ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

「サクラの告白」について思う事(本日のアニメでおもうこと)

「サクラの告白」のこと

イメージ 1
 
 
皆さんこんにちは、
震災以降、東日本では(被害の大きかった被災地以外でも)皆が疲れている空気が流れているし、それに今年はいつまでも寒かったというのもあって「桜」のことを忘れかかっていました。 とはいえ、今年も桜の季節はやってきて 私の住んでいるところは いつのまにか満開となりました。(今年は遅い。) 
被災地にも、春は必ず訪れてくれるはずです・・・・・ 
 
さて、今日は桜の季節に生まれた春野サクラの、例の言動に関してちょっとだけ。
 
先日プレイボーイ誌上アンケートで20代男子に『一緒にいたくないキャラ第3位』に選ばれてしまったサクラちゃん。
 
・・・・まぁ一緒にいたくないっていう理由は、うざいとか面倒だとか振り回されそうという事なんでしょうね。 少々残念な結果です。
個人的には、サクラみたいにズケズケと指示したり、キツイことを言えちゃうタイプは友達としてうまくやっていく自信が無い・・・正直言って、ああいうタイプは怖い(苦笑
とはいえ、サクラは嫌いではないですよ。 何ごとにも一生懸命ですから。 自我を貫いてハッキリものを言うようでいて、実は優しかったりするし・・・誤解されちゃう不器用なタイプですね。
 
今日、一部の地方で放映となるはずのアニナルの「サクラの想い」・・・ 例の「サクラの告白」ですね、アニメではどんな感じになるのか 気になってます。
原作であの話が出た時(2009年10月『サクラの告白!!』)、このブログの感想でもサクラちゃんの言動はかなりの批判の的になりました。 あれほどコメント欄が騒然?となったことはありません・・・・皆さんの「サクラショック」がいかに凄かったか・・。
 
実は「サクラの告白」の回を読んだ時、私自身はさほどヒンシュクには思わなかったのです。 サクラったら何やってんだか、意味わかんないな・・・ぐらいには思ったのですが。 それよりもカカシ一人だけがサクラの心を見抜いていて 真剣に考え込んでいた・…そっちが気になっちゃいました。 
サクラがあんなヘタな演技までしてサスケ問題を一人で背負おうとしている・・・・結局、サクラをそこまで追い込んだのも「先生である自分の責任」だと、重く受け取っていたカカシ。 カカシ贔屓の人間としては、そっちが気になったんですよね;
(そして、それが後の『サクラ・・・お前を安心させようと無責任なことを言った(3年前、大じょーぶまた昔みたいになれるさ、と言ったこと)  だらしない先生ですまない・・・』発言につながるのですが)
 
ナルトを約束から解放して、自分一人でサスケを処分する決意・・・サクラがやろうとした方法は、けしていい方法じゃなかったわけですが、彼女なりに真剣に悩んで考えた計画ではあったんですね。 いつも誰かに頼ってきたサクラが 今度こそ《誰にも頼らず自分でやらなくちゃ》と頑張ろうとした、彼女の「自立」闘争だったわけです。
 
んまあ、誰でも「自立」闘争の時期ってありますよね。 親や先生、あるいは先輩・友人に頼るのではなく 自分でやらなくてはという独立願望というか、精神的な成長の1つの過程です。 1部の頃のナルト達はまだまだ先生や親に依存していましたが、2部に入ってから彼らの自立闘争は目ざましくなった気がします。
 
よく言えば師を超え、彼らはさらに逞しくなっていったわけですが、必ずしも全員順調に脱皮(羽化?)できたわけじゃない。 ナルト達を見てると、なんだかなぁ~各々が「頼っちゃいけない、自分がやらなきゃ」と思い過ぎる傾向にあったと思います。 それも、1つの「過程」なのでしょうけど。
 
サスケに対する同期の「決定」(オレ達でサスケを処分する)にしても、彼等だけの話し合いで決めてしまい 彼らの上司である上忍に承認も取ろうとしていなかった・・・勇み足的な決定でもありました。 ナルトだって、ペインのことも一人で決着をつけることに拘っていた気がします(一人の方が戦いやすいという現実的な意味だけではなく)。 それにサスケに関しても、自分に任せてくれといって ナルトは同期にも一切事情は話そうともせず、一人で背負おうとしている。・・・・
 
今週の感想でも触れましたが、シカマルもアスマの事に関しては「オレが」と一人で背負おうとしてたような印象がありました。 
結局は、シカマルもナルトもサクラも、仲間たちに負担をかけたく無いという優しい気持ちから、自分のやるべきことを誰にも相談せずにやろうとしていたんじゃないだろうか。 それはけっしていい結果が出るわけじゃあないんですが・・・サクラもこの失敗で、大切なのは仲間(ナルトとサスケ)を信じることと ようやくわかったみたいですね。
 
ナルトも今まで、里の人達に「信じてもらっている」自分に自信が無かったし、それは結局 ナルト自身も仲間の事を信じることが出来ていなかった・・・ってことでしょうか。
自立することは、必ずしも「一人で全部解決する」とは限らない。 お互いを信じて連係することで《信じ、信じられている》関係を社会の中で作り 自分の存在・立ち位置を確かめていく・・・ 
それが本当の自立だと、失敗しながら彼等も少しずつ気づき始めているんじゃないかな。
・・・・
 
 
 
☆駄文、読んでくださって感謝。
 
 
にほんブログ村 連載本誌感想ランキング参加してます。よろしくお願いします