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「カカシ第7班」・・愛すべきワケあり集団の絆 (NARUTO登場人物雑考)

「カカシ第7班」・・愛すべきワケあり集団の絆


「カカシ第七班」…これ、今週号《456ナルト出発!》ではじめてカカシが使った班名です。

天地橋任務以降、カカシ班というカカシ抜き?の新たな班が出来てから、第7班が事実上消えかかってました。

隊長の座をヤマトに取られ、中途半端な立場だったカカシ、なんとなく元気なかったんですよね~。
自分の居場所を失ったようなかんじで「用済み」とか言ってたし(アスマ弔い合戦直前。あんなこと後輩の前で言うなんてカカシらしくなかった!)

でも、ペイン戦後に、ナルトが言った一言がカカシを変えた?

「またいつかサスケも入れて第7班でおもいっきり笑いてェーから!」
この言葉で、カカシはハッとしたんじゃないかな?
「第7班は不滅だ!サスケが帰るまで・・第7班は無くせない!」って。
それで「オレ達カカシ第7班」という名前をつけたのかな?なんだかやる気になってます・・最近のカカシ、ナイスガイポーズ決めまくりだし。

ま、第7班もカカシ班も、もともとはワケありが集められた集団だったんですよね。

第7班はナルトとサスケを守ることを目的に、三代目がカカシに「お守り役」を任命したワケあり班でした。(16巻、自来也とカカシの会話から)

九尾人柱力のナルトと、九尾を操る能力を持つうちは一族のサスケが一緒の班・・・つまり天敵どうしが一緒?という、うっかりすると危険な火種になりかねないような危険な班でした。


☆ワケあり人物:サイ。

サスケが抜けて、カカシ不在の間に結成された「カカシ班」に、今度は根のサイが送り込まれました。
火影直轄暗部出身のヤマトと、ダンゾウ直轄暗部・根のサイが一緒の班・・(両方暗部とはいえ、火影直轄と根では、これまた天敵みたいなもの?)

サイは今もカカシ班に残ってますけど、これはダンゾウと火影側が、サイを通して腹の探りあいをしている、ってことですね。

☆ワケあり人物:ヤマト。

カカシ班の「ワケあり」、サイだけではなく、ヤマトもかなりのワケあり人物。

サイがカカシ班に送り込まれた目的は実は、サスケ暗殺だけでなく他にもあった?
それは九尾ナルトの監視と「ヤマトを観察すること」?(これは継続中?)

ダンゾウがサイを「カカシ班」に送り込んだ時、もうひとつ綱手に要求したことがありました。
火影直轄暗部の中でより優秀な者を一人選抜して隊長にすべきだ・・・(34巻)

暗部で一番の使い手、つまりヤマトです。ダンゾウはヤマトを指名したようなもんです。
綱手は ナルトの九尾化抑制のためにヤマトを必要としたので、ダンゾウの意見をあっさりと取り入れちゃいましたが。

ダンゾウって九尾にやたらと関心を持っているんですよね。
九尾を抑えられるヤマトに関心があるはずなんです。
ダンゾウはサイに ヤマトに関する報告をさせているんじゃないかな?と思うんです。

もしダンゾウの目的が九尾を手に入れることなら、木遁を扱うヤマトの存在は将来邪魔になるかもしれない・・・
それに、ダンゾウも九尾を抑えられる木遁を手に入れたいんじゃないかな?
(っていうか、ダンゾウは大蛇丸と手を組んでいたようだから、すでに初代の遺伝子を自分に取り込んでいるかもしれないけど・・)

☆ヤマトのワケあり過去とカカシの関係

ヤマトは初代火影・柱間の遺伝子と適合できた、ただ一人の「成功例」。

大蛇丸による初代遺伝子実験、ダンゾウも協力していたんじゃないか?って思います。根の子供を実験体として提供するかわりに、ダンゾウ自身に初代の遺伝子を取り込む条件で。「ワシもほしいのよ、それ」?

九尾を操る写輪眼(マダラの力)とそれを押さえ込む木遁(初代の力)。
この2つ両方を手に入れたら最強ですからね!

ヤマトが大蛇丸に実験を施された時は、まだ赤ちゃんだったか、せいぜい2~3歳くらいのころだと思うので、・・・九尾事件の数年前ってことになります
(ヤマトは6歳でアカデミーを卒業しているので、大蛇丸による実験はアカデミー入学より前だと思います)

九尾事件の数年前に大蛇丸が「九尾を抑える木遁の研究」をしていたのは偶然?・・・

九尾を制御する力の研究までしていたってことは、すでに「九尾の居場所(入手方法)」は知っていたんじゃないでしょうか、大蛇丸。・・・あやしいなぁ・・・

不思議なのは 大蛇丸がヤマトという成功例を知らなかったってことです。大蛇丸は「全て失敗した」と思い込んでいたみたいでしたから。
あのオロちゃんが「生き残り」を見逃すなんてこともあるんですね~。

生き残ったヤマトは、大蛇丸に見つからないようにこっそりと保護されたのでしょうね。。三代目火影も大変だったと思います。
四代目ミナトからは生まれたばかりのナルトを託されるし(責任重大)、イタチからはサスケを託されるし(これまた重責)・・・。
(おまけに息子アスマは父に反抗して里を飛び出したし・・ストレス多そう)

三代目火影はヤマトを守るために火影直轄暗部に入れたんじゃないか、と思います。ここなら大蛇丸やダンゾウも手を出せないですから。

で・・・ヤマトのお世話役をカカシに頼んだんじゃないかな、三代目。。。
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(少年カカシとテンゾウの暗部時代??想像です)

カカシは当時まだ若かったと思いますが(今のナルトぐらいかな?)
当時一番信頼できたのがカカシだったと思うので・・カカシにヤマトの「保護」を命じたんだろうと想像します・・

三代目:「カカシ、テンゾウ(ヤマト)はお前に見張らせるのが一番だ。お前は鼻がきく・・健闘を祈る!」

少年カカシ:「了解(こりゃ大変なことになりそうだ・・)」?なんて会話があったかどうか・・。
三代目、カカシにナルトとサスケのお守りを言いつけたのと同じように、ヤマト(テンゾウ)のお守りも言いつけた・・?ヤマトが暗部でカカシと組むことになった経緯には、そんな事情がありそうです。

カカシとヤマト・・・年齢差4歳。ちょうどナルトと木ノ葉丸のような年齢差。
自分を守り育ててきてくれた先輩。・・だから今も、ヤマトはカカシを尊敬しているんでしょうね!

ヤマトもカカシも暗部が長かったせいか、娑婆(しゃば)に出てきたばかりの頃は 感情をあまり出さず仕事をこなしていくような印象があったんですよね。

2人とも ストレートに感情をぶつかってくるナルト達と関わりながら、少しずつ変わってきたような。。。
特にヤマトは最初の頃とくらべて感情豊かになったようにみえますね~。
最初は落ち着いた慎重な隊長さんでしたが、最近はちょっとヌケてるような可愛らしい一面も??

サイも少しずつ変わってきてますね~。「・・・信じてるよ」なんて今まで言われたこと無かったんだろうなぁ。
根では裏切らないように呪印まで施されますもんね。ダンゾウは自分の部下を信じない。

綱手ご意見番の2人にこんなこと言ってました。、
自来也そして猿飛先生や砂のチヨ様にあってアンタ達に無いもの
・・それがなんだか分かるか?信じる力だ!」(45巻)

ナルトは辛かった風遁螺旋手裏剣の修行の時、
四代目火影を超える忍はお前しかいないと信じてるのさ」とカカシに言われたことで乗り越えられたし・・そして、
尊敬する忍であり父である四代目に「お前を信じている」って言われたことがペイン戦を乗り切る原動力になりましたよね。
尊敬する大人に信じてもらえることって、一番弟子を成長させるんですね!

サイは尊敬するカカシに「信じてる」って言われたことが、嬉しかったんだろうなぁ・・。(サイは暗部の伝説?カカシを尊敬してるんです(カカシに初めて会った時、かなり緊張してました「この人があのはたけカカシ」。そしてサイが「戦いたい相手」はカカシ(データブックによる))

サイ、ダンゾウのことも尊敬してるみたいだけれど、ダンゾウはけっしてサイを信じることは無い・・。

どちらとの絆が強くなるかは一目瞭然ですね!

ワケあり集団は、信じあうことで最強集団になりつつあります。うん。

あとは、最大の問題児、サスケですが・・。
きっと・・信じる気持ちが通じてサスケも第7班にいつか戻ってくれるでしょうね。

ナルト、サスケ、カカシ、サイ、ヤマト、サクラ・・
めんどくせ~メンバーですけれど、これ、間違いなく木ノ葉最強班です!