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イザナミとイザナギの術について・・うちはの究極瞳術

 イザナミイザナギ・・うちはの究極瞳術


イタチの説明によって明らかになったイザナミ。大事なのは、術の仕組みそのものより「強力な術には大きなリスクが伴う。そして、そのリスクを補うための術、というモノが存在する」・・・ってことなんだと思います。
 
 
それは《対》となる瞳術。イザナミは、イザナギの術者を諌めるために生まれた術。
なので・・・一応、イザナギをもう一度確認しておきます。
 
そもそも《イザナギ》とは、

うちは一族が「絶対失敗できない戦闘」に用いられた究極瞳術。

イザナギとは「己にかける究極幻術」・・己にとって不都合なことは幻に変え、己にとって好都合なことだけ現実のままに出来る。 たとえ「死」ですら、無かったことに出来る。
 
イザナギの発動条件》
 
写輪眼が必要(万華鏡ではなく、普通の写輪眼でいい)。
その眼は隠していてはダメで「見せる」必要がある(その眼を使った幻術なので)。ダンゾウもイザナギを使う時は日頃隠していた腕に移植した「イザナギ用写輪眼」を表に出しましたし、トビも小南戦でイザナギを使った時に仮面を手で割って日頃隠していた「左の写輪眼」を見せてましたよね。
 
そしてイザナギで重要なのは、写輪眼(うちはの力)だけではなく 「千手系」の力も要るという事。
 
つまり六道の力が必要・・それはイザナギが「想像を現実化する」つまり陰陽遁を使う必要があるから。ダンゾウは柱間細胞を移植することでこれをクリアしてましたけど、トビの場合もゼツと同じ細胞(柱間細胞)の腕を持っているせいと思われる。
 
イザナギの仕込み》
 
イザナギを使う眼を表に出し、それから「印を結んで」仕込み完了。

それから数分間「イザナギ発動」時間内であれば、その間に起きた「術者に不都合なことは幻に変え、都合のいいことは現実にする」が続きます。 ただし眼によって幻術の有効時間は違う(ダンゾウのイザナギは、1個の眼につき約60秒、トビが持っていた左眼は5分間有効だった)。
 
《術のリスク》
 
イザナギのリスクは、イザナギを使用した写輪眼は光を失う・・つまり失明する。
よってイザナギ使用者は、己の眼ではない「使い捨てにしていい他人の写輪眼」を常備し、移植していた可能性が高いです。 
イタチの話によれば、イザナギを使用する者が数人いた場合 それぞれの都合のいい結果を求めて争いになったと言いますから イザナギ使用者たちは戦いの度にイザナギを使う・・・ つまり眼のストックが必要になるわけで、うちは一族が眼を奪い合ったのは事実なのでしょう。 
 
過去の「イザナギ使用者」・・・どうやって千手系の力を得ていたんでしょうね(これは疑問)。
 
《解除方法》
 
眼によってイザナギ有効時間(術効果持続時間)は異なりますが、時間が来たら眼は閉じ、術は解ける(あるいは、術者が「解」をすれば解ける)。
 
イザナギの問題点》
 
イザナギ使用者が、己の都合のいい結果ばかり求めイザナギを使い続けるとか・・・ それが原因で新たな争いが起きたりとか。 イザナギ使用者はその力のせいで傲慢、怠慢となり・・・さらにイザナギ使用者どうしで争いになる。 写輪眼の奪い合いも生まれたでしょうし・・ま、これ続けてたら うちは一族は自滅しちゃいますよね。
 
イザナギ問題の解決方法としての、イザナミ
 
それらの問題が生じたため、イザナギを使う仲間を戒めるための術イザナミが生まれたらしい。

イザナミとは》
 
・・・イザナミとは、運命を自分で受け入れるよう導く術。
 
うちは一族の中でも、イザナギを使うことに危機感を感じるもの達がいた・・そして力に溺れる仲間を救おうとする人たちがいたってことなんですね。 
ダンゾウが、サスケとの戦いでイザナギを使ってきた事を知ったイタチが「お前、よく生きていたな・・」と言ったのは イザナギが「負けることが無い」術だと思われてたからでしょうか。 ・・・たしかに、よく勝ったなサスケ。
 
そして、イザナギを止めるための術《イザナミ》。・・・あくまでも術者を戒める術なので「敵を倒す事を目的とする術」とは大いに異なります。
 
イザナミという術は・・・》
 
イザナミは、対象を「無限ループ」の幻世界に引きずり込む術。 目による幻術ではなく、相手との体の感覚でハメる幻術。
(二人の体の感覚でハメる・・・ちょっと体感してみたい気も;)
 
イザナミの発動条件》
 
発動条件は、普通の写輪眼(万華鏡の必要はないと思われる)でもよい。
千手系の力は要らないらしい。
 
《術の仕込み》
 
相手との体の感覚でハメる術なので、まず《相手と接触などした時の感覚を、眼で写真のように記憶する》。そして再度《似たような状況を作って記憶し、最初に記憶した光景と重ね貼り合わせる》ことで、1つの輪(輪廻・ループ)を作る。
 
発動と共に、対象者は「作られた記憶と記憶」のループの中を、ひたすら回り続ける事になる。

イザナミの術のリスク》
 
リスクはイザナギ同様、一度使用した眼は光を失う。
 
《解除方法》
 
しかし、対象者は《本来の結果を受け入れる》ことさえすれば、ループから脱出できるように仕組まれている。 つまりイザナギによって運命を変えまくるのを止め、現実を受け止める決意が出来れば解除されるようです。

こうして、イザナギ術者が「本来の結果」を受け入れ、逃げなくなった時・・・イザナミから解放される。
 
つまり、これは仲間の眼を醒まさせるための術・・・仲間の心を救う術でもあります。
 
でもそのリスクが「失明」・・・うちは一族にとって「眼は命」ですから、いくら仲間のためとはいえ、リスク大きすぎる。 なのに、仲間を救うために己の眼を失う・・やはりうちは一族は、本来愛情深い一族なのです。
 

《うちは一族が追い求めた夢・・・完璧な夢の幻術《イザナギ》と、完璧を目指したことによるリスクを止めるための《イザナミ》。 互いに寄り添い、時に救い、見守る術》。
 
 




ちょっと脱線しますが;ここからは余談。


 
こうして考えると、イザナギのほうは六道仙人が当初取った方法に似ているのかな・・という気もしてきます。仙人は己に十尾を封じて、とりあえずの平和を作った・・ だけど十尾と和解したわけでは無い。だから己の死に際して十尾を分割し、尾獣達を創り、彼らに「いつか正しく導く者が現れる」と言っていた・・・つまり自分は正しく導け無かったと思っていた。チャクラの使いかたにしてもそうです。
仙人の力を分けた2人の息子達は、対立の道を辿った・・ 
忍世界がずーっと繰り返してきた、戦いの歴史。 それも、憎しみのループだと忍達も、少しずつ気づき始めたようですね。 そして己を見つめ直し、己を認め受け入れ、輪廻(ループ)から抜け出そうとしている。 六道仙人が後世の忍達に与えたこれらの輪廻(ループ)は、《イザナミ》のようなものだったのかも。
 
仙人は、いつか忍達が《正面から問題に向き合って、認め・・受け入れる》時が必ず来る、この輪廻から抜け出すことができると信じてたんだろうなぁ。 でも、九喇嘛は思っていたんだろうなぁ・・・長すぎなんだよ、じじぃって。
 
 
 
 
☆今さらの覚え書きですが、間違ってるところがあったら訂正しますので、教えてください。 なにせ・・説明を読むのもするのも苦手なもので。
 
 
自然エネルギーの説明も、チョコバニラアイスにミント味を加えるようなもんだという、ガマ吉の説明に納得してたナルト・・。 そういう説明の方が、私にも分かり易い。
んん~・・・何度も結婚や恋愛の相手を変えてばかりいる人(これって、イザナギ?)は、結局同じことを繰り返してるイザナミになってる)。 問題は相手じゃなくって自分なんだって気付よ~と・・それと似てる?んん違うかな・・・すみません。
 
 
 
☆ここまで付き合って下さった方、有難うございます(感謝
 
 
 
 
 
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