先週号「繋がり・・!」先々週号の「五影登場・・!」感想記事で少し触れた「イタチ」の言葉のことです。
木ノ葉では暗部とうちは一族の二重スパイ、里抜けしてからは暁の内側から監視・・
闇の部分を知り尽くしていたイタチ。ダンゾウとも接点があったし、イタチはなにか知っていたのでは?という気がします。
闇の部分を知り尽くしていたイタチ。ダンゾウとも接点があったし、イタチはなにか知っていたのでは?という気がします。
☆イタチはダンゾウの写輪眼に気づいていた?
ダンゾウが写輪眼を持っていたこと、あるいは写輪眼をねらっていること。
これ、イタチは気がついていたんじゃないか?と思うのです。
これ、イタチは気がついていたんじゃないか?と思うのです。
イタチのうちは一族抹殺任務を「計画した」のは木ノ葉上層部・ダンゾウですよね。
イタチは根ではなく火影直轄暗部ですから、ダンゾウ直々に命令されることはなかったでしょうけど・・
この命令が「ダンゾウ」の意志だと知っていたイタチは、「ダンゾウ」についても調べ上げていたと思います。
この命令が「ダンゾウ」の意志だと知っていたイタチは、「ダンゾウ」についても調べ上げていたと思います。
いかにも怪しい?片目姿のダンゾウが、なぜ一族抹殺を命令したのか?
調べるうちに、ダンゾウが写輪眼を持っている(狙っている)とか、九尾事件にも関わっているかもしれない、と思ったんじゃないでしょうか?
調べるうちに、ダンゾウが写輪眼を持っている(狙っている)とか、九尾事件にも関わっているかもしれない、と思ったんじゃないでしょうか?
一族抹殺の任務が近づくにつれ、イタチは思いつめたようになっていきましたが、これ、二重スパイという辛い任務のせいもあるでしょうが・・
「里の裏に潜む闇を知ってしまった」こともイタチを苦しめたのでは?と思うのです。
「里の裏に潜む闇を知ってしまった」こともイタチを苦しめたのでは?と思うのです。
☆イタチが遺した言葉の謎
シスイが自殺した翌日、イタチのもとを訪れた警務隊の人達に、イタチはキレます・・
「見た目や思い込みだけで人を判断しないほうがいい」
「一族などと ちっぽけなものに執着するから 本当に大切なものを見失う・・本当の変化とは規制や制約・・予感や想像の枠に収まりきっていてはできない」
「一族などと ちっぽけなものに執着するから 本当に大切なものを見失う・・本当の変化とは規制や制約・・予感や想像の枠に収まりきっていてはできない」
これはクーデター計画を批判したり、シスイが皆の思い込んでいるような人では無かったことを言ったんだと思えるんですけど・・
実は何かを遠まわしに言いたかったのでは?(心にしまいこんでいる「言えない重大な真実」を?)すごくわかりにくいんですが・・
実は何かを遠まわしに言いたかったのでは?(心にしまいこんでいる「言えない重大な真実」を?)すごくわかりにくいんですが・・
「本当の変化とは規制や制約・・想像の枠に収まりきっていては・・」
これは
「写輪眼の能力は一族だけのもの」という制約や想像にこだわっていると、真実を見失ってしまうという意味があったのでは??
これは
「写輪眼の能力は一族だけのもの」という制約や想像にこだわっていると、真実を見失ってしまうという意味があったのでは??
(写輪眼は一族外のダンゾウも持っていて、使いこなしているんだぞ?と言いたかった?)
☆木ノ葉崩し後、里に来たイタチがカカシに言った言葉
「探し物を見つけにきた」。
そして探し物とはサスケのことか、と聞かれ、最初は「・・・・」。
本当は里に来た目的はサスケを守るためにダンゾウを脅すことだったので、思わず「・・・」になったんですね。
で、そのあともう一度「・・・」で気を取り直したあと、大事なメッセージをカカシに伝えます。
「四代目火影の遺産ですよ」
そのほか、イタチとカカシのやり取りで不自然に思った言葉があります。
「うちはの血族で無いあなたがそこまで写輪眼を使いこなすとは・・」
「だが アナタの体はその眼にあう血族の体ではない」
「だが アナタの体はその眼にあう血族の体ではない」
本当は木ノ葉側だったイタチ、これも「カカシに何かを伝えたかった」と思えるんです。
立場上、言葉にはっきりいえないわけですが・・・ヒントをカカシに与えたかった?
そして「・・・」で語った。
立場上、言葉にはっきりいえないわけですが・・・ヒントをカカシに与えたかった?
そして「・・・」で語った。
「一族でない人でも写輪眼を使いこなせる」
「でも一族以外に移植されるのは好ましいことではない=そういうことはすべきではないのにしている人がいる(ダンゾウ)」と忠告したかったのでは??
「でも一族以外に移植されるのは好ましいことではない=そういうことはすべきではないのにしている人がいる(ダンゾウ)」と忠告したかったのでは??
☆実際、一族外でも、九尾コントロールできるのか?
今週号「ナルト出発・・!」でカカシが写輪眼をグルル・・とまわして!幻術を使っていました。カカシは写輪眼無しでも幻術を使えますが、写輪眼を使えばより強力な幻術(すぐには解けない?)になるんでしょうね、きっと。
チヨばあが写輪眼相手の戦い方(対幻術)を、1対1なら逃げろ、2対1なら一人が幻術を解く係になれと言うようなことを言ってました。強力すぎて自分だけで「解!」とやっただけでは解けないんですね。
☆うちは一族がクーデターを起こそうとしていたのは嘘?
ダンゾウのうちは一族抹殺目的が、自分以外の写輪眼抹殺と写輪眼の独占だとしたら・・一族が本当の本当にクーデターを起こそうとしていたかも少し疑問です。
だいたい、あのダンゾウが「クーデターから里を守る」なんてご立派な目的で動くわけが無い!里が崩壊し、危機になった時こそ、ダンゾウにはチャンスなのです。ペイン来襲の時、地下に潜って隠れていたのは誰?
ダンゾウの目的は、「九尾を操る能力を持つうちは一族を抹殺すること」でしょうか?
自分以外の写輪眼を消し去り、九尾を独占しようとしたのではないか?と思ってしまいます。あるいは大量の?写輪眼を手に入れることも目的だったかも。。
自分以外の写輪眼を消し去り、九尾を独占しようとしたのではないか?と思ってしまいます。あるいは大量の?写輪眼を手に入れることも目的だったかも。。
☆実は・・うちは一族は里に忠誠心があった?
確かにうちは一族って里の片隅に追いやられてましたし、里に不満を持つのは当然にも思えるんですよね。ただし、クーデターを起こすほどだったかどうか?
一族の長、フガクの言葉からは、逆に火影に対する尊敬すら感じます。
一族の長、フガクの言葉からは、逆に火影に対する尊敬すら感じます。
イタチが警務隊を殴った時、フガクはイタチをかばいますが・・そのときに言ったのが
「暗部は火影様の直轄部隊・・いくら我々警務部隊でも捕捉状無ければ逮捕できない」
「暗部は火影様の直轄部隊・・いくら我々警務部隊でも捕捉状無ければ逮捕できない」
火影様。とてもすてきな丁寧な言葉です。
ナルト・木ノ葉丸に聞かせたい・・三代目をジジイとか、五代目をバアチャンとか・・
いや、実際「火影様」と「さま」までつけるのは、心から尊敬していなければ使えないのでは・・。しかもあの場には、うちは一族(フガクの部下)しかいませんでしたから、フガクの本音なんですよね。
ナルト・木ノ葉丸に聞かせたい・・三代目をジジイとか、五代目をバアチャンとか・・
いや、実際「火影様」と「さま」までつけるのは、心から尊敬していなければ使えないのでは・・。しかもあの場には、うちは一族(フガクの部下)しかいませんでしたから、フガクの本音なんですよね。
ところがカカシも、ダンゾウのことは「ダンゾウ」あるいは「火影」といっています(「繋がり・・!!」)
火影そのものが敬称ではあるけれど、火影様ともダンゾウ様とも6代目とも言わない・・そのあたりにカカシの気持ちが表れています。
火影そのものが敬称ではあるけれど、火影様ともダンゾウ様とも6代目とも言わない・・そのあたりにカカシの気持ちが表れています。
クーデター首謀者とされるフガクが、三代目に敬意を表して話すのは不自然すぎます。フガク、三代目に反旗を翻すとは思えないのです。
やはりダンゾウの陰謀では?
やはりダンゾウの陰謀では?
・・イタチはどこまで見据えていたのか?
イタチは里の内側からはダンゾウら木ノ葉の膿の部分を見抜き、外ではトビの正体も見抜いていたと思います。
イタチは里の内側からはダンゾウら木ノ葉の膿の部分を見抜き、外ではトビの正体も見抜いていたと思います。
「さすがのイタチにもオレの全ては知られていなかった・・」(トビ、43巻)・・・いや、イタチは知っていたのでは?
トビのこの「誤解」が、いずれトビを追い詰めることになるのでは、と思います。イタチがしたこと、言った言葉(少ないですが)が、真実を解く鍵になっていく気がします。