ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

NARUTO-ナルト-66巻 コミックスの感想をちょっと ①

NARUTO-ナルト-66巻 コミックスの感想をちょっと ①

66巻読みました!
 
・・・表紙が、 「懐かしい」!!
 
先生の一言のところにも、今回の表紙は1巻のナンバー4のセンターカラーの時のイラストを今の感じでリライトしました』とありますけど、あの時の絵が「今バージョン」で再現されてるんですね。 
 
第1巻第4話の「新三忍を彷彿とさせる画」についての話は、ちょうど631話と635話の雑考でも書いたばかりだったから、なおさら嬉しくて。 第1巻のあの時から、「今のこの時」は予言されていたようなものだったのだと・・「ついにここまで来たか」の想いでいっぱいです
 
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(これが66巻の表紙の「元」である、第4話の扉絵の模写…635話雑考に載せた画の使い回し)
 
ナルト達『新三忍』が乗ってる口寄せ動物たちですが、第1巻のこの画にある顔ぶれとは少し違って『アオダ、ガマ吉、蛞蝓(のうちの一匹と言ったらいいのかな)』。 気になるのは「二代目マンダ、蝦蟇ブン太、蛞蝓(のうちの一匹)はまだ、この戦場に登場していない・・・「元祖三忍」の口寄せ三竦みトリオは「まだ控えてる」って事なんです。 つまり、『元祖三忍(自来也も含める)』が彼らに乗って登場・・という事も、この先あるんじゃないかと期待してしまうのです(うん・・期待しておこう!)。
 
先生の一言には《一歩一歩確実にラストに向かっていってます》ともある・・・
 
NARUTOという作品が、66巻超えという長編でありながら、ダラダラ感があまりないのは・・全体を貫くテーマがシッカリと在ったり、きちんと伏線が回収されていったり、そして「ラストに近づくにつれドンドン話が原点(最初)戻っていく」という構成バランスの良さにあるのではないかと、私は感じています。
例えば、やっと今になって第1巻の扉絵の「予言」が実現されたり。 第1巻、第2巻あたりの《ナルトたち第七班が忍者として、第七班としてスタートを切った日》の原点にナルト達が「戻っていく」のを感じたり。 
ナルト達に必要なモノは何なのか、足りてなかったのは何なのか、どうして忍者になりたかったのか・・何が一番大切なのか。 あの鈴取り合戦の日の「答え」が、やっと「そろそろ」出されるのではないかと感じています。 彼ら3人が、本当の意味で「第七班」として再出発出来るのは、再び揃って鈴を取れる時じゃないかと思っています。 「鈴」といっても、あの「鈴」じゃあなくって、もっと大切なものかもしれませんが・・・
 
さて・・・いつもコミックスが出ると、『ジャンプ掲載時の違い』を探すのが恒例になってるんですが、ま、細かい訂正はいいとして(背景にトーンが貼られたとか、「事→こと」に変えられたり、文字の配置が変わっていたり等々)、シカマルやマダラのセリフが少しつけ加えられたりしましたね。 そして、それとは別に、かなり大きな変更がありましたねぇ・・・
 
《時空間内でのカカシとオビトの会話》・・・これ、完全にリニューアルじゃないですかぁあぁ・・・! 
 
ジャンプ掲載時の「毎週の感想」では、この部分はそれなりに雑考したもんですから、ちょい拍子抜けすると同時に、「変えてくれてナイスだよ!」とも思ったりで。
といいますのは、ジャンプ掲載時のカカシのセリフの1つ『お前の未来は死だ』・・・いっくら何でもオビトに向けて、このセリフはないでしょーよと、当時・・かなり腑に落ちなかったんです。 今だからこそ言っちゃいますが、一瞬あのセリフで「カカシ」という人物の人間性を疑ったほど(ゴラッ・・過激な物言いですみません)。 いや、そのぐらい・・あのセリフは「カカシらしくなかった」と思えたのです。 内心モヤモヤしつつ「しかたなく」無理やりこじつけなどして、カカシをフォローして雑考してみたんですが、今読み返しても「無理」がありました。 なので『変更歓迎』なのです。
 
しかし、あまりにも変更が多い・・・というかセリフが完全に違うモノに書き変えられているので、「カカシとオビトの会話」部分(629~636話)については、改めてしっかり出直しで『雑考書き直し』することにいたしました(近いうちに必ず)。
 
その他の部分については、変更箇所以外は「ジャンプ今週号の感想」(628637話)で既に、長々ダラダラと書いておりますので、コミックス派の方は読んでいただければ大変有難いです。 今回はジャンプの感想に追加したい事、「今だから思う事」を数点つまみあげてみたいと思います。 
 
まず今回は、最初なのでちょっとだけ・・・サクラの事を。
 
サクラが3年間、すこーしずつチャクラを額に溜めてついに手にした、綱手と同じ《百豪の印》 (ジャンプでは「白豪」になっちゃってましたが「百豪」に訂正されてました)。 これはもう、彼女の『努力の賜物』といいましょうか。 
 
「ナルトとサスケ」という特別な2人に挟まれて、サクラは「差」をずっと感じてたと思うんです・・・もしサクラが「ナルトは四代目火影の息子」と知っていたのなら、なおさらのこと。 彼女もまさに『努力の天才』ですよね。 もし、リーの「頑張る姿」がサクラを勇気づけたのだとしたら・・・リーの一途な想いも、少しは報われそう。
 
でも、サクラがいくら「チャクラコントロールが抜群」だからといっても、それだけであんな「怪力」が出せるものだろうか?という疑問も、まだちょっとだけ感じてはいます。 以前申し上げた、かなり妄想気味な「春野家の家紋(第1巻第7話の扉絵)と、仙人モード柱間の額に出現した丸い印が似ている」ことからの、サクラもそれなりの「血統」である推測・・・アレもまだ少~しだけ「可能性程度」には考えてはいますが、でも、それよりも「努力は天才を凌ぐこともできる!」のほうが、個人的には「好み」だったりします。
(ちなみに、仙人柱間の額に現れた丸い印ですが、サスケが仙人の力を手にしたら到達する(かもしれない)「鷹の目」じゃあないかとも妄想中です、が・・・これもただの「妄想」)。
 
ただ、サクラについては、ちょっと「気になってる」描写があるんです。それは、サクラの「チャクラの質」・・・
66巻の632話で、サクラが溜めたチャクラを解放して、十尾の分裂体を《ドコ》っと派手に突き飛ばそうとするところ。 サクラの拳に溜まったチャクラを、ナルトが《ゾクッ!!》と感じてるんですよね。 
そこ、「ドキッ」でもなく、「ビクッ」でもなく・・なぜか「ゾクッ」。 
 
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だいたい“ゾクッ”というのは殺気とか、冷たいチャクラとか、ようするに・・「恐怖」を感じる時の反応ですよね(笑)  
サクラの拳に集まったチャクラが あまりにも「膨大過ぎた」ため、驚きを通り越して「恐怖レベル」にまで引き上げられたのだとは思いますが、それにしてもナルトの「表情」は、まるで敵の攻撃を警戒するような顔。 「ビックリする」程度なら分かるんですがねぇ・・・ナルトにそこまで《ゾクッ》と感じさせるサクラのチャクラの「質」とは、いったい何ぞ?と。
 
で・・前にも、ナルトはサクラに「ゾクッ」とさせられていることがあります。 “ゾクッ”といっても、いい意味での「ゾクッ」ではなくて、やっぱり「恐怖」を感じての“ゾクッ”。
35巻、第十班と焼肉「Q」で打ち上げをしていた時、サイが いのを「美人さん」って言うんですが、その時のサクラの「怒り」をナルトは敏感に感じて、「ゾクッ」としてる。 
 
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ナルトは敏感に「殺気」を感じ取ったという事なんでしょうが…なぜか「ドキッ」じゃなくって「ゾクッ」 (笑) 
 
よほど「サクラの怒り」には、ナルトをゾクッとさせる「何か」があるらしい。
 
ナルトは結構「空気を読む」事には敏感で、あの焼肉打ち上げの時だって、サイがチョウジのことを「デ○」と言いそうになったのを鋭く察して「止めに入ったり」、意外と繊細に気遣いするタイプだってのが分かるんです。 ナルトは人の心の機微に敏感なセンサーを持っていますが、それは小さい時に培ってしまった「周囲の目を気にする」癖のせいでもあり、それと「持って生まれた、ミナト譲りのチャクラ型感知能力」のせいなのかもしれません。 特に「怒り」でチャクラが変化する時、ナルトのセンサーは敏感に感じ取るっぽい。
 
「今の」ナルトは、仙人モードや九喇嘛モードにならなくても かなりの感知をしてますが、632話でわざわざ描かれている「ゾクッ」という描写…ナルトは、サクラのチャクラの「量の変化」だけでなく、「ゾクッ」とするほどの「チャクラの質の変化」を感じたのでしょうか。 『ナルトならでは』の感知センサーに、激しく「衝撃」を与える種類の何か(電気信号系?)…。
 
ナルトが九尾チャクラモードの時に感知する「敵意」なんかも、この種の「チャクラの変化」を感じ取っているのかもしれないと思うんです。 怒りや攻撃心がチャクラに影響を及ぼす「変化」を、ナルトは敏感に感じてしまうのかもしれない。 
・・・だとしたら、ナルトやミナトと似た「感知能力」を持っていると思われる扉間も(ミナトと同じ方法=指を地面につける方法で、敵を感知している)、そういった「変化」を敏感に感じ取るのかもしれません。 だからついつい「疑い深く」なってしまったり、「警戒してしまったり」するのかも。 
そして、扉間jは《うちは一族の脳内で起こる、憎しみや絶望が引き起こすチャクラの変質》も、敏感に感じ取れていたのかもしれません(あくまで推測ですが)。  あれ、サクラのことじゃなくって「ナルト」のことになっちゃったかな・・・
 
と・・・とりあえず(汗)、なぜかあの時、ナルトがサクラに「ドキッ」「ビクッ」ではなく「ゾクッ」と恐怖(?)を感じた「その理由」が、ちょっと気になるのです。  
 
 
☆66巻からの「お題」、続けるつもりです。
 
 
 
 
☆駄文読んでくださって感謝。
 
 
 
コメントのお返事、遅くなってすみません。ゆっくりお返ししますが、ご了解を・・・
 
(ナルト好きブログ! 2013/09/04)