トロイの「磁遁」と「飛雷神の術」の怪しい?関連性について
実は、546話を読んでかなり気になった点があります。 それが心の中でずーっとモヤモヤしておりまして。モヤモヤしているってのは・・・
「雲隠れのトロイの磁遁」についてです。
磁遁といっても「我愛羅父さまの砂金を操る磁遁」とか、「三代目風影の砂鉄を操る磁遁」の《仕組み》についての詳しい説明は、そのうち出るであろうデータブックを見ればいいと思ってますので さほど気になっていません(おぃ)
問題なのは、雲隠れのトロイの「磁遁」です。
で、なぜトロイの磁遁についてモヤモヤするのかと申し上げますと・・・・・・
トロイの磁遁については3ページにもわたって詳しい説明があるのが不自然じゃないの?いう点なのです。(そこかぃ!)
すみません、理系音痴な私は磁遁そのものの解釈ではなくて、こういうヘンなところが気になるのです。
だってですね、戦争編になってから随分と新しい術やら血継限界が出てきましたが 各々について詳しい説明はなかったんですよね。 あまりにも沢山の術やら血継限界が出てきましたから、とてもじゃないけど説明しきれなかったのでしょう。なのに、トロイの磁遁は「3ページ説明」ですよ。
しかも、トロイって誰w
今までカブトの穢土転生モロモロ~ズには紹介されていませんでしたよね、突然出てきた「無名人」なのに術の説明だけやたらと丁寧。 で、説明が終わったらナルトの螺旋丸であっさりと封印・・・どうやら彼は術の説明のためだけに登場したキャラのようです。 これはもう怪しすぎるwってなわけで、ずーっとモヤモヤしてたんです。 なにせNARUTOにはこういう原則があります、
やたらと詳しい「術の説明」が出てきた時は、絶対と言っていいほど重要なモノ。
最近では、白ゼツの「成りかわりの術」がその例です。 鬼鮫に使った時にやたらと詳しい術説明があったので、あとでこれは出て来るな~とわかりましたし;実際に白ゼツ軍団が戦争で成りすましを使ってきましたよね。
そして・・・実に詳しい、「トロイの磁遁」ついての説明はこの通り。
『この方の攻撃は必ずかわさないとダメだ』
『この方の磁遁は 己の触れたモノ全てに磁力をあたえることができて・・』
『磁力を与えたモノが別のモノに触れるとさらに磁力が移る! 移る度に磁力は弱まるが・・・』
『お前の体は一回目に触れたからかなりの磁力が体中に…!』
『今 お前の体は磁力を帯びてて・・・ あの方の手裏剣も磁力を帯びてるから お前の体と手裏剣が引き寄せ合うって事だ』
『つまり二回目の攻撃は絶対にかわせない!』
難しいことは分かりませんが(おぃ)ようするに、磁力を帯びたモノに磁力を帯びたモノが引き寄せあい、2度目の攻撃は絶対にかわせない。 一度でもその磁力を帯びたものに触れたら(クナイで攻撃をかわすのも含め)自分の体に磁力が移り、次の攻撃は避けられないというわけ。
んん?
実は、最近の話でこれと同じような「モヤモヤ」を感じた話があったんですが、ど~やらそのモヤモヤとこのモヤモヤが リンクして引き寄せあった気がしたのです。
で、最近感じたもう1つのモヤモヤとは、542話・・・・ ミナトVSエーの戦い の部分です。
(以下、542話で書いた今週の雑考からの抜粋です)
↓
『で、ちょっと気になった描写があるんです。
ミナトが移動した木に刺さっていた術式クナイが『ビリビリ』って言ってるんですね~。
ビリビリってのは電気系の音ですから、飛雷神の「雷」文字が指し示すように この術には「雷遁」が関わってるんじゃ~ないかという気がします(血継限界の可能性も?)。』
・・・そうです、ミナトが飛雷神の術を使った時の、「ビリビリ」という音がもう1つのモヤモヤだったんですw (覚えていて下さった方もあるかもしれませんが)
あの時は、電気系か雷系の音かと思ったのですが あれが飛雷神の術の謎を解き明かすヒントだろうと思って、気になって気になって・・・(で、忘れていた←おぃ) なにしろ、岸本先生は、無意味な描写はしない方での。。。
それで、この2つのモヤモヤがリンクしたんです・・・(強引にさせたともいう、)
飛雷神の術は「磁遁」を応用したものじゃないか?と。
以下、その強引なリンクに基づいた仮説です。
あの飛雷神の術式クナイは「磁力」を帯びていて、ミナトは自分自身にも磁力を帯びさせて・・・クナイの場所に自分を「引き寄せる」。
予め投げておいたクナイの「磁力」に引かれてその場所に飛んだり、あるいはカカシ外伝で見せたように仲間にクナイを投げてもらって敵にぶつけたり、敵の忍具でかわさせることで《敵の体に磁力をマーキングする》。
また、直接敵の体に手で触れて「磁力をマーキング」することで、次に敵のところに直接飛ぶことが出来る・・・。
ミナトがエーとの戦いで飛雷神の術を使って「術式クナイ」に飛んだ時、「ビリビリ」という音がしたのは・・・やはりあれは「電気系」、磁力が発生した音だったのではないだろうか?(理系分からないけどw)・・・・・・その磁力が、時空間を出入りする時の目印のような働きをし、体を引き寄せるのかも。
磁遁・・・あの血継限界は何の性質変化の組み合わせで出来ているのでしょう。
・・・このヒントは、546話での忍の会話にヒントがあるような気がします。
『この方は オレ達雲隠れの血継限界磁遁使いのトロイ!』 (雲忍)
『雲隠れにも磁遁使いがいたのか!?』 (砂忍)
磁遁使いは「雲隠れ(雷の国)」と「砂隠れ(風の国)」にいる・・・
つまり磁遁=風+雷。
砂隠れつまり風遁を使う里の忍だけではなく、「雲隠れのトロイ」つまり雷遁を扱う里の忍にも「磁遁」を使えるものがいる・・・
わざわざこの描写がされたのも、磁遁が風+雷の組み合わせによる血継限界である事の伏線かと思われるんですよね~・・。
そして、最近の「血継限界」が必ずしも特定の家系に伝わるモノに限定されず、「開発して」後天的に身につけられるものという描写は・・・この先ナルト達が性質変化を組み合わせて新しい術を開発できるという意味でもあるんじゃないかと、思うんですよね。
ミナトもおそらく「風と雷」の性質変化を持っていて、磁遁のような力を使えるのだと思うんです、それを応用したのが「飛雷神の術」ではないかと・・。
これから先ナルトが飛雷神の術を使うようになる場合、ナルトはまず風を持っていますよね。あとは父ちゃん譲りで雷を持っているかどうか・・・そのあたりは疑問ですが、いざとなればサスケが持ってるし(おぃ)
いや、サスケも雷のほかに火ともう1つ風を持っていたら・・・二人とも時空間忍術を使えるかもしれませんね。 そして当然我愛羅も、その可能性を持っていることになります。磁力で時空間を捻るようなことも・・・出来るのかも;
ん~この2つの「モヤモヤ」。 実際にリンクすることがあるのかどうか・・・?
それは今後のお楽しみ、ということで; (勝手な想像ですがw)
(18日、一部説明文つけくわえました)
☆駄文読んでくださって感謝。