ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

九尾事件までの、ミナトとその周辺。

九尾事件までの、ミナトとその周辺

次回は九尾事件についての真相がいよいよ明らかになるわけで、ちょっとドキドキしてます。なんといってもNARUTOのオープニングは「九尾事件」の記述。 その謎は連載10年を超えて、やっと第500話にして語られる!
 
九尾事件前の歴史は、かなり謎が多く複雑な部分です。だいたい九尾事件当時のミナトの年齢がわかっていないというのが一番、謎を解くのを困難にしてます。(これはいつわかるのだろう?)
 
事件前までは、どんな流れだったのか。 ごっちゃになった頭を一度整理してから「第500話」に臨もういうわけで、ミナトのこと中心にして簡単にまとめてみようと考えています。 なにせ時系列は苦手(というか数字が苦手w)なので・・・ 
ここは違う!とか、 ここはこうだ!とわかる方は教えてくださると助かります。お願いします。
 
 
波風ミナト・・・10歳の頃
 
波風ミナトは10歳でアカデミーを卒業しています。いわゆる天才といわれるお子様達が6歳くらいで卒業していることを考えると、特に卒業が早かったわけではないんですよね。 クシナも、ミナトの事を「女男」という印象を持っているし、早熟タイプだったわけでは無さそう。。。 成績はトップでも、おとなしそうだし目立たない優等生だったのかな?
 
ミナトが実力を発揮し始めたのは、10歳で自来也班に入って実戦に出るようになってからじゃないかと思っています。 女男も、やるときはやるのだ!w 
自来也の教えで、ミナトはその才能を伸ばしたのかもしれません・・。ナルトと違って飲み込みは早かっただろうし。
 
雲隠れからクシナを助けた一件は、クシナがミナトに惚れたというだけじゃなくて、ミナトの名声を高めるきっかけにもなったんじゃないでしょうかw
なんといってもクシナは木ノ葉にとって大切な「特殊チャクラの持ち主」。 すでに九尾の人柱力であったかどうかはわかりませんが、もしクシナを雲隠れから取り戻せなかったら、木ノ葉と雲のあいだで戦争が起きていたもしれません・・。 
たった一人で救出に成功したのは、自来也の弟子波風ミナト。師の自来也は鼻高々だっただろうなぁ・・・。 
 
その当時の木ノ葉の三忍は・・・
ミナトがアカデミーを卒業する少し前だと思いますが、綱手の弟・縄樹が12歳で戦死しています。
当時は第2次忍界大戦中。 「岩、木ノ葉、砂」三大国が戦っており、三国に囲まれた雨隠れの里が激戦地となっていました・・・。 (雲隠れと霧隠れは名前が出てこない。直接戦争はしていなかったようです)
 
自来也は、綱手大蛇丸の3人でスリーマンセルを組んで前線に赴いていることも多かっただろうから、ミナトとベッタリと行動を共にしていたというわけでもなさそうなんですよね。
戦争当時は、師弟といっても 今のナルトのように 先生が親切に手ほどきしてくれるわけではなかったと思います。師匠も忙しかったでしょうから・・・弟子は、師の術を見て盗んで学ぶ。そんな感じだったのではないでしょうか?
 
自来也綱手大蛇丸はこのころ、雨隠れで半蔵と対戦します。 そして三忍という名前を半蔵からつけられています。。まだ大蛇ちゃんも(表面的には)真面目にお仕事していた頃ですねw で、その直後自来也はスリーマンセルを離れて一人で雨隠れの里に残っています(弥彦たちの面倒を見るため)。
 
戦争ももうすぐ終わりそうだったとはいえ、まだ正式に終わってはいなかった。 だから自来也が雨隠れに残る選択をしたのは、綱手から見たら「はぁあ??」と唖然としちゃうことだったと思いますw 
でも、そこは人間味あふれる自来也らしい選択だったのかな・・・と。 三代目も、自来也らしい行動だと思って咎めることは無かったのかも・・。
 
自来也が抜けたあと、綱手はダンや木目クヌギらとフォーマンセルを組み戦場に赴きますが・・・そこでダンを失ってしまいます。 
(ダンが戦死したのは第2次忍界大戦〈皆の書より〉。 このとき既に、綱手クヌギに「三忍」と呼ばれているので、ダンが戦死したのは 綱手が半蔵と戦った後ということになります。 以前も一度、この周辺の時系列を考えたのですが そのときはダンの戦死時期を特定できませんでしたw)
 
ダンの戦死は、第2次大戦も本当に終わりの頃・・・・最後の戦いのころだった、と思われます;そして綱手は、このころから血を見るのが怖くなっていき、医療から遠のく・・・。しかしすぐに里を離れたわけではないようです。
 
 
自来也先生から独立した後のミナト
自来也が雨隠れに残った頃、ミナトはだいたい13~16歳くらいだと思うのですが、すでに自来也からひとり立ちして活躍しはじめていたのかな、と思います。
 
そしてこの間、アカデミーを卒業したばかりのカカシ(当時5歳)の先生を引き受けたのかな?と思われます。
ミナトは サクモが自殺してしまう前の仔カカシもよく知っているようなので、早いうちからカカシの先生として関わっていたんじゃないか?という気がします。
 
でも 自来也が雨隠れから帰ってきた直後ごろ、サクモが自殺する事件が起きます。
ミナトは、カカシのフォローには気を遣ったんじゃないのかなぁ・・。  サクモを死へ追いやった里の人達に カカシが恨みをもたなかったのも、ミナトが持ち前のおおらかさでカカシを見守ってあげたおかげなのかな?とも思います。
ミナトは気が利くようなことを言う人じゃないけれど あったかい人。カカシ外伝でも、遅刻の言い訳で嘘を言うオビトに、上手にのせられてあげたりとか。(カカシは、ミナトの事を「先生は素直すぎです」なんて言ってたっけ・・・先生は天然過ぎ、とは言わなかったけど)
 
その事件から1年くらいたって、ミナトは新しい下忍たち〈オビトとリン)を弟子として迎え「ミナト班」の先生になります。
ミナト18歳(くらい)、カカシ8歳、そしてオビトとリン(9歳)。
 
ちなみにオビトとリンはアスマ、紅、イビキ、シズネと同じ年齢です。 この期生は忍当たり年。同じ医療忍者のリンとシズネは同期生なんですよね。 (リンちゃんの医療の師匠は誰なんでしょう?)
当時の医療班上忍には、カブトの「義理のお父さん」がいたんですが・・・まさかリンの師匠だったりして;
リンは、シズネより一足先に中忍に昇格しています。 リンはかなり優秀だったのかもしれません。
 
そして、ほどなく第3次忍界大戦が始まったと思われます。 
 
第3次忍界大戦とミナト
里一番の上忍・ミナトは前線にかり出されるも多かったと思いますが、まだ幼かった3人は、前線にたつことはあまりなかったのかな?とも思います。(特にオビトとリンは)
 カカシ外伝を見ると、カカシはかなり戦闘にも慣れていて状況判断も冷静でしたが オビトは泣きべそをかいていたりして、実戦にはあまり慣れていない感が大ありでしたw
 
このころ、ミナトは「飛雷神の術」を駆使し 「黄色い閃光」という通り名を手にしています。 
やっぱりミナトを有名にしたのはなんといっても「飛雷神の術」!
カカシ外伝でも2回もこの術を披露しています(カカシを救いに来た時を入れれば3回かな)。
そしてこれこそが、自来也が言っていた「ミナトがナルトに完成させたがっていたあの術」と思うんですが・・
 
この「神無毘橋の戦い」でミナトは一躍英雄となり、一気に戦況は木ノ葉に有利になり戦争は終わりへと向かう・・。
 
第3次忍界大戦のころ、他の里では・・・
そして、おそらく神無毘橋の戦いより少し前。 
 
第3次忍界大戦中の、雨隠れの里では・・・
 
弥彦が 半蔵とダンゾウの策略により殺され、長門が外道魔像を口寄せしリンクするという事件が起きています。
長門が「憎しみ」を知り、闇の力を覚醒させた瞬間でした。(そして、半蔵の株が一気に下がった事件でもあったw)
長門が外道魔像とリンクできるかどうかを試したかった、マダラの策略が裏で動いていたのかもしれないんですよね、これは・・。
このあと、長門は弥彦をペインとし、半蔵に徹底的な復讐をしている。 一族を無にしたようなので、巨大な神羅天征でもしたのだろうか・・・。 そしてこのころから、暁が長門接触し始めたと思われます。
 
つまり、長い間息を潜めていた「マダラ」が活発に動き出したのは第3次忍界大戦のおわりごろ・・・?
 
そして当時、霧隠れの里は・・・・
 
霧隠れは直接、戦争には参加していなかったようです。しかし海で隔絶された環境を生かし、独自に強兵政策をとっていました。・・・それが「血霧時代」。
 
当時、四代目水影やぐらによる恐怖政治が行われ、鬼鮫、再不斬といった少年がその才能を発揮し始めた頃です。鬼鮫はこのころから「やぐら」に仕え、そしてやぐらを操っているマダラさんの存在にも気付いていたと思われます。
 
やぐらの時代がいつ頃まで続いたのかは不明ですが、今から約10年前に鬼鮫や再不斬が里抜けしたようなので、このころに血霧時代が終了したのかな?とも思います。
 
今から10年前・・・木ノ葉では、シスイが死んだ頃とほぼ重なります。
 
 
そして第3次忍界大戦が終わり・・
神無毘橋の戦いから早くて4ヵ月後、おそくて2年4ヵ月後の終戦直後くらいにミナトは火影に就任したんじゃないか?と思われます。
(オビトの享年13歳とイタチが4歳で戦争を知った、という記述から)
 
ミナトがクシナと結婚したのも その頃だと思われます。束の間の平和。自来也終戦直後までは里にいたようです。一方で、四代目火影の座を指名されなかった大蛇丸は、このすぐあとに里を抜けたと思われます。自来也はそれを追うようにして、里を出たのではないでしょうか (そして綱手もシズネを連れて里を出た?)。
 
自来也は、里を出るにあたって、ミナトに「ド根性忍伝」を手渡していたようです。
ド根性忍伝は長門を教えている間に書き、第3次大戦のころに出版したようですが、売れなかったらしい・・・。
それで手元に残った「ド根性忍伝」を弟子ミナトに渡して、自来也は旅立ったのではないかと。(そして自来也は 大蛇丸の動向を調べながらイチャパラを書き始める)
 
ミナトが「神無毘橋の戦い」で英雄となり、火影になり・・父親になり・・・そして九尾事件を迎えるまでの間。
これらは実はすごく短い期間での出来事です。約2~3年間の間にすべて起きています。
 
そしてその頃に起きた、雨隠れの里での長門の外道魔像とのリンク、闇への覚醒。
さらには霧隠れにおける、マダラさんの恐怖政治。当時のマダラは、九尾事件前に着々と準備を進めていた様子があります。
 当時の霧隠れの里は、マダラにとって今の暁のような存在だったのでしょうか。そして長門は今のサスケのような存在。今の状況は、少しずつ16年前の状況に再び似てきている・・ということでしょうか。
 
そして、九尾事件の起きるほんの少し前。
ミナトとクシナは、生まれてくる子供の名前を「ナルト」にしたいと自来也に頼みます。
それは2人の「諦めない」宣言。そして全てを生まれてくる子に託すという遺言。
 
そして16年前の10月10日、満月の夜。 ついにその時を迎えます。
 
ミナトは九尾を陰陽にわけ、陽チャクラを生まれたばかりのナルトに封印、ナルトに未来を託します。
 
そして陰チャクラのほうは自分の命と共に死神に封印。ナルトの封印の鍵(ゲロ寅)に自来也に蔵入りするように伝える一方で 「九尾は自然界に居たのではなく、クシナが人柱力だった」ことは 自来也にすら秘密にしたまま 四代目はこの世を去ってしまった。
 
あの日、クシナから九尾が引き剥がされたのか。あるいはクシナが九尾化させられてしまったのか。
事件当日のトビは、現在のトビと全く同じ姿だったのか?など。気になる所はたくさんあります。
 
さて、ミナトが陰チャクラだけを封印した理由、そして自来也やカカシにすら全てを秘密にしていた本当の理由が、いよいよ明かされるのでしょうか。。
 
 
 
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