ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

ガイが自来也を蹴飛ばしちゃった、あの日 。

ガイが自来也を蹴飛ばしちゃった、あの日 。

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暑いのに・・・暑苦しいガイの話題ですみませんw
 
本人は自分が暑苦しいなんて思れてる・・・なんて思ったことはないんだろうなぁ・・。 どちらかというと爽やかなイメージを意識しているのでは?(歯がきら~んの、「ナイスなヤングのイメージ」w)
 
彼の美意識は、少~し他の人達からズレているのは確か。
ファッションセンスも認めてもらえず?自来也にも「すっごいダサいぞ、アレ」なんて言われてるし・・・鬼鮫にも「何て格好だ・・・・珍獣の間違いでは」なんて言われているし。 (私個人としましては、ベストの前を開けているところとか、あのルーズソックスのような足巻き?もカッコイイと思うんですけどねw グリーン+グリーンの取り合わせはちょっと、だけどw)
 
見た目だけじゃなく、あの強烈な個性もかなりズレちゃっているのは確か。 特に、木ノ葉の人達からみるとかなりズレているらしい・・・。 なんだか木ノ葉って、他の里に比べると強烈な個性の人が少ない気がするんですよね。 だからアオバに「あの人アレなんで」なんて言われちゃう・・・。 (雲隠れとか岩隠れ、霧隠れのほうが個性派がもっと多いような気がする。) 
 
だからといって、ガイは無頓着な人なのかというとそうじゃない。っていうより、かなり己の美学というものを持っている人だと思うw
・・・髪の毛の手入れはこだわってて光ってるし(ヘアパックとかしてるのかな)、きれいなマッシュルームになってるしw 歯はまっ白に輝いているし(ホワイトニングしてる??)・・・・
鬼鮫との対決、歯対決なら・・・・・お魚歯VSキラーんと輝くまっ白な歯で、絶対ガイが勝っていると思うな・・。
 
・・・・見た目はさておき。
 
彼がこだわっているものの1つに「登場のしかた」があるように思います。 とにかく、ガイは派手な登場のしかたが好きですよねw 
一番最初にナルト達の前に出てきたときなんて、まず忍亀に前座をつとめさせたあと ド派手に「まったく、青春してるなー!!お前ら!」と登場して、第七班の3人をノックアウトした・・・・。
 
戦いの時も、彼の登場ってド派手。 イタチ・鬼鮫が里に戻ってきた時も、アスマ・紅・カカシの助っ人として見事に「木ノ葉剛力旋風!」をきめて飛び込んできたし。 正義のヒーローの如き、カッコイイ登場・・・ かつてのナルトにも似ているようなw
 
天才タイプでもなくオチこぼれで目立たなかったナルトやガイにとって、登場の仕方は注目を集めるには大切なチャンスでもある。 いかに格好よく登場を決めるか・・・というのもガイにとって大切な「美学」なんだと思う。
 
ただし失敗することもある・・・ 自来也を敵と間違えて「ダイナミックエントリー」でぶっ飛ばしてしまったこともある・・・。
 
ガイが「ヒーローが助けに来るようにして」飛び込んでくるのはカッコよく決めるためとか、体術使いにとって先制攻撃が大切だからという理由・・・それもあるわけですが、何よりも彼が大事にしているのは「仲間を助けたい、弟子を放っておけない」という気持ちですよね。 その優しさを「熱血」として表現することが、彼の美学でもある。
 
鬼鮫に「木ノ葉剛力旋風」で飛び込んでいったのも カカシやアスマ達を助けたかったからであり・・・・よく確認もしないで自来也に「ダイナミックエントリー」を食らわせてしまったのもサスケを助けたかったから。 
この「ダイナミックエントリー」について、ガイはこう言って自来也に謝っている・・・・・(148話)
 
「いやあ・・・ダイレクトにキメてすみません・・・  急いでたもので 手鏡を忘れまして・・
額当てを代用したんですが、見えづらくってそのイカつい顔でつい敵かと・・・」
 
ガイが手鏡を持ってくるのを忘れるほど急いで来たっていうこと、そしてよく敵を確認もしないで慌てて攻撃しちゃったこと・・。 いくら慌てモノのガイであっても、よほどのことだった・・・というわけです。 それも、とにかくサスケを助けなくちゃいけない!というガイの熱い思いゆえ。
 
《・ガイが慌ててサスケを追っていた理由とは。》
16巻で、イタチの月読を喰らって寝込んでいたカカシの部屋ににアスマ、ガイ、紅が集まっていたんです。 そこへサスケがやってくる・・・真っ先にサスケが来た事を察知して「シっ!」とアスマ達に注意を促したのはガイでした。
 
「どうしてカカシが寝てる?」と尋ねたサスケにも「いや別に何も」とガイは必死に誤魔化そうするんです。 だって、もしイタチが帰ってきたと知ったら、サスケはイタチを復讐の為に追いかけていってしまう・・・・とガイはわかっていたから。 
そこに今回一緒に雲隠れのガラパゴス(仮称)島に来ているアオバさんが飛び込んできて「イタチが帰ってきたんだって!?」と叫んじゃった為に、サスケが血相を変えて飛び出していっちゃった・・・ それでガイが慌ててサスケを追いかけていったというわけです。
 
ガイはわかっていたのです、カカシがなぜ、体を張ってイタチと戦ったのか。それが「かわいい愛弟子」サスケを守るためだって事を。 
(ま、実際のところは カカシはそれだけじゃなくて・・・「暁」の情報も得たかったとか、彼らの目的を聞きたかったとかいろいろあるわけですが・・・・ )
「弟子を育てることが生きがい」なガイからみたら カカシの行動は「捨て身で弟子を守ろうとした」立派な行動に映ったということでしょうか。 
 
そして親友思いなガイは「カカシが命がけで守ろうとしたサスケ」を絶対に守らなくてはいけない!という気持ちに駆られたのではないだろうか・・・。
 
だから、手鏡だとか、そんなことは何も考えず とにかくサスケを追って飛び出していったんですよね・・。
そして「敵っぽい」人物を発見すると、あまり確認もせずに とにかく「ダイナミックエントリー!」してしまった; ただひたすらにサスケを助けなくちゃという、彼の熱い正義感と優しさと友情の熱血攻撃だったのだ。
 
そのあとガイは、傷ついたサスケを見て 入院中のリーの姿と重ねる(リーは中忍試験で我愛羅に負けて大怪我を負っていた)。。。そして、帰り際、サスケを背負いながら ふたたびサスケとリーを重ねている。
 
ガイは、中忍試験でリーの体に負担がかかっていることを承知で止めることが出来なかったことを悔やんでいるんですよね。 リーの気持ち「忍術や幻術が使えなくても立派な忍者になれる事を証明すること」を大切にしてやった為に 途中で止めることが出来なかった。 でもその結果、リーの体は再び忍者を続ける事は不可能といわれる状態になってしまっていた。 
ガイは止めななかったことが正しかったのか?それとも間違っていたのか・・すごく悩んでいたはずなんです。
 
そして今背中にいるサスケ・・・親友が命がけで守ろうとした弟子のサスケ・・・が、同じように傷ついている。 それもイタチの瞳術を喰らって。
 
「スマンのぉ・・・ガイ この子の気持ちを汲んだつもりだったが やはりもっと早くに助けてやるべきだった」 ・・・・(自来也
 
「これはオレの戦いだ!」というサスケの気持ちを、自来也は汲んでいた・・・(というか、自来也はイタチのことを冷静に観察していたような気がするのだが)・・・ 兄弟間のことに余計な手出しをするべきではないとも判断していたように見える。 
ただ、イタチがここまでサスケに容赦ない攻撃をするとは思わなかったようで、もっと早くに助けるべきだった・・・と自来也は思ったのだろか。
 
若い彼らの忍道を重んじてやるのも師・先輩としての大切な役割だが、守ってやることも師の役割。 
 意識のないサスケの顔を見つめながら、ガイは「師」として弟子をしっかりと守り責任をとらなくてはと決意を新たにしていたのかな、という気がします。
 
さて、現在のガラパゴス島で。 ガイはナルトが大変な修行をしていると聞いて、
「オレはナルトを守る先生としてここへ来たのだぞ!」と叫ぶw
 
あの言葉。 なんかいつもより、さらに熱いかんじがするんですよね・・・・。
もちろん、青春の中でもがく若者を放っておけないというガイの忍道のせいでもあるんだろうけど、決意しているんじゃないのかな・・・・《もう若者を放っておいて、危険な目にあわせてはいけない!守るのが先生の役目だ!放っておけん》と。
前に、カカシの代わりにサスケを守りきれなかったガイ。 今度こそ、カカシから預かった大事な「親友の弟子」を守りきらないといけない・・・・と熱く思っているのでは?
 
 
 
☆ま、カカシの手前「今度こそは前の失敗を挽回しなくては」と思っているはずの?人物がもう一人いますけどねぇ、 前回居眠りしちゃった人が・・・w
 
 
 
駄文読んでくださった方、ありがとうございます。