ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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「ミナトとクシナのけして諦めない選択」・・ クシナ登場の謎と クシナ人柱力説の可能性 その3 (497話感想別記)

「ミナトとクシナの、けして諦めない選択」・・    クシナ登場の謎とクシナ人柱力の可能性その3  (497話感想別記)

さて。今週号 なぜクシナがナルトの意識の中に登場したのか??という話です。
(個人的な意見じゃけんね!w これはたたき台として。 皆さまのお考えを教えてくださると嬉しいです)
 
 
まず、クシナ若い! 見た感じ、自来也の回想に出てきた、おなかの大きいクシナと同じですね。
老けてない・・・そして四代目と同じような状況で、ナルトの意識に出てきましたよね。
これはもうクシナは生きてはいない・・と思ったほうがよさそうですね、どうも。んー。
(でもナルトと会えたからいいかな!w)
 
・あのクシナは・・・何?
 
カカシの分析によれば、ナルトの意識の中に四代目が登場したのは「屍鬼封尽の術式の中に己の精神エネルギーを閉じ込めておいたんだろう」ということだった。
あのミナトは、「精神エネルギー」だった・・・。
そして「そろそろチャクラも薄れてきた・・」と発言してます。つまり、あのミナトは精神エネルギーでありチャクラだった。
今回登場したクシナも、ミナトと同じような「精神エネルギー(チャクラ)」じゃないか?と思えるのです。
 
・登場の「タイミング」
 
前回、四代目が登場したタイミングは「八本目の尾まで封印が開放してしまうとナルトの意識の中に出てくるように封印式に細工をした」と言っていました。ミナトはナルトのおなかの封印がグルーっと回され、あと一歩の状態まで開いてしまうと 出現するように術式に細工されていた。
 
で、クシナが登場したタイミング。
こちらのほうは、封印はナルトが鍵で全部解放し、既に九尾が飛び出して戦っている状態。
そして、ナルトが九尾のチャクラを取り込み、九尾の意識に支配されそうになった時にクシナが登場しました。
このタイミングを見る限り、クシナの精神エネルギーは「九尾のチャクラに閉じ込められていた」という感じがするのですが・・・
もしそうだとしたら、クシナはどうやって九尾のチャクラ(と九尾の意志)と共に登場したんだろう?
 

.・四代目はなぜ、九尾を屍鬼封尽する必要があったのか?(命を落としてまでして)
 
これが一番最初に起きる疑問なんです。
普通 人柱力を作る時、尾獣を弱らせたあと術で壺や巻物などに封印し、あとで新しい人柱力に尾獣を封印する。 モトイの回想に出てきた昔の八尾も そうやって前の人柱力から引き抜かれ、ビーが新たな人柱力になった。 
我愛羅も、まだ母の胎内にいるときにチヨの憑依の術で守鶴を憑依させられた(母加流羅は出産時に死亡)。
九尾事件の時に暴走した九尾を壺なり巻物に封じ込め、あとで憑依の術で人柱力(ナルト)に九尾を封印すれば良かったんじゃないの?とも思う。
そうすれば暴走した九尾を止めることも出来たし、ミナトも屍鬼封尽を使って死ぬ必要は無かったわけだし。
でも、ミナトは九尾を半分(陽チャクラ)だけをナルトに封印し、残りの陰チャクラは死神の腹に「屍鬼封尽」で封印した(自分の命を引き換えに)。・・・なぜだろう?

九尾の陰チャクラをナルトに残すと ナルトが将来危険な目にあうと判断したのか?
あるいは「九尾」「十尾」の完全復活を防ぐためだったのか。
 
先週号の感想で、「ミナトは自分の命を犠牲にしてでも、九尾の陰チャクラは永久に葬り去る必要があった」という否定的(悲観的?)理由を書いちゃったのですが、
もしかしたら「ミナトは自分の命を犠牲にしてでも、九尾の陽チャクラだけを ナルトに封印したかった」・・・という「肯定的な」理由があったのか?という気もします。
 

・「チャクラ」というのはそもそも、何なのか?
 
チャクラとは、体内で「精神エネルギー」と「肉体エネルギー」を混ぜ練り合わせてつくるもの。
(臨の書による。)
そしてチャクラは「陰」と「陽」に二分できるらしい。
 
陰陽の説明はまだ出てきていないので仮説ですが、この陰と陽こそ、精神エネルギーと肉体エネルギーのことじゃないか?という気がします。
 
陰=精神エネルギー、
陽=肉体エネルギー。
 
チャクラとは陰(精神エネルギー)と陽(肉体エネルギー)から成り立ったものでは?
 
《六道仙人の息子のうち、兄が「精神エネルギー」を受け継ぎ、弟が「肉体エネルギー」を受け継いだといわれています。ぶっちゃけ兄の方が陰(陰とは精神、月)、弟のほうが陽(陽は肉体、太陽)のイメージだからそう分けたんですがw》
そしてチャクラは陰と陽が揃っていないとうまく存在できないのではないだろうか。表と裏、陰と陽、かならずワンセットなのでは? 
そして、陰と陽が互いにプラスマイナスで強く引き合って存在するのではないだろうか?
つまり、一般的な人柱力の場合、こんなかんじで「人柱力と尾獣」のチャクラは存在しているんじゃないだろうか?
 
イメージ 1
 
            《互いの陰と陽がくっついて、密着した状態。》

つまり、
尾獣の「陽チャクラ」と人柱力の「陰チャクラ(精神エネルギー)」は密着しており、
尾獣の「陰チャクラ」と人柱力の「陽チャクラ(肉体エネルギー)」が密着している
(もっと簡単に、っていったじゃん・・;ってナルトに言われそう・・)
・・・という状態で 尾獣チャクラと人柱力のチャクラは密接しているのではないかな?と (想像ですがw)

たとえば、人柱力は、尾獣チャクラを抜かれると死んでしまいます。
それは、なぜなんだろう?と考えると・・・尾獣チャクラを抜くと 密着している人柱力のチャクラまで一緒に抜けてしまうってことじゃないだろうか?(つまり、人柱力のチャクラもゼロになる)
・・・だから人柱力も死んでしまうのでは?

と、いうことは。
クシナの精神エネルギーが何故、九尾のチャクラ(と意志)と一緒に登場したのか?という点に話を戻しますが、
これは「九尾の陽チャクラ」に「クシナの精神エネルギー(陰チャクラ?)」が密着していたからだと仮定すると、”クシナは九尾の前人柱力だった”可能性があるような気がします《可能性の1つという話であり、絶対そうだ!なんていえないw》
 
前にイーブン父ちゃんが出てきた時の仕組みですが、
ミナトは九尾だけじゃなく、自分自身のチャクラも「陰」(精神エネルギー)と「陽」(肉体エネルギー)に二分したのではないだろうか。
そして「陽」は 九尾の「陰」と一緒に屍鬼封尽で死神のおなかへ・・
「陰」(精神エネルギー)は 九尾の「陽」と一緒にナルトの中へ。
さらにミナトの陰チャクラと共にナルトに封じられた「九尾の陽チャクラ」には、クシナの「陰チャクラ」が密着していた・・・・ということではないか、と。《可能性という話ですぞw》
イメージ 3
 
(図でいうと、こういう感じ)・・・ごちゃごちゃですねw
 
つまり、ミナトが屍鬼封尽して死神の中に封印してしまったものは、
「ミナトの陽チャクラと、九尾の陰チャクラ(九尾の陰+クシナの陽チャクラ)」であり
ナルトの中に封じたものは
「ミナトの陰チャクラ(精神エネルギー)と、九尾の陽チャクラ(九尾の陽+クシナの陰・精神エネルギー)」なのでは・・?
ミナトとクシナは、お互いチャクラ半分ずつ一緒に「ナルト」と「死神」のなかに入ったってことになりゃせんだろうか。
 
(ま、自分で言うのもなんですが、もっと単純な仕組みのような気もしますが・・・w)

クシナが人柱力ではなかった場合、
ミナトは 自分とクシナの精神エネルギーをナルトに閉じ込める為に、
ミナト、クシナ、九尾の3つをそれぞれ陰と陽に2分割し、ミナトとクシナの陰(精神エネルギー)をナルトの中へ閉じ込めるように 封印式を組んだ、ということになりそうですが・・・
ただこの場合、なぜクシナまで死ななくちゃいけなかったんだろう?という疑問を感じちゃうんですけどね・・。
生きていてナルトをずっと守るのでもよかったのでは?とも思ったりします・・。
 

・クシナが人柱力だとしたら?
 
ミナトとクシナ、2人が命を落としているという事実から考えると・・・クシナの死は避けられない状況だったのではないか、という気もします。
 
人柱力が妊娠・出産する場合、体が不安定な状態になり、体力も落ちる。尾獣チャクラもかなり不安定になる可能性はありそうです。 今週の497話感想でも触れたように、人柱力の体力が弱ると、尾獣チャクラは抜き出しやすい状態になる。
・・・しかも、ナルトが生まれた10月10日。その夜は「満月の夜」でした。(中秋の名月の満月だったのでは?)
 
「満月の夜には、あいつの血が騒ぐ・・・」 (11巻の我愛羅
 
我愛羅の一尾・守鶴も満月になると暴走気味のようでしたし、マダラが九尾を従えて柱間と戦った夜も満月。満月の夜に九尾(尾獣)が不安定になるのは確かなようです。

出産予定日に近い「満月の夜」・・・(もしクシナが九尾の人柱力だったとしたら?ですが。)
この日に九尾が不安定になり、クシナから抜け出してしまう可能性を、ミナトとクシナは予め予想していたということもあるかもしれない。。マダラが現れて九尾を操ろうとする状況まで想定していたのかどうかははっきりしませんが、何者かが利用する可能性も想定していたのかも。
 
尾獣が人柱力から引き出されても人柱力は死んでしまう。
ナルトを出産することは、(もし人柱力だったらですが)クシナにとって命がけと事前にわかっていたのではないだろうか?
そして、我が子とクシナのためにミナトが考えた「最善の策」が「屍鬼封尽」と子供に九尾の陽チャクラだけを封印する方法だったのではないだろうか?
 
屍鬼封尽」という術を、なぜミナトが予め開発していたのかということや
ミナトが九尾と戦うのではなく 1人で《内緒で》九尾を操っている人物と戦っていたという事実から考えると、ミナトは予め九尾出現の可能性を予測していたような気はします。
 

・.「九尾の陽チャクラだけを」ナルトに封印した理由?

九尾のチャクラだけをナルトに封印した理由は、ミナトは自分だけでなくクシナも(精神エネルギー状態で)ナルトの中で生き続けさせ いつか成長したナルトに合わせてやりたかった。・・・ということじゃないだろうか?
精神エネルギーがナルトの精神のなかで生き続け、ナルトの中からナルトの成長を見守り、成長した時に会えることは・・・四代目が「実証済み」。
 
四代目が自らの命を懸けて九尾を二分し、片方だけを残した理由は、
「父と母が、ナルトの中で精神エネルギーとして存在し、守り続ける」ためだった
!?

父四代目は「ナルトが九尾化してしまいそうになった時、止める役」。
母クシナは「ナルトが憎しみに負けないように、守る役」として。
 
あの時。自来也を自宅に招待して、今度生まれてくる子に「ナルト」と名付けたいと語った時のミナトとクシナ。
あの時にはすでに、2人は覚悟していたのではないだろうか・・・・?
 
あの二人の屈託の無い笑顔を見ていると、でもそれは「悲しい選択」ではなく、「希望と喜び」に満ちた選択だったのだと思える。
ずっと息子と共に在り続けられることを確信しての、未来を見据えた笑顔だったのだろうか。

クシナの好きな言葉は、「最後まで諦めない」(者の書による)。

命がけの屍鬼封尽とナルトへの九尾の封印は 里を守る為にしかたなく行った「諦めの選択」ではなく、
ミナトとクシナが未来に希望を託した息子への愛情いっぱいの「諦めない選択」だったのではないだろうか?
 

☆長駄文お読みくださって感謝。
 
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