BORUTO -ボルト- 第19話「人形」感想をちょっとだけ・・
2017年もあっという間に過ぎてしまったけど、年末になって飛び込んできた「2018年遂に岸本先生の新作が登場」という、超絶嬉しい知らせ。 最近は、BORUTO掲載の時しかジャンプを読まないから、見逃さないように注意しなくちゃ;
木ノ葉丸が(青のことを)「かつてビンゴブックに載っていた人物」と言ったのも、ちょっと意外だった。 青が「白眼殺し」としてビンゴブックに載っていたのは おそらく大戦前、木ノ葉丸はまだ子供だっただろうし・・ それに、大戦以降は「部隊長として活躍した英雄」というイメージかと思っていたんだけれどなぁ。
ところで、ボルトってモテる・・というか母性本能をくすぐるタイプですよね。女子にモテる・・これはナルト父ちゃんとは、ちょっと違うかな;
委員長、科学忍具テストの観察をしながら「サラダ達同期の様子」も観察してたんですね。 ボルトを気遣うサラダを見て、何かを感じたのかな・・ で、わざと刺激するようなことを言って、サラダの反応を見たかったんじゃないだろうか。 でも、委員長に言われるまでサラダはまったく意識したことも無い感じでしたよね。
今のところ、サラダの「ボルトへの感情」ってのは「母性本能や好奇心をくすぐられる」ようなモノじゃないかと思うんです。 とはいえ「気になってしかたない」のも事実・・・ それがサラダの「母親的な愛情」を引き出すキッカケになりそうな気もするんですよね。 そして、うちは一族の場合《愛情の深さと瞳力の強さは比例する》。 それだけに、サラダの愛情の“器”の深さってのは、気になりますよね~・・
サラダが潜在的にもつ「母親的な愛情」・・・きっと、それがサラダの「強さ」になっていく・・はず。
ま、委員長の言葉に最初はピンとこなかったサラダは、「(ボルトは)誰とでもすぐ仲良くなっちゃう」ようなことを言ってましたが、ボルトのそういうところは「父ちゃん」に似てますよね。 相手が誰であろうと物怖じしないところとか、青のことを「霧のオッチャン」なんて呼んじゃうところとか・・・ ナルトなんて扉間にまで面と向かって「顔岩のおっちゃん」なんて言ってましたもんね;
ナルトの場合、「人間は基本的には同じ」という発想があるからこそ、相手が神であろうと臆せず相手の懐に飛び込んでいける・・・そして、それがナルトの強さというか強みでもあると思うのですが、ボルトもそれを父ちゃんから受け継いでいる。 そして、それがボルトの「強さ」になっていくと思っています。
サラダの母親的な深い愛情の“器”と・・ボルトの誰とでも仲良くなれる人懐っこさ。これが彼らの強みかな。
ちなみに、青を見ても「霧のオッチャン」なんて呑気なことを言ってたボルトも、青の通り名《白眼殺し》を聞いて、さすがに顔色を変えてましたねぇ~・・ なにせ母ちゃんも妹も白眼、特にボルトは《母ちゃんや妹関連》の事になると敏感になる。
たとえば《父ちゃんの為に弁当を作った母ちゃんの気持ち》を考えたり、《誕生日に父ちゃんが居ないヒマワリの気持ち》を考えたり・・・常に母ちゃんや妹を「守る」意識が強い。 だから、この《白眼殺し》の言葉は聞き捨てならないものがあったのでしょう、きっと。
今のところ、ボルト自身には白眼の能力が無いみたいだけど・・白眼の可能性も秘めているボルトの「碧い眼」。 これもこの先、どうなっていくんでしょうねぇ・・
☆「中身のない、心のない、魂のないモノ」ってのは、NARUTOでも度々登場してましたけど、BORUTOでも空の「箱」とか器とか「殻」とか、中身が無い虚ろシリーズが続いていますね。 タイトルでもある「人形」、サソリの傀儡を思い出しちゃいました。 魂の抜けたただの道具である傀儡・・・
☆ところで池本先生の描く女性、腰のあたりのしっかりした曲線や見えそうで見えないスカートの丈、ガッシリ内股な感じが、艶かしいというか・・
☆来年は、岸本先生の新作を楽しみに!!!
☆駄文、読んでくださって感謝・・
(ナルト好きブログ! 2017/12/26)