ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

何でオビトなのか? その③

つづきます(笑)

さて、肝心の カカシ外伝なんですが。

カカシ外伝は、カカシファンに贈るおまけではありません、と断言します。
もちろん、いい話でミナトが唯一出てくる話でもあります。ミナトという人を語るためにも欠かせない、貴重な話です。オビトも、少年漫画の主人公あるいはRPGの主人公タイプの少年。うちは一族っぽくない少年。リンちゃんも、かわいいし背景の絵もファンタジ-の世界のようで素晴らしい。

ただ、ここで外伝が出てくる理由、いや出さなければならなかった理由があるのではないか?

カカシがなんで写輪眼をもっているのかはずっと謎でしたから、いつかは説明があっただろうし、ただしこれならカカシが回想するなどの形式でもよかった。それにもっと早く描いてもよかった。
でも第二部直前までとっておいた理由はありと思います。

なぜなら、カカシの写輪眼、そしてその眼の元の持ち主に関しては「第二部」に関わるからなんじゃないかと!

ある意味、第一部終了時点でのカカシ外伝の内容は唐突なかんじです。第二部最後のほうはカカシの出番があまり無く、ナルトの同期やサスケの話でしたから 第一部と第二部の間にクッションとしてなにかお話をというのであれば、他の話でよかった。たとえば、サクラとイノの話・・医療忍術の修行とか
ナルトの同期の話とか。ナルトと自来也の修行のなかのエピソードとか。
必要性もかねてということなら、自来也と弥彦・長門・小南の話をここで外伝でもってきてもよかった。

第一部のあとの話としては どうもしっくりこないので、あれは、第二部の序章話?と考えられるわけです。

やはりあの外伝は、カカシと親友のはなしだけにとどまらない、もっと大きな、それこそ木の葉とうちはの問題・・マダラ、九尾、四代目・・果てにはサスケ・イタチにも関係してくる話の「鍵」なのか?と思ったのです。

そして外伝の語るもの・・

あの外伝のテーマは、ずばり「うちはオビトはまだ生きているかもしれない」という物語なのではないか。すなわち、カカシや木の葉はオビトを戦死扱いしているけれど、まだわからないじゃないか、ということ。


オビトは正確に言うなら「生き埋めになった。」そして、最後の見開きの描写により「どうも遺体?は生き埋めのまま、掘り出せずにそのままミナト班帰還」
そして作者の表現「(オビトは)墓名碑に名を刻まれた。」~(死んだといってない。墓に埋めたといってない。名前を刻まれたという表現にとどめたことに深い意味??)
ゴーグルが飾られている・・つまり遺体がない、かわりにゴーグルを遺品として持ち帰った?

ゴーグルは、写輪眼開眼後、はずしている。(きっとどこかに捨て去った)
だからゴーグルだけは埋もれず回収できたと思われる。

(オビトにとってゴーグルは、写輪眼に開眼していない眼を恥じてつけていたもの。目をこすったり目薬差したり、ゴーグルで未開眼の眼を隠したり・・・コンプレックスのかたまり。だけど開眼したら、過去の情けない自分への決別を込め、こんなものは必要ないぞ!と捨て去ったのだろう)
 
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ここからは妄想でしかないですが、
生き埋め状態の中、地中を動けるゼツに見つかったオビト。

ゼツは最初に出た時に草隠れの里の額あてをしているので草隠れの抜け忍じゃないかと思います。
オビトが埋もれたのは草隠れの神無毘橋で、ゼツの里です。

九尾事件はその1~2年後に起きているのです。

「トビはいい子だ・・」