ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTOに登場する「橋」の雑考 (カカシ先生誕生日おめでとう…それと、ちょっと雑談)

NARUTOに登場する「橋」の雑考

 さて、今日は9月15日…木ノ葉の第六代目火影にして第七班の先生、はたけカカシの誕生日なんだけど…15日中に記事をアップできるかなぁ… 
 とりあえず、カカシ先生、誕生日おめでとう。 そして、まずは…「お疲れさまでした」と言いたい。 ナルトとサスケの世話役という、ホンっトに大変なお仕事をよくぞこなしてくれました。 だけど、岸本先生はちゃんとカカシ自身の物語も素敵に終わらせてくれました(よね?)…長い間のカカシの苦労は「報われた」…私も読者としてホッとしております。

 で…以前「続きはいずれ」といって放置していた“カカシの物語をざっと振り返る”の続きをそろそろ…と思いまして、でもその前に「前置き」として書いておきたいものが1つあって…  今日は、カカシの物語においても、そしてナルトとサスケの物語においても、とっても重要な役割を果たしている「橋」についての雑考を少々。

 前のカカシ記事(※)では「16巻」は多くのキャラクターにとって「転換点の1つ」という話を書いたのですが、転換点といえば「52卷」に登場する鉄の国境の橋も転換点のひとつですよね。   前回の記事(※香燐の記事)も52巻・鉄の国境の橋の話だったのですが、あの時あの場所でも、それぞれの《想い》が交錯していたんですよねぇ…。 52巻に登場する橋は「破壊されてしまった橋」でした。  繋がれていたはずの2つが、分断されてしまった橋…  


NARUTOにおける「橋」

 「橋」というのは、2つの隔てられたものを「つなぐ」もの…  NARUTOの中で「橋」は、出会いや別れの場として度々登場します。 ナルト達にとって最初の任務(最初の任務らしい任務)であった「波の国任務」も、建設中の橋の上が戦いの舞台でした。 
 海をはさんだ火の国と波の国の人たちが、協力して完成した橋… ナルト達は「両側から手を取り合って協力すれば、きっと橋は架かる(つながる)」ことをしっかりと心に刻むんですね。 で、ナルトとサスケが「最初に」この体験をしたことが、二人の将来に大きく影響したと思うんです。 ナルトにとっては「けっして諦めない」の原動力に・・・サスケにとっては「だからこそ断ち切らねば」という執念に。

 そして、ナルトとサスケの別れの場となった「終末の谷」…そこに“2つをつなぐ橋”はなく、二人はそのまま別々の方向に歩み始めてしまうのですが、その後も彼らを試すかのように、いくつかの「橋」が現れます。  《天地橋と、再びのなると大橋と、鉄の国の国境》…

・ナルトが壊しちゃった「天地橋」

 サスケを取り戻す気満々で向かったハズの、草隠れの「天地橋」… でもナルトは気持ちだけが先走っちゃって、九尾化して橋を破壊してしまいます。 サスケへと続くはずの橋を、自分で壊してしまったナルト… それは、ナルトがまだ「サスケを受け入れる準備が出来てない」ことを示すかのようでした。 

 自分を受け入れられない奴が、他人を受け入れられるはずがない… まずは「九尾の人柱力としての自分」を受け入れてからでないと、サスケへの橋は架けられない。 ナルトが自ら壊してしまった「天地橋」…それはサスケへの道が「まだまだ」であることを語っておりました。

・サスケが見上げた「なると大橋」

 一方、“蛇”を結成したサスケが最初に立ち寄ったのが、波の国… サスケは「なると大橋」を懐かしそうに見上げていましたっけ。 断ち切れない想いで一瞬「迷い」が生まれたのかな… でも、だからこそ余計に「断ち切らねば」と思ったのかもしれない。 
 ナルトとサスケの原点である「なると大橋」…それは皮肉にもサスケの「断ち切る決意」を新たにさせてしまったのかもしれません。
(そしてここから…サスケの「全てのつながりを断ち切る道が本格的に始まる)

・そして、サスケが壊しちゃった「鉄の国境の橋」…

 第七班がサスケのもとに再集結した時…「鉄の国境の橋」は破壊されてしまった後でした。  破壊されたといっても、あれは厳密には「ダンゾウの裏四象封印」のせいで壊れた訳だけど、これもサスケの「つながりを断ち切る為の戦い」の結果… だから「サスケが自ら断ち切った橋」とも言える。 そしてサスケはここで、大切なつながり…香燐、サクラ、カカシ、ナルトを斬ろうともした。

 破壊された橋の下、川を挟んだ「こっち側と向こう側」に…ナルト達第七班と、サスケとオビトが向き合う… 
 無残に断ち切られた「国境の橋」の姿は、二組の「元の仲間たち」が最悪の状況にあることを表しているかのようでした。 でも、あの最悪な状況を象徴する「破壊された橋」は、この先は「つなぎなおす」方向に向かうことを語ってもおりました。 ナルトはこの時、再び「橋をつなぐ」決意を新たにし、物語はゆっくりと「再びつながりを取り戻す方向へ」と向かい始める… 52巻の国境の橋は「断ち切った」つながりと、再びつながれようとするつながり…この先、終盤に向けて話が大きく動き始める「終わりに向けた始まり」でもありました。

(そして「二度目の終末の谷」でナルトとサスケは手を取り合い、マダラと柱間の石像の手もつながれ、最後にようやく終末の谷にも「橋」が架けられる)…


 NARUTOの物語は、壊されてしまった橋(つながり)を再び架ける(つなぐ)物語… 
 時には自分で知らないうちに壊してしまったり、わざと壊してみたり… 出会いと、別れと…つなぎたい想いと、断ち切りたい想いと…心に残る場面に必ずと言っていいほど登場する「橋」…それぞれの想いがぶつかり、交わる…私にとって「橋」は、NARUTOに登場する大好きな“風景”の1つです。


(…そして、それはカカシにとっても… ということで、次回のカカシの話に続けます。 …ここまで、読んでくださって感謝)。


《ところで、ここでちょっとまったく別話題を》。 以下の文章はいずれ消去するつもりですが、いろいろありまして、ちょっとここに続けて書かせていただきます。 NARUTOの考察とは無関係なので、関係ないものは読みたくない…という方は、どうかスルーしちゃってください。


 いきなり生臭い話題で大変申し訳ないのだけど、最近話題のパクリやらコピペ問題について、ちょっと触れておこうと思います。 このブログも何度かその類の被害にあっておりまして、このブログの記事を無断コピペしているサイトが、今もいくつも存在し、中には当ブログの最新記事を記事全文まるごと40以上も無断で張り付けている悪質なのもあります。まったく…  で…ここで改めて、申しあげておきます。 当ブログの正式名称とURLは、

 ナルト好きブログ! (NARUTO-ナルト‐考察・雑考ブログ) 
 そしてURLは、Yahoo!ブログの、http://blogs.yahoo.co.jp/konohanogenin 
 でございます。 「ぱぴさんの雑考記事が読めるのはここだけ!」ってことで…

 (あと、私が出没するのは自分のツイッターだけ → @papi_naruto) ツイッターは初心者なのであまり呟かないのだけど、ブログのコメント欄閉じている間はこちらならお返事できると思います。返事は遅いかもだけど…

 でも、そういう「無断コピペ被害」に遭ってるブロガーさんは勿論私だけじゃないわけで…困ってる人も多いと思うんです。 どのブロガーさんも「ブログを読んでくださる読者の皆様お一人お一人」を(勝手に)想像しながら、「想いを届ける」ために心を込めて、時間をかけて、汗水鼻水垂らして大切に「自分の記事」を書いているはずなんですよ。 それをお手軽にコピペして、無断にサイトを作る行為はダメでしょうよ…人としてやっちゃあダメ。 いわば…農家の方が大切に育てた果物を、盗んで売りさばくような行為。 ブロガーとして、そういう事をされるのは、とてもとても悲しいものです。  でも、そういう行為をする人に「しないでね」なんて言っても、通用しないだろうし、ここはもう読者の皆様のご判断に頼るしかない…… 


 何年か前に、ほかのところに私のなりすまし的な人が出没するとか色々あったのだけど、その時は「分かってるから気にしなくていいよ、無視しておけばいい」と皆さんにアドバイスしていただいたおかげで平然と無視していたんですが…今回は、放っておくこともできず… というのは、コピペしてるサイトの中には怪しいショッピングサイトへの誘導もあったり、アクセスする人に「何らかのリスクをもたらす」サイトの可能性もあるので、さすがに放置もしておけない…ということで、あえてお知らせしました。 そして、どうか皆さんにも「コピペ問題」を改めて考えていただきたい…と思います。 


…って、こんな事は書きとうないよね、ホント。どうか、もうこんなこと書かせないでおくれ(SVP)


☆ちなみに、あまりにもなぁ…ってのは、著作権侵害の手続きはするようにしています。けど、そういうのは本来したくないよね…
☆…ってことで、次回こそカカシの記事を完結させるつもりです。


もう一度あらためて、カカシ先生…誕生日おめでとう!(あえて今の年齢は聞かないよ!)



…って間に合うか?ギリギリか?







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(ナルト好きブログ! 2015/09/15)