ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 7:激突・・・!! 感想 (をちょっとだけ)

今年も残り一カ月、そしてBORUTO-ボルト-もいよいよ大詰めですね。 今年いっぱいは「劇場版ストーリー」で終わってしまったなぁ・・ というか、この続きはあるんだろうか。

今週掲載のBORUTOは、何と言っても ナルト父ちゃんとボルトの心あったまる会話が良かったですよね。 ナルトがボルトにすまないって言ったのも、ボルトの言葉にもしみじみしてしまった。 なかなか、あんな事父ちゃんに言えないよ・・いい親子だなぁ。


それと、モモシキの「伝える術」の事なんですが・・彼らの「能力を伝える術」とは、仲間を実のようにしてムシャムシャ食らいつくというね・・なんとも野蛮。 しかも食べ方もえげつなく汚い!
なのに、忍達のことを「下等種」なんて言うんですもんね・・ どっちが下等なんだとも思いますが・・あの大筒木カグヤも、あんな感じに「神樹の実」を食らったのでしょうかねぇ、神樹の力欲しさに。

相手を食べて丸ごと能力を取り込む方法ってのは 実にお手軽なズルい近道ですが、ナルト父ちゃんの話は「近道なんて無ェ!」ということを確認していった物語・・・ 忍の伝える術とは《耐え忍ぶ》なんだと・・時間をかけて細く長く、しなやかに繋いで紡いでいくんだという事を確認していった物語でしたよね。
そして今回の劇場版BORUTOもその確認であり、ボルトが父ちゃんの「ダサいけどカッコいい物語」を少しずつ知って、受け継いでいく物語になってますから、 受け継いだ上でボルトにはボルトの・・・きっと何か新しい、ナルト父ちゃんとは違う「課題」が出てくるのでしょう(と思ってます)。


で・・気になったのは、モモシキが

「そいつはお前の子か? 狐よ・・・」
「・・・なるほど・・・・ なかなかに面白い運命を背負っているようだ・・」

と言ってたこと。


モモシキはナルトを「狐」、サスケは「輪廻眼」と呼んで、眼と獣であるという興味しか無い様子だったけど・・ボルトには「何か」違う関心を持ったように見えました。 ナルトやサスケ以上の何かを。

ボルトもその言葉に「・・・?」という反応をしてましたが、この時モモシキがボルトに感じ取った「面白い運命」とやらが、ボルトの物語を大きく動かしていきそうですね。

その運命とは、ナルトとサスケが抱えた「眼と獣」としての運命ではない、何かまた別の「何か」・・「大筒木一族にとっても重要な関わりのある何か」なのかもしれない。その「何か」が、いずれ《ボルトと大筒木一族の心をつなぐ とっかかりとなる》モノであり、ボルト自身の「課題」になっていくんしゃないか・・なんて思っています。


今回のBORUTOのことから、とりあえずちょこっとだけ・・・



☆年内、また気まぐれに「NARUTOの中の父ちゃんズ」の話を書いてみたいと思ってます。






(ナルト好きブログ! 2016/11/21)