ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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うちはシスイについて《彼は何故、眼と体を隠す必要があったのか・・・という話》  【アナタの体はその眼に合う 血族の体では無い・・・】

シスイは何故、眼と体を隠す必要があったのか・・・という話。 【アナタの体はその眼に合う 血族の体では無い・・・】

シスイは、自分の死後『眼をめぐる戦いが起きぬように イタチに眼の存在を隠すように頼んだ』・・・という話でした。 でも「瞬身のシスイ」と言われ、うちは一の手練れとまで言われたシスイが なぜそんなに急いで死を選ばなくてはいけなかったんだろう・・・。 よほど差し迫った事情があったんでしょうね。
 
で・・・ 気になるのが、25巻で登場したシスイの遺書。 
 
《任務に疲れた。 このままではうちはに未来は無い。 そして、オレにも・・。 これ以上“道”に背くことは出来ない》・・・
 
この「」って言葉の強調。なんか気になるんですけど・・・普通に読めば、道とは『人としての道』とも思えるんですが、「六道仙人の意思」のことでもあるのかな?・・・
 
シスイが死を選んだ理由・・・ それは、自分の瞳力を自分の意思に反した任務に使うように命令されたからかもしれないですね。 たとえば、うちは一族に別天神をかけて クーデターに向かわせるとか・・・あるいは実はシスイがダンゾウに一族抹殺を命じられたのか・・・シスイは一族を守るために、自分の存在を全て消すしかなかったのかもしれません。
 
で・・・さらに気になるのが 《なぜシスイは眼だけでは無くて「体」も消す必要があったのか》ということなんです。 
うちは一族の「眼」が大切なモノであるのは当然として・・・なぜ《体》まで?体って大事なんだろうか・・・?
 
・《その眼に合う体》
 
いくつかある「イタチの謎の言葉」のうち、ずっと気になっているのがコレ↓です。 前々から何度も取り上げては撃沈しているのですが・・;
 
『うちはの血族でもないアナタ(カカシ)が そこまで写輪眼を使いこなすとは・・・  だが・・アナタの体はその眼に合う 血族の体では無い』
 
16巻で、木ノ葉崩し直後に現れたイタチがカカシに言ったものなんですが、カカシは《その通り・・・ すぐバテちゃうからな・・・・》と思って聞いてるんです。 
 
で、似たような事をその直前、カブトが(図々しくも!)カカシに言ってるんですね、
『まぁ・・・もっとも うちは一族ほど完璧に その眼を使いこなせてはいないようですが・・・・』 と。
 
イタチは「使いこなしてる」と言って・・・カブトは「使いこなせてない」という・・・
 
真逆なこと言ってますが、でも実は「同じこと」を指摘してるんですね。 要するに、『アナタの体は その眼に合う体ではない』 『その眼に合う体がなければ 写輪眼は使いこなせない』・・・・ということなのですから。
やはり「その眼に合う体」(チャクラの質の問題などもあるのかな)も大事な要素なのでは。
 
カブトがカカシを侮辱するような事を言ったのも、おそらく大蛇丸が日頃言ってることの受け売りだと思うんですが・・・写輪眼を『合法的?に』手に入れたカカシに対して、大蛇丸は嫉妬のようなモノがあったと思うんですよね。 その一方で、カカシが《写輪眼を使うリスク》を抱えていることも知っていたと思うんです。 
一族ではない者が写輪眼を使えばチャクラを浪費してしまうし、おそらく眼の能力も100%は活かせないという「リスク」を。
 
で、写輪眼が欲しかった大蛇丸は、その答えと対処法として「その眼に合う体ごと奪う」方法を考えだすわけです(転生の術)。 本人の体なら 当然チャクラを浪費するリスクも無いし、その眼を完璧に使う事も出来る・・・。 
大蛇丸、さすがによく研究してますなぁ・・・大した研究者です。
 
そして・・・うちは一族の体でさえあれば どの写輪眼でも「合う」のか?といえば・・・そうでもないのかな、という気もします。
 
イタチは『その眼に合う血族の体』・・・・「一族」ではなくて「血族」と言ってるんですが、この血族が示す意味・・。 
それは単純に「うちは一族」全体を意味するのではなく(法的には「6親等まで」w)・・・うちはの中でも「一部の家系」・・・例えばマダラ系とかイズナ系とか、その他家系とか・・・もっと狭い範囲の事を親族を指しているのかもしれません。 
同じうちは一族なら誰の写輪眼でも「合う」という訳でもなく、さらに近い血縁関係のほうが適合性が増す、ということなのではないか・・・と。 (特に難しい瞳術、レベルの高い写輪眼の場合は。)
 
『うちは一族とは 万華鏡写輪眼のために友と殺し合い・・・
永遠の瞳力を得るために親兄弟で殺し合い・・・そうして力を誇示してきた汚れた一族なのだ』
『オレ達は互いのスペアだ それこそがうちはの兄弟の絆なのだ!!』
 
これ、42巻でイタチがサスケに何度か繰り返している内容ですが 『移植』を成功させるためには、血縁的に近いほど適合するということでしょうか。 特に高位な瞳術を持つ眼にになればなるほど、より血縁的に近い関係でないと成功しないのではないか、と。
 
たとえばイタチ・サスケ兄弟は「天照・月読(幻術)・加具土命(黒炎コントロール)」で系統は同じですから「移植しても成功する」が、 シスイは「別天神」・・・イタチサスケ兄弟とは違う系統です。 だから、イタチはシスイの眼を移植する可能性はなかったの「かも」。 
 
やはり、うちはの兄弟は「互いのスペア」・・・・なのかな。 
 
シスイが、眼だけではなく「体も」消さなければならなかった理由・・・それは 「その眼に合う体」のほうも、狙われる対象になってしまうから・・・ということだったのではないでしょうか。そして、現実にその体を狙いそうな人物がいたという事なのかもしれない・・。
 
(シスイの体まで狙う人物がいるとしたら・・・・それは、当然シスイの眼を持っているダンゾウと、あとは・・・もしシスイの「体と眼」両方に適合する「シスイの兄弟」がいれば その人物も、ということになりそうなんですけど)
 
で、それがどうした?・・・という印象を受ける方もあると思うんですが;いや、『その眼に合う体が必要』ってのは・・・これから重要になってくると、私は思っているのです。
たとえば、トビがあのボロボロの白ゼツ素材を継ぎあわせた体にこだわっている理由も・・・「その眼に合う体」だからなんじゃないか、と。
 
 
シスイは 「自分の眼」が一族や里の脅威になってしまう事をなんとしてでも止めたかったんでしょうね・・自らを消してまでして・・・。 なんだか、悲しい話でもありますが、シスイの「意思」は 確りとイタチそしてナルトへと託されましたから これで良かったのかなぁ。
 
トビは、かなりシスイの眼を欲しがっていましたが・・・ダンゾウは最期にシスイの眼を潰して トビに渡そうとはしなかった。それって・・・ダンゾウの忍としての意地でもあり、自己犠牲を貫いたシスイへの せめてもの償いだったの「かも」しれませんね。・・・
 
 
  
☆シスイの「己の存在を消した」方法ですが:
イタチは「その手伝いをした」という・・。 イタチは何を手伝って シスイを消したんだろう? カブトの話では、シスイの体はどこにも見当たらなかったというし・・・。 
 
☆最後にイタチがシスイに会った時、シスイの左眼は万華鏡写輪眼の状態でしたよね。 
シスイは「万華鏡写輪眼の状態」で眼を取出し、そのままイタチに託したのではないでしょうか・・・ その場で「万華鏡を使ってもらうために」。 
 
☆イタチは、シスイから預かった眼を使って(すぐにカラスに埋め込んだのかどうかわかりませんが)シスイの万華鏡で、シスイの体を「異空間に消した」んじゃないかと想像しています;(つまり神威)
消した、っていう表現・・・神威でどこかに消したぐらいしか 考えられないんですよね;今のところ・・・う~ん。
 
☆シスイの「体」を消した方法、今後説明があるかどうかは・・・微妙ですがw
 
 
 
☆長駄文、読んでくださって感謝。
 
 
 
 
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