ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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時空間と十尾についての雑考 (627話雑考追加)

時空間と十尾についての雑考 (627話雑考追加)

さて、今までの「ドス重い展開」に新しい風を送り込んでくれそうな、4人の最強ゾンビ・・というか、まだまだ続く穢土転生ズ物語も、それほど重たくならずに済みそうなのは、今までどういうキャラか不明だった「初代・二代目」火影が思いのほか「面白い凸凹コンビだったから」・・・
柱間とマダラの《弟を想う兄ちゃんズの物語》が語られたわけですが(その前にはイタチの「兄ちゃん愛」の話があったり)、今度は扉間、そしてサスケ・・・《兄を想う弟たち》が描かれていってもいいよね・・と思っております。 もっとも、柱間の回想の中にも「兄・柱間を想う弟・扉間の気持ち」はずっと見えてましたよね。
 
私が扉間に期待しちゃうのは「弟として」の物語も然ることながら、『飛雷神の術ユーザー』としての扉間も期待しております。 ど~も「穢土転生開発者」として良くないイメージが先行してましたが、私にとっての扉間は『時空間忍術のスペシャリスト』のイメージでして…もっとも『穢土転生』にしても究極の口寄せの術、つまり「時空間忍術」の一種でありますし、扉間は《時空間を極めた忍の一人》とも言えると思っております。
 
この戦争で中心的な役割を果たした「穢土転生」ですが、最終戦で「最後の後始末」の役割を果たすのはこの人扉間じゃないだろうか・・何せ名前も「扉間」・・・時空間のゲートを最後に閉じるのはこの人なんじゃないか、と。
 
そして私の勝手な考えでは、これからの「最後の闘い」には時空間忍術が絶対に要る!と思っております。 
戦場には《扉間、ミナト、オビト、カカシ》といった「時空間忍術使い」が勢ぞろいするわけで、このメンバーが揃うんだから絶対あるでしょ!と思ってしまうのです。 
もしこれで飛雷神トリオのゲンマ・ライドウ・イワシまで揃って、ナルトも飛雷神を覚えたら・・完璧。 
627話最後に、扉間とミナトのダブル飛雷神の術で、元火影達が颯爽と顔岩に並んだのは 時空間忍術戦「開戦」の狼煙でもあるんかいなと…そんな風に受け取って内心ドキドキしておりました(しかしミナト班・・時空間忍術使い揃いですな・・)。
 
(ちなみに扉間とミナトの能力の「共通性」についてと飛雷神については、過去記事(ちょっと古い)にてということで・・略しますが)
 
そこで最近気になっている「消える」という言葉についてなんですが…時空間忍術ではよく「消える」という表現が使われますよね。 飛雷神の術の《フッ》と消え《フッ》と現れる音に表されるように、時空間の中に入ってしまうと姿もチャクラも「消えた」ように感じられる… 
 
例えば43巻395話、トビが時空間に消えた時 ヒナタは「…そんな… 突然…」 「消えた…」と言い、シノの蟲もチャクラを感知できなくなりトビを見失います。 これが時空間忍術と瞬身の術(雷影エーや九尾チャクラモードのナルトの超高速移動を含む)の大きな違いであって、時空間内はどんな感知系でも感知不能なエリア、チャクラも「消えた」ように思えてしまう。
 
最近の話では、625~626話で出てきた《マダラ周辺に存在する感知し難い「見えない」存在》…あれも時空間住人ではないかと気になっております。そして627話で合流した「香燐」… 彼女には「チャクラを消せる能力」がありますが(461話で水月が語っている)、その能力は「うずまき一族」ならではのものかもしれないし(全てのうずまき一族が同じ能力を持ってる訳じゃないでしょうが)、うずまき一族や千手一族がもつ各種能力は十尾(国造りの神)本来の原始的な能力なんじゃないかと(そこから各種忍術が生み出されていったんだろうか・・等々思うんですが)。 
 
つまり「時空間」とは、本来は十尾(神)の居場所ではないかと想像しています(妄想・・とも言われます)。
神の領域「時空間」を通過できる、六道次男系忍が使う「飛雷神の術」…そして六道長男系忍が使う「神威」。
度々ボヤいて恐縮ですが「神の名を冠する術」ゆえに、十尾との関係が気になる術でもあります。
 
そしてもう一個、気になってる描写はありまして、それが63巻603話113頁に描かれている《グルグルの中の空間》…オビトが中に入ってる絵なんですが、グルグルの「中」って、描かれてるのはこれ1コマだけなんですよね。で、そこに在るのは とても着ぐるみの中とは思えない、暗くて広い空間…神威の空間に似た空間なんです。グルグル(仮名)という“人造体を着ている存在”は、体(器)とチャクラを失った十尾じゃないかと思っているのですが、それはいつも「時空間」に居るのではないか・・と想像中です(想像の範疇ですが)。
 
一度時空間に入ったら、通常なら感知はされない…《消えた》ように感じる…
 
私がグダグダ言ってる、例の《オビトはシカク達を神威で飛ばして保護した》って話ですが…あれは今も本気でそう考えておりますが、あの時のナルトの「これって…どういうことだってばよ!?」反応と共に「これから本部は消える」という、いのいちの言葉も、裏に「消える(時空間に入る)」という遊びが隠されてるのではないかと疑っています…
 
(64巻の感想の「続き」、放置しててすみません。いいかげん早く書けという鍵コメントくださった方、GW中には書きますのでご容赦)
 
しかし、時空間内を感知する方法も1つだけありまして、62巻595話147頁下、オビトが時空間に入った時にビーが「消えた…?」と言うんですが、尾獣モードのナルトは《眼を瞑って、オビトが出てくるところを感知してる》。
いわゆる「敵意感知」(ナルト達が言うところの悪意感知)で探っているんですが、これだけは例外的に相手が時空間に入っても感知できるらしく、今のところ「消えた」相手を探せるのは ナルトのこの能力ぐらいかな?と思ってます。 
 
ナルトのこの感知はミトと同じ能力らしいですが、ミトさんは「尾獣モード」になったとは思えないし、九尾チャクラモードになったナルトは「うずまき一族あるいは十尾が持つ能力」が強化されるという事なんだろうか・・? 
そしてナルトとミトの「敵意感知」は、香燐の「神楽心眼」にちょっと似ているのか・・とも思います(神楽心眼:眼を瞑り半径数十キロ以内で異常な動きをするチャクラを見つける、あるいは特定済みのチャクラを探し出す能力)。
 
「神楽心眼」も「神」がつきますし、これまたその「源」は十尾がもつ力なのではないか・・等々考えてしまうんです(香燐は「通常時」には時空間内のチャクラは感知できないようですが、神楽心眼を使った場合はどうなのか…これは不明)。 
 
そして、オビトが《マーキング無しで時空間を飛べる》理由…これも以前より気になっているのですが、神楽心眼的な感知を使って「対象者のチャクラを探している」可能性もアリかと思うんです。 
しかし、オビトが神楽心眼的な感知が出来るかどうか…いくら「柱間細胞」があるとはいっても、「十尾由来らしき感知能力」まで(細胞のお陰で)使えるだろうか…というのも引っかかります。
オビトはこの感知について『こっちにはそれなりの能力がある』なんて言ってましたが(453話で)、う~む…もしかしたら、まだ「グルグル」はオビトの中に同居してるのだろうか?そして方向指示を出してるのだろうか、とも考えてしまうんですよね。 
 
そして…ナルトも時空間内を「感知」できる事。 コレって、ナルトが「マーキング無しで飛雷神の術」を使うためには重要な事なんですよね。 しかも今のナルトはミナト父ちゃんと同じ「トランス能力」も得たことだし、九喇嘛の莫大なチャクラを得て、「父ちゃんのあの術を完成させる」条件は揃った・・といっていいんじゃないだろうか。
 
そして飛雷神の「師」としては最高なミナトも ついに戦場へ赴く…。
 
私としては、忍達が最終的に「闘う」(向き合う)のは十尾じゃないかと思っているのですが(これは六道仙人が望んだ事なので)、そのためには「十尾の居場所(仮に・・ですが)」である時空間は重要になってくるのではないかともうんです。勝手に思ってるだけですが・・
 
オビトの「本当の目的」も、六道仙人が望んだ事と同じ《尾獣と人間が真剣に向き合い共生の道を探ること》じゃないかと現時点では考えておりますが、そのオビトが土壇場になってカカシに《神威による時空間出入りの猛特訓》をした理由…それは、後に控える「十尾戦」に必要だからではないかと考えてます(608~609話)。 
 
オビトは、口ではクズクズ言っちゃいるけど、カカシを「信じて」託しているのですよ
(きっと)。 
 
さて、最強ゾンビ4体とモンスター3体…(+2名)。彼らがあっちの戦場に新しい風を送りこみ…時空間への挑戦があるのかどうか。 過度に期待せずに(笑)期待していようと思います。
 
 
時空間になると、いつもテンションあがって、すみません。
 
 
 
☆ぐだぐだ長駄文におつきあいくださって感謝。
 
 
☆次のジャンプは「土曜日発売」です! 628話雑考は土曜日アップします(時間は未定ですすみません。)