ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 第15話「支う影・・・!!」感想

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-  第15話「支う影・・・!!」感想

《本当に欲しいモノはどんなに大変だろーと 自力で手に入れる》・・・そして、
扉絵に添えられた《忍び支える》という言葉。  これがボルトの忍道になっていくのかな…?   
  自来也は《忍び堪える》、ナルト世代は《忍び耐える》、そしてボルトは《忍び支える》・・


《支える》とは、助ける、分かれる、枝分かれ、そして胴(幹)に対する手足(枝)という意味でもあり、《》という字は竹(十)に手(又)で手に枝を持つ姿を表すという広辞苑、漢字源による)。

 「幹と枝」といえば、三代目火影ヒルゼンが「木ノ葉隠れ」を大樹という家族にたとえて、火影はその大黒柱と言ってましたっけ。  火影が里の父・大樹の幹であるなら、忍達は広がり成長しつつ 様々な役割で幹を助ける子供達、《支、枝》かな。 
  そして「家族、親子」の関係といえば、テントウも「これからも毎日いっぱいがんばってパパを支える立派な大人になる…!」と言ってましたね。  テントウ親子もどうやらいい感じになったようで、なにより。

で今回、話に出た「もう一組の親子」といえば・・


大蛇丸》とミツキ。

🐍


「何よミツキ・・ ずいぶん(大蛇丸の事に)詳しいじゃない」
「そりゃあだってボクの「親」だからね」
「え!!!!」

(サラダとミツキの会話)


そういや、サラダはまだ知らなかったんだっけ…。

大蛇丸とミツキ」は、ちょっと変わったカタチの親子ではあるけれど、それでもれっきとした「親子」。  ミツキがどういう遺伝子を持っているのかすご~く気になるんだけれど、「蛇」を使うところは  やっぱり「大蛇丸の子供」。


で、「蛇」といえば、今回登場した組織「殻(カラ)」。

   
 「殻(カラ)」っていうと、「もぬけの殻」を連想しちゃうんだけどなぁ…
ところで「もぬけの殻」の蛻(もぬけ)とは、「蝉やの脱皮」のことなんですよね。   で、蛇の脱皮といえば・・・

やっぱり、《大蛇丸》。

🐍🐍


「もぬけ、脱皮」とは「姿を変える」という事でもあります。  で…  今回サラダとミツキで、こんなやりとりがありましたよね、  

(カードに描かれた大蛇丸の絵を見て)

「しかも何か・・似てないし こんな顔だっけ・・?」
「ちょくちょく容姿を変えちゃう人だからね  でも最近はその顔でいる事が多いかな」

 なんだかなぁ…  この《容姿をちょくちょく変えちゃう》ってのが、何となく重要なポイントのような気がするんですよね(気がする、って話ですがね)。    ここで大蛇丸の「取り込んで姿を変えていく能力(というか趣味というか)」の話が出てきたり、 ショジョジも「捕食して姿を変える」能力があったことだし、《モヌケのように姿を変えていく》というのが、なにかのカギになっていくんじゃないだろうか…?

彷徨える魂、意思が、もぬけのように 身を守る「殻」を次々変えて、姿を変えて・・・とかね。



  で、話を戻して組織名「殻」のことですが、「殻」とは、

「内側を守る外側の固いモノ」 

さらには

「外界から隔てられた内側世界、魂の去った身、亡骸」(広辞苑による)

うん・・・ちょっとおどろおどろしくなってきましたな・・(怖)


ショジョジが思い出している「組織・殻」の絵には、いくつかの「印」模様が書いてありますけど、ボルトやカワキの紋様もあるし、貝殻とか各種「殻」をイメージさせるものが色々とある…    (中にはグルグル風の模様も)

で、ボルトの印模様は、やっぱり私には「神樹と実」のように見えてしまう。 
神樹の「実」を守る殻、そして実(魂)を取られてしまった抜け殻・・なんか、繋がるような、つながらないような・・


   (ちなみに、神樹の花)



(※ボルトの印模様と、似ているような気がする「仮面模様」の絵については「第1話感想」のページ参照ということで)


そして、そのボルトの掌の印、ついに動き出しましたね。

ボルトの抑えのチャクラが低下すると出てくるのか、あるいは〝試し〟にちょっと出てきたのか・・     いずれにせよ、ボルトの中には「もう一つの意志」があるように感じます(ナルトにとっての九喇嘛みたいに)。   そして「印(呪印)」といえば・・・

やはり、これまた《大蛇丸》。

🐍🐍🐍


 しかし、ショジョジに言わせればボルトの印は「大蛇丸の呪印とは違う」らしい。 似て非なるモノということかな。


ちなみに、大蛇丸の呪印とは

「呪印は私の仙術チャクラを流し込んだもの それは私の分離した意識でもある」

(NARUTO62巻より)


ボルトの印も、基本的には「何モノかの仙術(自然系)エネルギーを流し込んだモノ」であり、「何モノかの分離した意識」ってことじゃないかと思うんですよね・・で、その 「何モノか」ってところが問題なんですよね。モモシキというよりは「神」なのか、そもそも一体どこから来た何者なのか・・

 大蛇丸の仙術ってのは いわば「龍地洞系」の自然エネルギー、ようするにナルトやボルト達が住む星の自然エネルギーとでも言えましょうか。 対して、ボルトの印に封じられたモノは別世界の未知の力。  何より不気味なのは、それが「分離した何者かの意識」という点ですよね。

  大蛇丸は、アンコの中から世界を見ていた・・・何モノかがボルトの中に居て、中から世界を見ている(のかもしれない)。

  師匠のサスケもいろいろ調べているみたいだけれど、「(呪)印」研究の第一人者と言えば、やはりこの人・・


大蛇丸》。

🐍🐍🐍🐍


今回の感想は、どこから攻めてもどーしても《大蛇丸》に行き着いちゃう・・


  まだ、この先登場するするかは定かじゃないけれど、大蛇丸は 今後 ボルト達の手助けをしてくれるんじゃないかと期待しています。  大蛇丸の長年にわたる謎めいた研究も 少しは役に立つんじゃないのかな・・・
 そして、  NARUTO-ナルト-全72巻が残していった数々の「明かされないままの謎」の一端を解いてくれるのも、大蛇丸ではないかと私は期待しております。  なにせ大蛇丸は「 NARUTOに於ける真の黒幕・グルグル」の存在に注目した唯一の忍でしたから・・


  今回、「うちはサスケ」と「大蛇丸」の2つのカードが 同じ超激レアカードとして「同格」のように登場。   でも、ボルトに「尊敬されている」サスケと、サラダに「ゲエッ!!と言われてしまう」大蛇丸では、今はあまりにも人気度や扱いに差がありすぎる・・    でも、大蛇丸も「ナルトやサスケとほぼ同格」レベルに、ボルト達に評価・尊敬される時が 来るの「かも」しれません。


・・・・・いつか。


(補足)

☆今回、謎の組織「殻」が出てくる場面の直前にも《ゴオオオオオ・・・》の音が。

☆これ「第2話」と「第13話」の感想でも書いてますが、無気味な予兆として何かが始まるとき必ず《ゴオオオ・・》の音があるんです。モモシキのバックにも、ゴオオオ・・の音はよく出ていた。 何らかの「意思」が、そこにはあるんじゃないかな・・と思える・・


☆あと、サラダの事とかミツキ関連のこととかは、後日 感想としてしっかり付け加えたいと思ってます。もう少しじっくりと。


☆夏の間に、NARUTO舞台の感想やら関係しての記事等々書くといいながら・・・未だ(・・;)    のんびりペースですが、夏の間には出そうと思って準備中です。気まぐれでスミマセン。いくつかまとめて出すかも、、

☆ジャンプの今週のタイトルには🔩13話とあるけれど、🔩15話…?



☆長駄文、読んでくださって感謝!
 




(ナルト好きブログ!  2017/08/21)