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うちはオビトの「嘘」と「真実」 (2月10日)

うちはオビトの「嘘」と「真実」 (2月10日)

まずは最初に、619話の雑考中の間違いを訂正させてください。ご指摘で気づいたんですが、イタチの写輪眼開眼は8歳でした;7才でアカデミー卒、翌年に開眼です。 すみません。下忍になってすぐ、いきなり何か写輪眼開眼するような何かがあったってことですね・・。訂正するとともに自分の思い込みを反省です。
 
・・・やっぱり、己の知識とか認識は曖昧なモノだ・・。
 
さて・・・今日2月10日は、うちはイズナとオビトの誕生日(ギリギリか・・?いや、遅いから…)
 
毎年この日にはオビト関連の事を書いてるんですが、今回でそれも4回目・・・というのも私はオビトファンだからなんですが、いや・・オビトに限らず619話に登場した柱間・扉間兄弟、この2人も人間的に魅力あり過ぎで惚れちゃいました(笑)  とにかくNARUTOの登場人物は個性豊かで魅力的な人ばかり。 最近の大蛇丸も、魅力あり過ぎて・・とにかく面白い。マダラさんも同じく、面白い人だし・・・
 
毎年オビトの事を書いているとは言っても、今回は去年までと違って「現在のオビト」を語ることができる・・・とりあえず、生きていてくれて本当によかった。 生きていればこそ年齢を重ねることができるわけで、やっと本当の意味で「誕生日おめでとう」と言えるのだから・・。
 
で、去年の2月10日は何を書いたんだ?と読み返したら、ん~~結構、いろいろ勘違いがあって恥ずかしい(苦笑)。 
 
1つは、カカシ外伝冒頭でオビトが遅刻の言い訳として言っている「ヨタヨタおばあさんが~」というくだりですが、去年の記事では、あの理由は「嘘」だろうと書いている。でも、事実は・・・ご存知の通り、599話のサイレント描写で判明したように、オビトは本当にジジババの世話をして遅刻していた。 もうこれには、誤解しててゴメンとオビトに謝りたい気分になりました。 「あれは嘘だろう」と思い込みで決めつけた自分が、恥ずかしいというか・・。
オビトは、嘘ってあまりつかない人なんじゃないかと。

オビトは今までマダラに成りかわったり、時には十尾の代わりのような発言をして「自分を偽って」はいましたが、それも、おそらくはマダラの為、十尾の為・・・。
でも、話す内容に「嘘」は無かったと思うんです。43巻でオビトがサスケに語った「イタチの真実」も事実のようだし、「マダラの真実」も「六道仙人の真実」もマダラから聞いた通りなんだろうし、おそらく事実なんだろうと思うんです。 ・・・やっぱりオビトは「嘘」は語らないんじゃないか、と。 ただ1つ、気になるのはサスケに語った「九尾事件のこと」なんですよね、 
 
「あれは自然発生的ないわば天災だ」 「うちは一族は関係していない」・・・・。

このうち「うちは一族は関係していない」というのは事実かもしれないけど、問題なのは「自然発生的ないわば天災」という部分なんですよね・・。 さすがにコレは嘘でしょ、と思えるわけですが・・・いやいや、もしかしたら・・・これも本当なのかもしれない。 
「(自然発生)的な」とか、「いわば」という曖昧な言葉は使っているものの、概ね事実なんじゃないだろうか。 
《いわば天災》という表現こそ、もしかしたら、九尾事件の「真相」に一番近いのではないか・・・・
あれは、いわば天災・・・いわば自然、天=神の怒りだったのかもしれない、と。 
 
619話で明らかになった《うちは一族は、愛情が深い一族》。
オビトも御多分に洩れず愛情が人並外れて深い人だと思うんです。 自分の命さえ「仲間を助ける為なら」何の迷いもなく差し出してしまうし、困っているジジババを見たら、自分が損をしても助けずにはいられない・・・ 
だから、今のオビトの行動の真実も、「忍システム」という鎖をぶっ潰すために、自ら『敵役』を引き受けるという「自己犠牲」だろうと私は考えておりますが・・・はて、彼の真意が分かるのは 当分先なんだろうな・・。
 
去年の2月10日の記事で間違っているところはもう1つありまして・・・
 
神無毘橋の戦いでオビトが岩に埋もれた後、オビトの前に「神様みたいな困った爺ちゃんが現れたのでは?」と書いてたんですが、う~ん・・ちょっと違った。 実際は神様というよりはボサボサの髪様、いや死神様でしたな・・;
 
マダラとオビト・・・表面的には全然仲良く見えないし、互いに憎まれ口をたたいたりしてますが、これも「うちはらしいストレートじゃない愛情表現」と思って微笑ましく思ってます。 中でも最高だったのは、
 
「・・・・マダラ・・・ アンタは十尾の力を使ってみたいだけだろ」 「・・・だからわざと・・・」 
「まるで子供だ」
 
「違うな・・・・・ ガキってのは・・・」 「落ち着きのないせっかちのことだ」・・・のやりとり(610話から)。
 
あの「バケモノ」マダラに向かって「子供だ」なんて言えるのは、オビトぐらいだろうなぁ。
年取ればさらに頑固になるし、子供みたいになっていく・・・マダラが十尾を使ってみたくなっちゃう「年寄りならではの子供っぽい心理」を、オビトはよ~く把握してるのかもしれません。なんつってもマダラさん・・・見た目は若いですが、心は爺ちゃんのままでしょうから。
 
カカシ外伝の幕開けは、オビトはおばあちゃんを助けてて遅刻してしまう。 で・・・結局、今も同じことをしているんだろうと思います。
 
本当はこんな土壇場での「爺ちゃんの世話」はシナリオ外だったかもしれません・・・ 計画の途中で爺ちゃんが飛び込んできちゃった時、オビトは思いっきり嫌な顔をしてましたけど(笑)、だけど仕方ない・・・困っているお年寄りを助けるのが、オビトのモットーですから(全然「ヨタヨタ」爺ちゃんじゃあないですが)。 
 
マダラは、オビトを見て「かつてのオレに似てきた」と思ってましたが、オビトはもしかしたら昔のマダラのようにふるまい、かつての己をマダラに拾わせようとしてるのではないかと思うんです。夢の世界ではなく、現実世界で叶える夢を・・マダラにもう一度、思い出させようとしてるんじゃないだろうか。そして、マダラの「孤独」を癒そうとしてるんじゃないかと・・
 
・・・でもまぁ、こんなことをやっていたら・・・結局、またオビトは『約束』に遅刻してしまうのかもしれません。
 
 
・・・・オビトそしてイズナ、誕生日おめでとう。
 
 
 
 
・駄文読んでくださって、感謝。
 
 
 
(ナルト好きブログ! 2013.2.10)