サラダの「バカじゃん」と「知りたい願望」
忍カードといえば、カードのガチャが面白いよ!と友達に勧められ、私もナルコレをちょっとやってみました。初回特典でガチャをえいっ!とやって…ちょっとだけボルトやサラダのドキドキ感を体験しました(笑) 出たレアカードは、イタチさんでした。
さて、サラダの「バカ」発言については 前に書いたことがあるのですが(※過去記事)、今回もボルトに「バカじゃんホントに」と言ってましたね。 でも、前みたいに遠くから観察して「バカじゃん」と独り言で言うんじゃなくて、わざわざ近寄って顔突っ込んできて、 余計なお世話的に言ってる…
前から、サラダはすご~く気になってたんですよね、なぜボルト達はあんな非合理的、非効率的なコトに夢中になっているのかと。 サラダには「理解不能」だったんでしょうなぁ… でも分からないからこそ、気になって仕方がない。 そして、ボルト達が「バカなこと」に夢中になる姿を見て どこか羨ましくもあったんじゃないのかな…? ホントはサラダも「やってみたかった」んじゃないだろうか。
だけど、そんな「おバカな連中とおバカな事を一緒にするほどバカじゃない」というね… そこはサラダの誇り高きプライドが許さなかったのかもしれない(さすがはうちは一族と言うべきか)。 その一線だけは越えてない…いや、越えられない…
しかし、その一線は案外と簡単に越えられた… ボルトの「どーせお前には分かんねーよ」の言葉によって…
ボルトは〝いつもうるせ~な〟程度に言ったんだろうけれど、これがサラダにとって〝起爆剤〟となったんですね。 ズカズカ歩み寄って「おばちゃん!!それあたしにも!1個!」と言って、ビックリするボルト達の前で「えいっ!」と勢いよく開封してみせた・・ 「わっお前!そんないきなり…」とボルトはサラダの度胸の良さに、またビックリ(というか開ける前のドキドキこそ楽しみなのに、もったいない…という感じかな)。 思い切りの良さ、起爆後の炸裂力は サクラママ譲り。 サラダの場合、誇り(プライド)という琴線に触れられると、それが行動の引き金になるのかもしれない(チョウジに〝デブ〟と言ったら引き金になるように…ちょっと違うかな)。
にしても、なぜサラダはこんなにも《ムッ》「・・・・・・(略)」となったんだろう…?
「出来ない」という言葉にプライドが傷つけられ《ムッ》としたってのもあるだろうけれど、 《私の気持ちも知らないで!》というのが長~い「・・・」になったんじゃないだろうか。 「せっかく話の輪に入ってやろうとしたのに」拒絶されてキッカケを失った気もして「・・・」になってしまったのかもしれない。 だからこそムキになって天邪鬼的に「ならやってみる!」と・・ 何れにしても素直に「私もやってみる」とは言えないサラダにとって、結果的にボルトの言葉がいいキッカケになったんですね。
サラダがボルト達に「バカ」と言うのは、けして「否定」したいからじゃあないんですよね。 確かに、ボルト達の気持ちは「よく分かんない」けど、それでも否定したり無関心ではいられない。 「知りたい、分かりたい」と思ってるんですよね。 だからバカバカ言いながらも、いつも気にしてずーっと観察してる。 距離を縮めたい、出来れば彼らの気持ちを知りたい、共有してみたいと思ってる。
(カードの袋を手にしたサラダ、じーっと見つめる表情は…興味津々ですよね)
サラダの「バカ」発言は「ホントはすご~く気になってる事」に向けられているような気がします(なんだかな…サソリの「くだらねェ」とも似てるんじゃないのかな)。 そして、サラダの場合は気になったらそのまま放っておかないんですよね。 その心を知りたいと願って、気になったら「行動する」。 今回だって、サラダは結局 任務を放ったらかしてボルトのところに来ましたもんね、「やっぱ どーしてもあんたのことが気になっちゃってさ」と言って・・
で・・「気になった」のは、ボルト一人で大丈夫かという事だけじゃなく、ボルトが「Bランク任務(義務あるいは名誉)」を放棄してでも守ろうとしたモノは何なのか…それも気になったんじゃないだろうか。
サラダにとって「ボルト」は、いろいろと気になる存在。 性格も違うし、発想も違う・・ サラダにとって非合理的、非効率的と思う事にボルトはこだわる。 それを「バカだなぁ」と思いつつも気になって「知りたい」と思うのは・・ホントは自分もそうありたいと思ってるから・・という事に サラダは薄々気づいているのかもしれません。
これからも、気にしつつ歩み寄って、なかなか越えられない一線「自分の枠」を超えていきながら・・彼女は彼女の道を歩んで成長していくのだろうと思います。
「バカじゃん」と言いながら・・・
☆長駄文、読んでくださって感謝。
(ナルト好きブログ! 2017/09/01)