ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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BORUTO-ボルト-第11話「新たな任務!!」 感想

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-第11話「新たな任務!!」

ようやくこちらも桜も見頃を迎え、少しずつ春らしくなってきました。 新年度を迎えるこの季節に、BORUTOも事実上のスタートですな!!

正直言うと、今回のBORUTOを最初に読んだ時は・・新キャラ・テントウのク○ガキっぷりにボルト以上にムカつき、さらに「違和感」のようなモノを感じてしまいました。 でも「違和感」を感じるのも当然っちゃ当然なんですよね、彼は「忍」ではない、全く違う世界で生きる人物なのだから。 それに、嬉しそうに父親に話しかける表情や、父親に振り向いてもらえず寂しそうにする表情を見ると、まだまだ幼い普通の少年。 そして、テントウの目には、まったく「曇り」を感じない・・・生意気で世間知らずなんだけど、純粋で素直なんですよね。 悪気はなくって、ただ思ったことをそのまま素直に言ってるだけ。

 その「呆れるほど純粋な無邪気さ」が、余計にボルトをムカつかせてるような気もするけれど・・。 


NARUTOにおける「イナリ」と、BORUTOにおける「テントウ」


さて、その「テントウ」(大名の子息)ですが・・なんとなく「イナリ」を思い出してしまった。 「テントウ護衛任務」は波の国の「タズナさん護衛任務」を想起させるし、テントウは「イナリ」と重なる・・ 

《最初は生意気で感じの悪い「ク〇ガキ」だと思ったけど、主人公と同じ孤独を抱えていて・・二人だからこそ分かり合えるものがあって、次第に心を通い合わせていく》・・そして任務を終えて、主人公は「己の忍道」を見出すというね・・・この先「ボルトとテントウ」の話も「波の国物語」のような展開になるのではないか・・と思えてきます。

 で、ナルトの場合は最初に心を通い合わせた「同じ孤独を持つ相手」がイナリだったわけですが、その「イナリ」・・イナリの名前は「狐」と重なります(厳密には稲荷神=狐ではないらしいけれど)。 これは《いずれはナルトが「狐」と心を通い合わせる》ことの暗示だったんじゃないかと思うのだけど、では・・ボルトの場合はどうなんだろうか。 

 「テントウ」・・・テントウの名前が、もし「お天道様」のテントウだとしたら、「太陽神」と重なります(「まどかテントウ」ってのは、まるい太陽?)。
これは いずれボルトが「太陽神」と心を通い合わせるようになる・・という暗示じゃないかと妄想してみます(妄想だけど)。 とはいえ、ボルトはいきなり「神」の呪印を食らって背負っているわけだし、いずれは「自称・神」とやらと向き合わなくちゃいけないのは、ほぼ確実。

(今まで何かと「月」は出て来たけれど、「太陽」のほうはあまり出てこなかったなぁ・・・)

「テントウ」は、ボルトにとって住む世界が全く異なる少年。 そして、テントウは
自分が高等な人種と思って「忍」を見下している・・・  そういえば、異世界の住人「モモシキ」も、やたらと自分を高等生物と考えて「忍」を見下していましたよね。
 テントウとの出会い、そして「仲良くなっていく過程」は(木ノ葉丸先生が言うように)「ボルトには良い勉強になる」んじゃないのかな・・? いや、ものすご~く大切な第一歩になるんじゃないだろうか。



・「縦糸」と「横糸」

今回描かれた新エピソードの出だしは、どこかナルト父ちゃんの昔話を思わせる感じで始まった・・・《同じような色の縦糸が投じられて始まった》という印象。 これでボルトも父ちゃんと似たような道を進むのかなぁ・・とも思ってしまうけれど、でも物語は「横糸次第」で決まっていく。 たとえ敷かれた「縦糸」がナルトと同じ色だったとしても、この先に差し込まれてくる「物語の横糸」次第で、模様は変わってまいります。

今週号の表紙(BORUTO)には《NINDO can(not)  change》と書かれているけれど・・・「忍道」(忍の本質)は変わらない・・・だけど、その「カタチ」は時代とともに変わることもある・・という事かな。 

「変わらない忍の本質」と「カタチを変えていく忍道、忍の在り方」は、時代を超えて変わることなく、ずっとつながれていく「縦糸」と・・・新たに違う模様を紡ぎ出していく「横糸」。  最終的にボルトが紡ぎ出す「物語の模様」は、父ちゃんのモノとは全く違うモノになるんじゃないだろうか・・なんて思ったりします。




(追記)

☆映画ストーリーが完全に終わったことで「池本・小太刀色」も濃くなってきたような気もしますが・・たとえば、セリフの中に「」が多く使われていたりとか(岸本先生の場合は強調語の横に「・」をふられる場合が多かった)。
それに「頭領(おかしら)」や「暗示」という言葉の使い方にも「NARUTO」との違いを感じたりする・・・なんとなく、だけど。

☆ナルト、シカマルに「大名を待たせないように」って言われてたけど・・ 多忙のせいなのか、すっかり「遅刻癖」がついちゃったみたいだなぁ・・

☆ボルトの手に浮かぶ呪印・・かつてのサスケの呪印やネジの呪印と重なるけど、相当ボルトの心の負担になってるみたいですね;

☆今回出てきた「昭和レトロな駄菓子屋さん」。今の木ノ葉の街並みは見事に「新旧」がごちゃ混ぜになってますね。 ナルトが使ってるような最新の薄型ノートパソコンがあったり、その一方で大名が使ってる携帯電話は巨大なショルダー式(ボディコン姉さんがシモシモ~とか言いそうな感じの)だったり・・・  

☆今週のセリフの中で印象に残ったのが、サラダの「本っ当バカだね男って」。
NARUTOの男と女》については、これも含めて色々書きたいんだけども・・長文になってしまうので、改めて(今回のサラダの発言を含めて)別記事で、近いうちに!

☆それともう1つ、ミツキの「・・いやぁ ボクは・・・」。 サラダに「アンタは(カードゲームを)やらないの?」と聞かれた時の答えなのですが、肝心な続きの部分がメタル・リーの「おぉーい!!」の声で中断されてしまってる;
 
☆ミツキは何を言おうとしたんだろう? カードよりリアルなデータを持ってるとか、このカードを製作販売してるのが大蛇丸だとか(笑)?
ともかく、ミツキのセリフの「肝心なところ」は何かと途切れがち(前も、親の話が中断してしまった事があった)。

☆会話が「途切れてしまった」件については、親の大蛇丸
NARUTO終盤で2件ほどありましたNARUTO-ナルト-の気になる未完部分ってことで度々触れてきた件)。この親子のセリフの「途切れた部分」には、すご~く大事なことが隠されていそうで、なんだか気になるんですよねぇ・・。


☆そのほか、また思いつくことがあったら記事にしていきます。今日のところは、とりあえずこのぐらいで・・ それと、機会を見ていずれコメント欄を開こうとも思っているのですが、お返事が遅くなってしまいがちなので躊躇しております。そのうち・・;




☆長駄文、読んでくださって感謝・・・







(ナルト好きブログ!   2017/04/03)