はにかんだ様子を見せるかわいい女性。「子供の時にはおてんばでおしゃべりだった」という綱手の回想が信じられないほど、おとなしそうに見える。
 
ミナトが子供にど根性忍伝の主人公「ナルト」の名前をつけたい、という話をしていた時・・・思わず
「ナルト・・・素敵な名前です」と 登場してきたクシナ。 
それまでは自来也とミナト2人の邪魔をしないようにとの配慮なのでしょうか、クシナは別の場所で控えていたようなのに・・・・ 子供の話になったもので、黙っていられなくなって出て来たという感じw
 
あの時の自来也は、名付け親になって嬉しそうだった・・・。 最高に嬉しいプレゼントをもらった自来也は、あのあと幸せな気分で再び創作活動の旅に出たのではないか?と想像w(今度はお得意のエロ要素満載の「イチャイチャシリーズ第1作目」を書く旅にw )
(前にも書いたのですが;)あの日は、敬老の日というか父の日というか・・・自来也孝行だったのか?と思えるような一日。
 
でもまるで・・・・ミナトとクシナが 最後に自来也に感謝の言葉を伝えたかったようにも、見えるのだ。
そして、自分たちに何かがあった場合、生まれてくる子供を頼みますと言いたかったのでは?とも思える。
 
あの頃にはすでに何かに備えて、「屍鬼封尽」も開発済みだったはずのミナト。
ミナトとクシナが、悪い事態を想定していたとしたら・・・ あれは、自来也への「遺言」であったようにも思えてしまう。
 
そして、その直後に九尾事件が起こった。
でも、しばらくの間・・・自来也は「あの九尾の襲撃は 偶然起きた自然災害」と思っていたのだ・・・・最近までは。
 
 
自来也が「九尾事件は人為的なもの」と気づいた「最近」とはいつ?
 
「最近になって」あの事件は自然発生したわけではなく、人為的に起こされた事件だったと疑うようになった・・・と言っていた自来也 
「最近」とはいつのことなんだろう?
 
 これは推測ですが、4年前くらいではないだろうか?
・・・《暁なる組織が、九尾を含む尾獣を狙っているらしい》という情報を手に入れた頃。
つまり、ナルトに最初の修行をつけるために、久々に里に戻ってきた頃です。あの頃から、(それまで直接関わっていなかったナルトに) 自来也は積極的に関わり始めているんですね・・・。
 
「もしかしたら、九尾事件も人為的なものだったのではないか?」「あのマダラが生きていて、九尾を狙っているのではないか?」と考えるうちに、ミナトは何か重要なことに気づいていて悪い事態を予測していたのではないか?と・・思うようになったのだろうか。
 
そして最近(4年位前?)になって、ミナトとクシナと最後に交わした会話を思い出したのではないだろうか・・?
 
 
自来也の「想い」
 
「先生だからこそです・・・ 本当の忍の才能を持つ立派な忍で あなたほどの忍はいませんからね」
(九尾事件直前のミナトのことば)

 ミナトらしい、率直で素直な言葉なんですよね・・・。お世辞でもごますりでもない。
それでも、真正面からこんなにもストレートに師・自来也に「感謝と尊敬と信頼」の言葉を伝えたのは  あのミナトとはいえ珍しい事だったのかも。 
自来也はまっかになって照れていましたから・・・・・w
 
でも思えば、この言葉こそ「自来也先生こそ、最高の師匠です。心から尊敬し信頼しています・・・どうかナルトをよろしくお願いします」という意味だったようにも思えるんです。
 
自来也は 「ミナトはワシに、ナルトを託したのだ」と気付いたら、いても立ってもいられなくなった?それで急いで里に戻ってきたのではないだろうか?(4年前の、中忍試験本選前。)
 
そして、ナルトを早く預かりたかった自来也は、カカシにこんなことを言ってナルトを借りようとしていた・・・w 

「ナルトの見張り役として三代目がお前を指名したのは納得のいく判断だ・・・ が、お前のレベルでも手が回らなくなるかもしれんからのォ」(143話)
 
カカシじゃ物足りなくて心配だからナルトはワシが預かる、というのなら・・・・・この1ヶ月間限定でナルトを預かるっていうのもヘンな話。この先ずっとワシがナルトを預かる、というのならわかるんですが・・。
 
ようするに、「ワシはミナトから直接ナルトを託されているんでのォ、教えたいこともあるんでの。ナルトをワシに少し貸してくれんかの~?」ということだったのだろうと思いますw 
 でも、「公認ナルトの先生」であるカカシに対してそんな事を言ったら悪いな~と気を遣って言い方を考えているうちに・・・あんなヘンな言い訳になっちゃったのかな?結果としてちょっと意味不明になっちゃっているところは、自来也らしい不器用な優しさというかw
 
ミナトとクシナの「想い」に気付いた自来也は、その後ナルトに全てを注ぐようにして「四代目が遺した術」を教え込んでいったように感じる・・。 ちょっと焦りすぎでは?と思えるぐらいに。
カカシにも「(螺旋丸)を教えるにはナルトはまだ幼すぎる」と言われてしまったほどだった・・・。

自来也はなぜ、あんなに急ぐようにして「口寄せの術」「螺旋丸」「あの術」と・・・・たて続けに「ミナトと同じ術」を ナルトに教え込もうとしたのだろうか??
 ・・・最近までミナトの「本当の想い」に気付いていなかったことを悔い、それまでの時間を取り戻そうと必死だったのか?
あるいは自来也は自分の死期を予感していたのだろうか? 

・・・・・自来也は、後悔ばかりの人生を歩んでいた。

「友を止めることも出来ず 弟子と師を守ることも出来なかった・・・」(死に際での自来也の言葉)
 
弟子を守れなかった自分を責め、せめてミナトとクシナに託された思いをしっかりと受け止め、それを果たすことが・・・・自分に残された、最後の責任だと思っていたのかな・・・・?
これだけはなんとしても果たすぞ、という亡き弟子への想いが 自来也をあんなにも駆り立てていたのだろうか。
 
16年前の「師弟最後の会話」。あの時にミナトとクシナが本当はどんな思いを秘めていたのか。
あの笑顔から、その秘められた想いを推測するのは難しい・・・。
 
 
(いつもながら、まとまりの無い文ですみません その3「ミナトとクシナの諦めない選択」)
 
 
イメージ 2にほんブログ村ランキング参加しております。。
長駄文読んでくださった方・・・ついでにどうか投票クリックをお願いいたします
(ずうずうしいってばよ・・・)ありがとうございます。