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カカシの「指」が 語るもの (動物行動学から見たカカシの指について・・・?)

カカシの「指」が 語るもの (動物行動学から見たカカシの指について・・・?)

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キッシー大蝦蟇仙人の予言では「カカシがメインの話が来る」というお告げだったのですが、あれから既に丸2年近くが経過しているなぁ・・・(苦笑
 
肝心の「メイン」話は始まっていませんが、9月15日はカカシの誕生日なので フライング的にカカシの雑考をしてみたいと思います。 カカシ贔屓ならではの、相当偏よった…でも真面目な??話です、誕生日記事という事でご容赦いただければ;
 
少し前になりますが、書店である新書のタイトルを見て 思わず衝動買いしてしまいました。その本のタイトルは・・・・
 
『女は男の指を見る』 竹内久美子著、新潮新書)。
 
現実世界ではそれほど指フェチでは無い私ですが、なぜかカカシの「指」には見惚れていることが多いです。
私がカカシ贔屓な理由は彼の生き様、忍道、戦い方、ナルト達への接し方等々に惹かれるからなのですが(あげたらキリが無い)、なぜか気付くとカカシの指を見てることが多いのです「なぜか」。
 
木ノ葉一の技師」の指は、それはそれは華奢で繊細で、しなやかに長い指をしています。 
その殆どは手甲で隠れて見えず、指先だけ「チラッ」と見えているんですが、これまた絶妙といいますか・・・(それは折りたたまれた袖と手甲の間に見えている腕の「ちらっと見え具合」にも共通している「絶妙さ」でもあるんですが)・・・この「チラ見え割合」は視覚的にちょうど黄金比率にでもなっているんじゃないか?と下らぬ事を考えたほどです。岸本先生はそのあたりも無意識に計算されて描かれているんじゃないかと思ってしまいます。

ただし、カカシの《意外なほど細くセクシーな長い指》というのは思い込みでも錯覚でもなくw 他のキャラの手指と比較してもそう感じるのです(芸術系キャラは比較的ガッシリとした手をしていたり、少年の手は「幼い」感じだったり。岸本先生は手や指に至るまで神経細やかに描き分けられている・・と思います)。
 
カカシの手(指・腕含め)といえば、その繊細さとは裏腹に雷切という豪快な術を生み出す手でもあります。
『その腕はまるで・・・ 斬れぬもののない名刀の一振りと化す』とガイに解説させるほどの「剛腕」なのです(雷切の説明)。
しかし第554話で登場した三代目雷影の「地獄突き(四本)貫手」の逞しい指と比較すると、カカシの指はか細すぎるようにも思える・・・。 だけど、その細い「指一本」でタズナとサクラを背に乗せて腕立て伏せをしていたこともありましたっけ(3巻で)。
 
華奢で美しく見える指だけどパワフルな指・・・その不思議なギャップの謎を解き明かしてくれたのが、上記の「動物行動学」に基づいたエッセイだったのです。
そして、私がカカシの指に目が行ってしまうのは至極自然な、動物的な行動だったらしい・・・・・;
 
・《女が男の指を見る理由》
 
その本によれば、女性は男性の『指』を見て「品定め」するものらしいです(男性の場合は女性の足首;)。
 
それは胎児期に作られていく身体のパーツの「順番」に意味があるらしいです。
体が形成されていく時期によって『担当遺伝子』が決められているらしいのですが、どうやら「指」の担当さんと男性ならではの部分の担当さんが同じ遺伝子らしいのです。 
つまり・・・作品の出来(レベル、スケール)は「担当さん」次第、ということらしい。
 
作品の評価をするにしても指は外からでも見えますが、一方の作品は当然外からは(以下略・・);そこで女性は男性の指を見て判断するらしいです(これは真面目な話で)。 そして男性は(本来は)女性の足の指を見るものらしいですけど、足の指は隠れていることが多いので「足首」を見て判断しているのではないか・・と著者は語っています。
無意識に好きなキャラクターの指(足首)に目が行っていた・・ということはないですか?
 
・《忍の能力を判断するための指》
 
そしてここから「忍」と関連する話なのですが・・・・
《人差し指に対して薬指が長い人ほど 空間認識力が高く、集中力があり 瞬時の判断や素早い肉体的反応を可能にし、リスクを恐れない行動力がある》、と竹内氏は書いています。 
これらを司る「右脳」を発達させる「テストステロン」(男性ホルモンの一種)が関係しているらしく、胎児期におけるテストステロンのレベルが高かった人ほど薬指が(人差し指に対して)長くなる、ということなんだそうです。
 
私の場合は、カカシのすらっとした薬指を見て妙に納得してしまったのですが・・・これは他の『一流の忍』達にも共通して言える事だとは思います(たぶん)。
カカシの「集中力と瞬時の判断」は、一流の忍の中に於いてもダントツと言っていいと思いますし、それに神威は「空間認識」の能力が不可欠な術でもあります。 カカシの指は、彼のこれらの能力を見事に物語っているなと思ってしまった・・・わけです(こういう人はスポーツ選手の他、証券売買のトレーダーなどが向いているらしい。)

ようするに・・・すらっと長いカカシの「指」は、指揮官としての能力(発達した右脳)と、男性的なパワフルな能力(体術技でもある「雷切」を可能にする能力)を表している指だった・・・ということなのです(少々強引ですが、ま、誕生日なのでw)。
 
イチャパラ(最近はエロパラ)を持ち歩き、飄々とした表情と眠そうな目に遅刻癖といった日頃のカカシの姿に「やる気がない顔」(byサクラ) 「ズレた髪型」(byナルト)などと部下たちは散々なことを言いよりますが・・・その実像は《テストステロンと優秀な担当さんによって創り上げられた、かなり男性的な面の強いカカシ》なのです。
 
エドテン再不斬・白戦で見せた「男男」したカカシ・・・・サイに厳しい上官口調で檄を飛ばしていたカカシこそ、素のカカシなのかもしれません。
ま・・・チラッとしか見せない腕と指のように、日頃は素の自分を他人には あまり見せないようですが・・・。
 
カカシの「本当の活躍」は、これからだと思っております。 まだ読者が見たことが無い「隠された部分のカカシ」が見られるといいなぁと・・・あの指に期待してしまうのであります。
 
 
 

☆長駄文、読んでくださって有難うございます。感謝。
 
 
☆次号のジャンプは、17日土曜日発売です。
感想は、土曜日午前中(9時ごろ)にアップしたいと思っております。
 
 
 
 
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