596話トビの台詞から考える、トビの右眼が「オビトの眼」であることの可能性
596話の中で、まだモヤモヤとしている言葉はいくつかあるのですが、そのうちの1つがコレ…
『そうか…』
『ナルトが螺旋丸を消したのではなく… カカシ… 貴様が螺旋丸を神威で…飛ばしたのか』
気になってるのはコレの《ナルトが螺旋丸を消したのではなく…》の部分です。
トビにそう言われて、ああそうか・・・「ナルト自身が螺旋丸を消した」という発想があったんだと、改めて思いだしました。 ああいう場面でナルトが螺旋丸を消すってことはなかったわけですが、一応、螺旋丸を発動した本人ならシュ～っと意図的に消すことはできるんだしなぁ・・と。 術者本人ならば、術を途中で止めたり消すことは出来る。
では瞳術はどうかといえば・・・ 術者本人が術を消せる例でいうと、「天照」がありますよね。 炎遁・加具土命で天照を自在に操れるサスケは言うまでもなくですが、加具土命を使えないイタチでも「天照を消す」ことは出来ていたんです。
43巻390話の13ページを見て頂ければ分かるんですが、イタチはサスケ(変り身）に着火した天照をジューっと消してるんですね・・。ようするに《術者なら自分自身の術を消す、あるいは止めることは出来る》例がコレなんだろうと思うんです。
たとえ一度発動してしまった術であっても、術者自身ならば自分の術を止めることができる。それは瞳術も螺旋丸等の術と同じなのかもしれない。
ただし・・・
たとえば螺旋丸(とか雷切とか）を消す時は、チャクラを練るのをやめるなどしてシュ～っと止めれば術は消えますが、天照などは「ストップすること」は出来たとしても、どこかに着火してしまった黒炎は「消火」しないと消えない。消火活動が必要なんです。その点、螺旋丸のような術と瞳術では「止め方」は違うのかもしれません。
瞳術が発動して一度起こってしまった「現象」を止める為には、ただ「やめる」だけではダメで「消す作業」が必要なんだと思います。
で、もう一度43巻の390話に戻るんですが、イタチは天照を「右眼」で発動しますが、「左眼」で天照を消しているような描写なんです。
13ページの描写を見る限りでは、天照の右眼は閉じたままサスケに近づき（左眼は開けている）、消火したあともずっと右眼は閉じたままで左眼のみ開けている・・・。つまりイタチの天照の術を発動する眼と、天照を「消す」眼は左右逆だと思うんです。
イタチの場合、「右眼の天照」の術を止めたのは「己の左眼」。
そして・・・サスケの場合は「左眼で天照」ですが、その天照を止めたり変化させるのは逆の「己の右眼」です（右眼の能力が『加具土命』）。
原則(あるいは理論的には）、術者は己の術を止めたり消せる。そして・・・
『瞳術』の場合は「左眼で発動させたものは自分の右眼が止める」、「右眼が発動した術は自分の左眼が止める」役割を果たすのかもしれません。
ならば、カカシが外道魔像に向けて発動した『神威』を トビが『止める(消す）事が出来た』ということと、
そして・・・瞳術の場合、左眼で発動させたものは“己の”右眼だけが止める事が出来る、という事を考えあわせたら。カカシが持つ『オビトの左眼』の神威を止めることができるのは・・・『オビトの右眼』だけ、ということになるんじゃないだろうか・・・。
トビの《ナルトが螺旋丸を消したのではなく…》という台詞が語るモノ。それは「トビの右眼がカカシと同じオビトの右眼」の証拠につながっていく言葉だったんじゃないだろうか。そう考えると、あの台詞が入れられた『意味』もあったような気がするんです。気がする・・という事ではありますが。
☆駄文読んでくださって感謝。
☆一部、アップした時と文章訂正しました。説明がかなり意味不明だったり、たりなかった部分をなおしました・・・
それでもまだ、ナルトの「えっとえっと・・左眼と右眼で！」みたいな文章ですが；文章力の無さ、お恥ずかしい。
☆お盆休みの方もあるかと思いますが、私は今のところ夏休みは無しです；だけど普段より時間がゆったり(朝がいつもほど早くないし自由）で夏を過ごしています。次のジャンプまで長いので、同じくトビのこの言葉からの雑考として、もう１つ予定していますが・・今度はまったく違う方向の話(六道仙人関係）考えてます；なんて話が逸れるかもしれないですが・・
☆それと、次の月曜日から１週間、自由に語り場を開けるつもりなので、コメント頂けると有難いです。お時間がある時に立ち寄っていただければ嬉しいです。
いつも本当にありがとうございます。
☆←ナルト好きブログ！応援よろしくお願いします（にほんブログ村）
