ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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クシナ=九尾の前任人柱力ということについて(過去に考えたクシナ人柱力説のまとめ・・)

 クシナ九尾の前任人柱力ということについて(過去に考えた クシナ人柱力説のまとめ・・)

499話感想では、ナルトの六道化のことをメインに書きたかったので、クシナのことまで入りきらなかったので・・・別記事にしました。
 
クシナが九尾の前任人柱力であったことは、前から考えていたことではあったので (ああ やっぱりそうか・・・)という感想ではありました。 でも、それはクシナの死を意味しちゃうので、本当は生きていました・・・という展開であってほしいな~という願望も少しはあったんです。 だって、辛いもんね・・・。
 
この話は 今までも度々書いたり、数名の方々と意見を交換し合ってきた話題の1つなのですが・・・・それは 九尾事件のことを考えていた延長線上で付随して出てきた問題でした。 
なぜ「クシナが九尾の人柱力であったという疑惑がでてきたのか?」ということを、簡単にまとめてみました。 (過去記事の内容をまとめてみたものです。)  ご参考までに!
 
 
1.なぜ四代目は「九尾事件」が天災ではなく「黒幕が起こした事件だった」ことを秘密にしていたのか?という疑問。
 
九尾事件当日里の人々が九尾と戦っていたのに・・・・その間、なぜか四代目火影は「不在」だったんですよね。
 
  「四代目が来るまで足止めをかけろ」 (里の忍たち・・・1巻、第1話、イルカの回想)。
 
なぜ、四代目はすぐに九尾のところに駆けつけなかったのかのか?これはず~っと謎でした。
それがやっと判明したのは47巻440話になってからです。四代目は離れた場所で、事件の黒幕(トビ)と戦っていたのだった。それから九尾のところに駆けつけたらしい。
 
「あの時九尾を操り 里を襲わせた黒幕がいる おそらくそいつはまた 里を襲う」
「暁の一人面をしている男だ あの時ヤツはオレの動きを全て見切った・・」 (四代目)
 
つまり、四代目は「あの九尾は自然発生したものではなく、黒幕が起こした事件」だということを最初から知っていたのです。
でも、木ノ葉の人達は 16年前の九尾事件は「自然発生した天災のようなもの」と今でも信じている。あの自来也ですら「最近まで」そう信じていた。

「かつて木ノ葉を襲った九尾の妖狐は自然発生した天災だといわれていたがの・・実はそうでは無かったんじゃあないかと 最近 疑うようになった」
「おそらくあれは人為的に口寄せされたものに違いない」
 (自来也、41巻)
 
自来也は、ナルトの鍵(ゲロ寅)を四代目から預かるという大事な仕事をまかされている。 
・・・なのに事件に黒幕がいたことを 自来也ですら誰からも聞かされていなかったのだ。
つまり、四代目は九尾事件が天災ではなく「事件であった」ことを、秘密にしたかったのだ・・・自来也にすら。
なぜ、四代目は こんな大切な事実を隠していたのだろうか?という疑問が生じる。
 
九尾が自然発生したのではなく、しかも四代目が「事件であることを秘密にした」ということは、九尾がもともと「木ノ葉の里」にあり、火影が管理していたのではないか?という疑いが生まれてくる・・。
 
 
2.「屍鬼封尽」という術を、なぜ四代目は開発していたのか?そしてなぜそれを三代目も知っていたのか?という疑問。
 
屍鬼封尽は、術者自らの命を犠牲にしてしまう あまりにもリスクの高い術です。こんな術をなぜミナトは開発していたのだろう? 九尾事件のような事態を、あらかじめ予測していたのではないか?と思えてくる。
そして、その術をヒルゼンも知っていて、木ノ葉崩しの際、その術で命を落としているんですよね。
 
これが四代目の言ってい この術と契約した者のみが見えるという死神か・・」 (三代目、14巻122話)
 
四代目が言っていた・・という言葉で分かるように、三代目は 四代目から この術の話を聞いていたんです。
つまり・・・ミナトは、ヒルゼンとこの術について事前に話し合い、相談していたらしい、ということがわかる・・。
 
九尾事件前・・・三代目と四代目・・・2人の火影だけが事件を予測し、対策を話し合っていたのかもしれないってことなんですよね。  火影だけが、知っている九尾に関する秘密がある・・・・つまり、火影が九尾を管理していた・・?って思えてくる。
 
 
3.九尾事件当日(16年前の10月10日)にナルトが生まれたのはなぜか?という疑問。
 
「四代目は・・・へその尾を切ったばかりの赤子のへそに 九尾を封印したのじゃ」 (三代目、1巻2話)
 
事件当日、ナルトが生まれた。これは偶然の一致にしては偶然過ぎる。事件が天災ではなく「黒幕によって起こされた」と分かった現在、これが偶然の一致とは思えない。
火影の息子(ナルト)が生まれる時を 黒幕が狙ったのか、あるいはナルトが生まれたから、九尾事件が起きてしまったのか?九尾が操られたせいでナルトが生まれてしまったのか?
・・・・・つまり、ナルトの誕生とと九尾発生に関連性が疑われるんです。
ということは、母クシナが人柱力であって・・・マダラに九尾を抜かれたせいでナルトが生まれてしまったとか考えられるのです。
 
そして、10月10日の満月の夜。 この日は中秋の名月の可能性が高いんですが・・・1年でも最も空が澄み渡り、美しい満月が期待される夜・・・・月の力も一番強くなると思われる。
 
「満月には あいつの血が騒ぐ」 我愛羅、11巻91話)
 
・・・・満月の夜には、尾獣チャクラが不安定になるのは確かなんですよね。
月は、もともと六道仙人が「十尾の器」を封印する為に作ったもの。この日を狙って黒幕が事件を起こし、それがナルト誕生につながったのではないか?・・・・やはりナルト誕生と九尾に関係性が疑われる以上、母胎クシナが人柱力だった・・と思えてくる。それならミナトが事件の真相を話せなかったのも理解できる。
 
4.そもそも、五大国中、最大の軍事里である木ノ葉だけが、尾獣を持たないというのはあまりに不自然。
 
かつて柱間が集め、パワーバランスのために配ったといわれる尾獣。
砂は1尾、
雲は2尾、8尾、
霧は3尾、6尾
岩は4尾、5尾、
滝隠れが7尾。
 
木ノ葉が尾獣を所持せず 9尾だけが自然界にいた・・・とはとても思いづらい。
 
九尾事件前に九尾が歴史に現れたのは、柱間とマダラ戦です。この時の絵を見る限り、柱間は木遁で九尾を拘束している・・・・そしてマダラを倒した。 当然九尾は柱間が巻物などに封印したと思われるんですよね。
 
火影の妻や子供が人柱力になったのか・・・  
木ノ葉は、九尾を操る能力を持つ「うちは一族」を抱えるだけに、九尾の存在は、火影だけが知る秘密だった可能性が高いです。
 
 
5.母クシナのチャクラ
 
「性格と忍術は・・・うずまきクシナそっくりだ」 綱手、40巻367話)
 
この話が出たとき、少し意外でしたw ナルトの忍術といったら、スタミナを生かした術ばかり。
つまり、クシナはナルトのように「膨大なチャクラを持っていたのでは」という疑いがw
 
四代目のほうは、どうもナルトほどのチャクラを持っていなかったと思えるんですよね。というのは、ミナトは仙術修行をした形跡が無いからです。
 
「この修行は誰もができるという訳ではない・・ナルトちゃんと自来也ちゃんだからこそのものと言ってええ」 (フカサクさま、44巻412話)
 
ミナトちゃん、という言葉は入ってないw  ・・・ミナトはナルトや自来也ほどチャクラを持っていなかった、と考えられるのだ。・・・つまり、ナルトのチャクラ量の多さは、母クシナ似。
 
生まれたばかりのナルトが、九尾に耐えられると四代目が判断したのは、ナルトがクシナの子だったから耐えられると判断した可能性が高い。・・・・なぜクシナの子なら九尾に耐えられると思ったのだ?・・・クシナも九尾の人柱力だったからではないか?と思える。
 
 
6.クシナの存在が なぜ秘密にされていたのか?という疑問。
 
ナルトが「うずまきナルト」という名前なのに、「四代目火影の妻・うずまきクシナと四代目の子供」だと、なぜ里の人達が気づかないのか?
火影のお子様がもうすぐ生まれる・・・というハッピーな知らせを、なぜ木ノ葉の人達は知らなかったのだ?という疑問があります。
 
ナルトが四代目の息子であることを知っていたのは、三代目、自来也綱手、カカシなどごく限られた人達のようです(あと一部の上忍は知っているかもしれない)。
つまり、四代目の妻クシナの存在そのものが、あまり知られていなかった可能性が高いんです。秘密にする必要がなぜあった?・・・という疑問も。
 
 
7.自来也が最後にミナト宅を訪ねたとき・・・ミナトとクシナは、生まれてくる子に「ナルト」と名付けたいと、自来也に伝えていた。
 
あの時、すでに2人は「事件の予感」があったのではないかと思います。それで、何かしらの対策を考えていた・・(屍鬼封尽や、チャクラをナルトの封印に組み込むことなど)。
それで、生まれてくる子を恩師・自来也に託したかったのではないだろうか。
子供に「ナルト」という名前をつけて欲しい・・・そして子供が「ど根性忍伝のナルト」のように育って欲しいと、自来也に託した・・・あれは遺言だったのではないか、という気がしてならないのです。
 
四代目は「クシナと子供を守りたくて」たった一人で黒幕に立ち向かった可能性がある・・・
そして、生まれてくる子供に未来を託した。
 
あの事件の日。四代目、そして三代目がどんな思いで 九尾に対峙していたのか・・・と考えると辛い。
でもその一方で、ミナトとクシナは「最後まであきらめていなかった」ような気がします。
ナルトという希望のおかげで、2人は未来を信じることが出来たのではないか?と。
 
という疑問から、クシナが九尾の人柱力だったのではないか?という私的結論に達した・・・・ということです。・・・・大体こんな感じかな←  思い出したら付け加えるかもしれませんw (おぃ)
 
 
あの日の真実・・・いよいよ明らかにされそうですね。 まだまだ四代目が隠している事実があるんだと思います。
なぜ、四代目は恩師自来也や 弟子のカカシにすら真実を伝えなかったのか?? 
そこには、きっと衝撃の事実があるんだろうなぁ・・と思います。これからの展開、重くなりそうだ・・
そしてその新しい真実が、これから来るはずの!カカシメインの物語に絡んでくると・・・そう思ってます。
 
 
 
他の参考過去記事:(書庫:クシナと九尾事件)
 
 
読んでくださって有難うございます。2010/6/21(月) 午前 3:08