ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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BORUTO-- NARUTO NEXT GENERATIONS 第35話「お前次第」感想

BORUTO、次回からVジャンプに移動なんですねぇ・・!

月一連載だからちょうどいいのかもしれないけど、おそらく読者層は違うよね・・(少し年上になるのかな?)

 で、ものすごーく久しぶりになりますが、今月のBORUTOの感想を少々書いてみようかと。 久しぶりになってしまった理由は、月一連載でページ数が多いわりには、あんまり話が進まない感じがあったからです。 が、今回は「区切り」という事もあるのか、もりだくさんな内容で面白かった・・! 


まずは「九喇嘛」。

九喇嘛・・・よく喋るようになったね。

「まぁ落ち着け・・敵意はない」
「今やあの忍共がワシに頼み事をしてくる変な時代だ」

「ナルトは生まれて間もなくワシを封印するための「器」となる事を余儀なくされたのだ」

『・・・「器」・・・』

カワキには、ぜひ気付いて欲しい。 カワキ自身の未来を決めるのもカワキ次第だけど、カワキの「器」に入っているモノも「器」であるカワキ次第なのだという事に・・・
 かつては妖狐と呼ばれた九尾が、ナルトという「器」が受け入れてくれたことで、今では忍に力を貸す存在になっているわけで、ボルトやカワキに入れられた得体のしれない「神の力」も、器であるボルトやカワキ「次第」だって事にぜひ気付いて欲しい・・!

それにしても、九喇嘛がナルトの「ブランコ」の話まで持ち出したのは意外だった。

「寂しそうに遊ぶ子供たちを横目に 奴はいつも決まってブランコで遊んでいた」
「別段ブランコが好きだったからじゃあない・・ 分かるだろ?」

幼い頃のナルトの「孤独」を描く絵に、よく「ブランコ」が出てましたよね。特に物語終盤の回想では、必ずと言っていいほどブランコが出てきた。

「ナルトが一人でしがみつくブランコの紐」・・・その紐は、大きな木につながれているはずで、ナルトも「木ノ葉という大樹」にきっとつながれているのだと・・・ナルトはそう信じていたかったんじゃないだろうか。 そこには、寂しい顔を隠しながらも、「涙は流していない」ナルトが描かれている。

 ※「ナルトとブランコ」という過去記事があるのでぜひご一読を!)

そして・・

・カワキの涙。

 なんだかね・・涙を流しそうにない子が涙を流すと、こっちもウルウルしちゃう。 カワキって、本当はとってもいい子ですよね。 そして「涙」こそ、感情の表れ。 人を想い、人の愛情を知り、自分の愛情に気付く「涙」。

 初めの頃は、ナルトもいくら寂しくても辛くても、頑張って堪えて「涙を流していない」んですね。 それがイルカ先生の「ナルトの痛みを想う涙」を見て衝撃を受けて、今まで封印していた「素直な感情」が疼きだして・・・最後にうわっと涙を流して「愛情」に目覚めている。 
 
 「涙」で愛情を知り、それまでカラカラだった器に愛情を満たした人物・・といえば、もう一人「我愛羅」も思い浮かびます。 我愛羅が「砂漠我愛羅」じゃなくて「砂瀑我愛羅」である理由について、「砂瀑」は「砂の涙=愛情」を意味するのではないかと雑考したことがあります(※なぜ我愛羅は「砂瀑の我愛羅」なのか)。
「カワキ」って名前だって、ドライで何も感じない乾きじゃあない・・ 潤いが欲しくて愛情を渇望しているカワキであって、本当はずっと愛情を探してきたんですよね。

 水が戻ると書いて、涙。 カワキのかわいた器にも、少し水(愛情)が戻って満たされてきたのかな・・・・ 壊れた心の器が修復して、うるおいで満たされるのはあともう少し・・「カワキ次第」でしょうか(その間に何か余計なことが起こらないことを祈るけど・・起こるんだろうなぁ)。

そして・・

・大筒木と「十尾」そして「百豪の印」。

ジゲンとやら、やはり大筒木関係でしたか。 

NARUTOの中で未解決だった大筒木関係の話や「十尾」の問題については、ぜひとも次世代のボルト達に解決してもらいたいところ。《そもそも十尾とは何か、何のために神樹は存在したのか》・・・これ、気になって仕方ない。

それと・・今回ボルト達の楔(カーマ)とサクラの百豪の印のカタチ◆が似ているという話と、大蛇丸が「(百豪の術の)歴史は古くて色々と分からない部分が多い」と言っていたという話がありましたが、それに関連して第1話の感想でも書いているので、以下ちょっと抜粋してみます↓


ボルトが青で右手、カワキが赤で左手・・・で、その「模様」は・・・



この模様・・・ちょっと「十尾(神樹)」に似ていませんか・・?

 「十尾(神樹)と月」の模様については、以前何度かこんな雑考をしたことがあるので一部抜粋しますが(ご記憶かもしれませんが)、たとえば、これが「十尾(初期形態)と月」の絵の模写なのですが↓

            

それと、65巻でなぜか「名前と家紋」だけ出てきた「羽衣一族」の家紋↓



さらに、霧隠れのマダラの「仮面」を横向きにするとこんな感じ↓




(以上、過去記事:※第1話「うずまきボルト!!」感想より)

・・・とまぁ、ボルト達の楔が「ズズズ・・」っと展開する模様は、一連の「神樹」(十尾)関連模様と激似なのです。 ボルト達に与えられた「神の力」とは、十尾(神樹)の力の一端じゃないかと思っています。 今回、十尾も出てきたことですしね・・・!

さらに「百豪の印」に関しては、「第10話:オレの物語・・!!」感想で書いたものと重複するので、これもちょいと一部抜粋します↓

大蛇丸の「呪印」も仙術チャクラを封じたものだったけど、ボルトの呪印も「神のエネルギーを封じたもの」といったところでしょうか。 今、ボルトの手に刻まれた印の形(◆)は、ちょっと綱手やサクラの「百豪の印」に似てますが、ここに封じられた力は仙術を超えるかもしれない「神の力」。

「手に付けられたとんでもない能力」というと、ちょっと「カタスケの科学忍具」みたいですよね。 ボルトは懲りて反省もしてるし、そういったチートな力に安易に頼る事は無いだろうと思っています。だけど、それを「呪印=呪い」と受け取るのか、それともうまく共存して自分の「力」とするのか・・・

それは《ボルト次第》!!



そして、ここでやっと「大蛇丸の発言」がミツキを通して出てきたってのも、私としてはちょいと嬉しいところ。 なぜなら、NARUTO終盤で「グルグルの存在」に唯一疑問を抱いたのは「大蛇丸だけ」だったからです。 さらに十尾をルーツとする自然エネルギーや仙術に関心を抱き続けているのも、この人・・・ 大蛇丸なら、きっと何か調べて気付いているんじゃないかという気もいたします。

《新たな厄災 十尾復活せしが 忍の童忍の者と成り妖狐と忍の輩 一丸となりてこれを封印せしめる》・・・(NARUTO700話)。 ボルト達の物語は、いわばここから始まっている。 なので、ぜひとも「全ての祖」である「十尾」に近づいて解決してもらいたい。  そして・・・その時には《ナルトがどうやって九喇嘛との問題を解決したか》を忘れないでほしい・・


すべてはボルト、カワキ、サラダ、ミツキ・・《キミたち次第》なのだから!


(そこらへん触れられるかどうかは小太刀先生「次第」でもあるんだけど)


☆長駄文、読んでくださって感謝。



☆やはり「区切り」とあって、前回の区切り「第10話=映画編の終わり」と共通する部分がありますね。 ラストが「オレは忍者」でおわるところなども。

☆ようやく大きく動き出すのかな・・?と期待してます。

☆ジゲンもだけど、カグヤにも「感情」がないように見えた・・ だけどカグヤも「涙」を流していた(それに逆ハーレムにも一瞬ひっかかったしね)。彼らにも、必ず「感情」やら「愛情」はあるはず・・もちろん「十尾」にも。

☆やたら過去記事貼ってすみません、このブログもYahoo!ブログ廃止に伴い、今年中には移転、消去されることになり、今のうちに過去記事も読んでいただけたら・・と思った次第です。詳しくは、近日中に報告いたします。


サムライ8八丸伝のブログも、まだ慣れないならもやってます;よろしくお願いします。




(ナルト好きブログ! 2019/06/10)