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六道仙人が遺した封印 その1 (封印術としての人柱力システムについて)・・・571話感想につけ加えて

六道仙人が遺した封印 その1、(封印術としての人柱力について) 571話感想につけ加えて

八卦封印の鍵を開け、ナルトは九尾の力を解放する・・・体はチリチリと音を立て、渦巻の封印は大きく開かれ九尾チャクラが全身を駆け巡り、六道の力の一部を手にしたナルトは尾獣モードへ・・・》
 
ここに至るまでけして楽ではありませんでしたよね。 やっとここまで辿り着いた・・・それはナルトの努力もあったけど、それだけじゃない…多くの人達のおかげでここまで来た。
 
思えば始まりは「九尾事件」・・・・ミナトがナルトに九尾を封印したあの時から、いやもっと前・・・六道仙人が十尾の力そして自らの力を封印した時まで遡る・・・。そして長い長い時間をかけて、次に封印が開けられる時までのカウントダウンの物語は始まっていた・・ということでしょうか。 
570話と571話で ナルトが「封印」を解放していく様を見て改めて思ったんですが・・・・封印ってのは力を封じ込むためにあるのではなく、本当に必要な時に力を解放するためにあるんだと・・・。
六道仙人が封印術を開発したのも、力を封じるためではなく「必要な時に力を使えるようにするため」だろうと思うんです。
 
かつて仙人が開発した封印術の1つには「人柱力システム」があります。それは尾獣のエネルギーを人柱力(肉体)に封印するためのシステムなわけで、仙人自らも十尾の人柱力でしたよね。
 
そして、この封印術《人柱力システム》・・・いずれ「仙人の肉体を受け継ぎ人柱力としての適性がある」次男の家系が受け継いでいくことまで 仙人は見据えて開発していたのではないか、とも思うんですよね。
ようするに、仙人が「仙人の肉体」を持つ者達の為に開発した「封印術」が人柱力システム・・・。
 
そして「人柱力システム」には、《尾獣を封じ込めるための封印術》という表向きの意味とは別に 《仙人の力を抑えた封印術》という意味もあったのではないか・・・と思ったりしています。人柱力にもなり得るほどの強靭な肉体・・その六道の強大な力を「争い」に使われる事を危惧した仙人が、その力を封じたのではないだろうか、と。
そして将来、本当の意味で「完璧な人柱力」が出現しある条件を満たした時・・・「仙人の力」も解放され元の形に戻るように仕組まれていたのではないか・・・と。
 
仙人の死後、長い年月が流れ・・・六道の「肉体」を受け継ぐ次男の末裔たちは「人柱力システム」を受け継いでいったのでしょうか。 仙人が遺した「尾獣」を捜し、手に入れ・・・
 
例えば雲隠れには 島亀内に「(ヤマト曰く)考古学的な価値があるほど古い」人柱力の修行場がありますよね。かなり昔から雲隠れ一族のあいだでは「人柱力システム」が受け継がれていたのではないかと思うんです。雷影の一族はご存知マッチョだし;血統的には「肉体の次男家系」っぽいですよね;(単純に強靭な肉体を持っているからという理由ですけど)。
 
ただし今までの人柱力達は尾獣の力だけを得ようとして…失敗してきたんだと思うんです。『完璧な人柱力』ビーが出現するまでは。・・・でもビーの場合、六道の力は得ていない・・・
 
「完全尾獣化」したり「部分尾獣化」したり。ビーは完璧に八尾との共闘は出来るようになったわけですが・・・
でも571話のナルトの尾獣化とは全く違いますよね。ナルトの尾獣化は単純に「九尾との共闘」だけでは無い・・・そこに「六道の力」が加わっているっていうのが ビーとは違うところ。
 
尾獣と和解し「完璧な人柱力」となったビーなのに、なぜ彼は「六道の力」は得ていないのだろう・・・?
 
考えられる理由としては、血統的な理由とか「ナルトは運命の子だから」というのもあるとは思うんですが・・・
具体的には六道仙人の力を忍ばせた人柱力システムという封印術の「鍵」は 尾獣に託されていたのではないかと思うんですが、その鍵とナルトの四象封印の基である「渦式の封印」が適合したんじゃないかと思ったりします。ビーの封印は「鉄甲封印」だったから「完璧な人柱力」まで至りながらも残念ながら 六道の力を得ることは無かったのではないかと・・・(あるいは、その鍵は全部の尾獣が持っていたわけでは無くて 九喇嘛だけが持っていた可能性もありますが、いずれにせよ「渦巻き封印」とその鍵が適合したのかと思います、あくまでも仮説ですが・・)。 
 
30日の571話感想コメント欄で、ナルトの尾獣モードの(配線模様)も鳥居形じゃないかとコメントをいただきまして、それで考えていたのですが・・・ナルトの尾獣モードの模様は《鳥居とうずまきを合わせたような模様》なんですよね。鳥居と言えば、綱引きをして九尾のチャクラを手にした時にナルトが使ってましたよね~・・・あの「鳥居」こそ六道仙人が開発した《人柱力システム》に秘かに仕込まれた六道の封印術の象徴なんじゃないかとも思ったんです。
 
そして《人柱力システムという封印術》から解放された六道の力と 《渦巻き封印》から解放された九尾の力・・・・この2つが完全に つながったことで、ナルトはあの尾獣モードになったのかなと想像します(今の段階では、ですが)。
 
ではなぜ「鳥居」と「四象封印(うずまき)」の組み合わせが 六道の力を解放するのか?ということですが・・・
「渦巻の封印術」も、そもそも六道仙人が遺した封印術の1つだったのではないかとも思うんです。(その理由については、「その2」で述べさせていただきます・・・)。
そして、「鳥居と渦巻」がつながることで、六道の力が解放されるように 六道仙人は予め《人柱力となり得る肉体》に封印術に仕込んでいたのではないかと・・・そんな気がします。
 
(それは同じようなことが長男家系のほうにも 仕込まれていた・・とも思うんですよね・・・)
 
ナルトは九尾と和解することで 六道仙人が後世の忍に託した「正解」を出して封印を解除したわけです・・・
でもここに至ったのは、多くの人達の力と「偶然の出会い」があってのことですよね。ミナト、クシナ、自来也長門、ビー・・・。その偶然の出会いと多くの人々の想いが《長い時間をかけての封印の解除物語》を導いたわけです。そして同じように、うちは側でも《長い時間をかけての封印解除物語》が進められてきたのではないか、とも思っています。
 
それが本当に偶然の成せる業だったのか・・・見えざる神の手によるものだったのか、
それとも誰かのシナリオによるものだったのか・・・。
 
 
(うちは側の話については、続きのその2「封印術としての写輪眼について」にて・・・3日発売の59巻の内容とも重なるので、出来ればそれをふまえて出したいと思っています。)
 
 
 
☆長駄文読んでくださって感謝。
 
☆思いついたら少々訂正するかもしれません。分かりづらくてすみません・・・
 
 
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