サスケの正体と、ナルトのあの術のこと・・大ガマ仙人の予言（NARUTO489感想その２）

サスケの正体と、ナルトのあの術のこと・・大ガマ仙人の予言（NARUTO489感想その２）

　
　　　　　　　　「・・・誰じゃったかいの・・？」

 

　（感想１の続きです・・）

 

さて、ナルトが大ガマ仙人に呼ばれたのは「ゲロ寅がナルトに蔵入りしていいものかどうか？」の予言を聞くためですが・・

 

大じじ様の「誰じゃったかいの？」　　　・・・これ好きです！ｗ
私もたま～～に「お久しぶりです」といわれて（誰じゃったかいの？）と思うことがありますけどｗ

だけど、予言がいきなり「お前はこれからタコに会う」って！ｗ　真面目にタコって言われてもね・・・　　いよいよ、ビーに尾獣との付き合い方を教わることになりそうですね。なんだか楽しい修行になりそうな予感。

 

しかしビーには鬼鮫がくっついていますから、ナルトと鬼鮫も出会うことになりそうですね。
今度は鮫肌、九尾チャクラに惚れちゃったりしないかな？ｗ
鬼鮫は味方になってくれることを密かに期待しているんですけどね・・・敵にしておくには惜しいキャラですから。

 

さてさて、問題なのは　このあとの大じじ様とナルトの会話です。

 

サスケ、お前は一体・・・何なんだ？

 

「それからお前は眼に力を宿している少年と戦う事になる・・そして」
「ああ・・わかってる」

 

「わかってるとはどういうことじゃ　お主・・・見えたのか？」
「ああ」

 

「あの眼に力を宿した少年・・・あやつが何者であるか分かったと・・・？」
「うん・・全部覚悟してる」

 

２人で拳を交わした時、ナルトは何かを見たらしくて、先週号では「あいつの中にも（何かがいる）」っていう言い方していたんですよね。
でも、今度の言い方は「サスケ自身＝○○だ」という言い方なんです。
えっ、サスケって・・・誰？ｗ

 

サスケが持っている闇のチャクラ、須佐能乎の正体こそがサスケの「正体」なのか・・？

サスケ・・・　　お主、まさか六道仙人の生まれかわりかいの？

 

ナルトは映像的に何を見たのかわからないのですが・・具体的な「姿」を見たようです。サスケの中にいる須佐能乎・・・角があり、指が六本。ナルトはその姿を見たのだろうか？

ナルトは六道仙人の話をトビから聞いているとはいえ、その姿までは知らない。

サスケの中の禍々しくも神々しい、須佐能乎の「本体」・・・・。

 

・・・破壊神とも創造神ともいわれる六道仙人。
自来也は、輪廻眼を持つ長門が六道仙人の生まれ変わりだと思っていたようだけど、長門は志半ばで散ってしまった。　サスケのチャクラに別人のような変化が起きたのは、ごく最近のこと（八尾戦後）。タイミングとしては長門が死んだ頃と重なる・・・。

 

サスケが新たな六道仙人の器となった可能性もあるのではないか・・？（可能性という話）

イタチが幼いサスケを観察して「お前の器を計っていた」と言っていたのも、サスケが六道仙人の器となる存在かどうか観察していたのかもしれない。

 

うちはの高みを手にする「器」は　いったい誰なのか？　

当初シスイも自分ではないかと考えていたかもしれないし、イタチはシスイの意志を継いで自分がその「器」を背負えるかどうか考えていたのかもしれない。

でも、イタチは自分よりもサスケのほうがその器であると確信したのではないだろうか・・。そして六道仙人の能力「創造神」・・・サスケが救世主となってくれることをイタチは期待したのでは？

そしてサスケは十尾の人柱力となる素質を持つとしたら、トビは機が熟したらサスケの体に乗り換えるつもりなんだろうか・・。

 

そうだと仮定したら何となく納得がいく「六道仙人の顔をまだ見せられない理由」。
サスケにそっくりだったりしてｗ　サスケの新しい眼の模様、どんな模様なのだろう？

 

ナルトが予言の子だとしたら、サスケはこの世を救う存在ということもあるのだろうか？（今は「破壊神」への道を進んでいるようだけど。）この世を救う存在と、それを導く存在。そして、もしそうだと仮定すると・・・謎だった水月の言葉が生きてくるんですよね。大蛇丸に捉われていた囚人達を解放する条件として、水月はこんなことを言っていた・・

「大蛇丸を倒しボクたちの自由を取り戻してくれたのはサスケだ
外に出たらそのことをいい広めてくれ　この世に安定と平和をもたらす男が現れたとね・・・」
（348話）

 

あの時、水月はなぜ　こんなことを言うんだろう？と思っていたんですが・・囚人達がこれを言い広める頃には、これが事実になっているのかもしれない！

そして、父ミナトが遺した　ナルトの「鍵」

 

大じじ様の予言どおり、ナルトに蔵入りすることになったゲロ寅。

あのーーー。ゲロ寅、ゲロ寅ですよ、大じじ様！・・・大じじ様は「ガマ寅」って呼んでいますけど！ｗ（これ、名前を覚えられない大じじ様だから間違えたんですよね？きっと・・・汗）

 

しかしミナトが残した「鍵」、術式が実に複雑ですね～！
これだけの術式を、九尾事件当日に「その場で思いついて」遺したとはとても思えん！いくら四代目が天才であったとしても。

屍鬼封尽という術を開発せざるをえなかった事情、そして四代目が誰にも告げずに『たった一人で』トビに立ち向かった深い事情が・・・きっとあるはずなんだな、コレ。

そして、ナルトの「あの術」　

 

ゲロ寅はナルトに言う・・・

「これは自来也の言っとった　あの術を完成させる手段　を手に入れた事にもなるんじゃ」。

 

九尾の力解放はあの術を完成させる「手段」である　・・・ということは「あの術＝九尾の力解放」では無いのだ！

 

「あの術」とは、四代目が遺した術で、完成するためには九尾のチャクラを必要とするほど膨大なチャクラがいる術であり・・・・・そして四代目ですら「完成できなかった術」。

完成させられなかったということは、「未完成な状態で四代目が既に持っていた術」だったということですな・・。

 

四代目が開発した術といえば、我々が知っているのは「螺旋丸・屍鬼封尽・飛雷神の術」
このうち螺旋丸は、ナルトが「風遁・螺旋手裏剣」として完成させています。
さて、残る術２つのうち、どちらか・・・・・
しつこく言って申し訳ないですが、やはり　あの術＝飛雷神の術と思っていいのではないでしょうか？（断言していいのか？ｗ）

 

（既に先週の感想および過去記事でも述べていることと一部重複しますが・・・）

イーブン四代目が九尾のチャクラを遺したのは、　《トビに対抗するためには特別な力が必要だから》だと言っていた。
その力が「飛雷神の術」だと思われる理由は；

 

・「トビは四代目上回る時空間忍術の使い手だった」
つまり・・トビに対抗するためには、トビを越える時空間忍術が必要となる。

四代目が飛雷神の術で時空間を飛びまわるためには術式かマーキングが必要だったのだが、トビはマーキング無しで時空間を飛びまわれる。トビ以上の術にするためには、マーキング無しで時空間を飛び回る必要がある・・・・・　

四代目も、本当は「印もマーキングも無しで飛べる時空間忍術」を目指していたのではないでしょうか？

そういう意味で、飛雷神の術は未完成の術、ともいえる。

 

・「時空間忍術には多量のチャクラが必要となる」

基本的な時空間忍術・口寄せの術でもかなりのチャクラを必要とするようですが・・・九尾チャクラという膨大なチャクラの塊を上手に使えば、エネルギー源にすることができるはずなんですよね。九尾チャクラをうまくエネルギーに転換できれば、仙人モードも持続可能？

そうすればナルトも飛雷神の術を身につけられるかもしれない。・・

 

・「マーキング無しで時空間を飛び回るための感知能力」

時空間忍術では、時空間からの出口としてのマーキング（あるいは術式）が必要になります。そうじゃないと、時空間から出てこられない（口寄せの術も　呼び出す対象者を術式や血というマーキングの場所に呼び出す）。

マーキング無しで時空間から出入りするには、目印として対象者のチャクラを感知して時空間から出る方法が考えられると思うのですが・・・（トビが行っていると思われる方法）。ナルトの場合、仙人モードでの優れたチャクラ感知能力を使えばいいのでは？
最近注目の感知能力。ナルトが身につけた感知能力も、これからに生かされていく・・・と思います。あとはキッシーは無駄な描写はしないお方での。

カカシ外伝でミナトが見せた飛雷神の術は大事な伏線じゃないのかな？（カカシ外伝は伏線の宝庫・・と思っております、個人的な意見としては、ですｗ）

 

「あの術は使うなよ」と自来也はナルトに忠告していた・・・っていうことは、術式そのものはすでにナルトは教えられているんだと思います。あとは使い方次第かな？

ナルトの「・・・・・・」　

 

ナルト、鍵を見るのは初めてなんですね。　前に自来也が一度蔵出しして、ナルトに九尾の力を使わせようとした時は・・ナルトは見ていなかったのか。

鍵を使えば、自分の意志で九尾を野放しにも出来るし「あの術」を完成させる手段にもなると聞いて、蔵入りの契約の手を押す前に「・・・」と物思うナルト。

 

イタチやトビが「・・・・」で語るキャラクターだって事は散々触れてきましたが、今回のナルトの「・・・」も、重いな・・・。

 

四代目が自分に託してくれたことの重み。

九尾と真剣に向き合う覚悟。

あの術を完成させることへの決意。

そして前に九尾を暴走させた不安も、少しあるかもしれない。

でもサスケと向き合う前には、九尾をコントロールできる状態にしておかないとならない。

（そうじゃないと、「２人とも死ぬ」）

 

ここに手を押すには、それ相応の覚悟がいる。ナルトの「・・・・」には、熱いたくさんの想いが込められている・・。

 

そして最後に、ナルトは父が自分に遺してくれた鍵を前にして・・・・あらためて父四代目の言葉を思い出しているのではないのでしょうか・・？

 

「この力を使いこなすと信じていたからだ・・・オレの息子ならと」

 

 

☆香燐、傷は意外と浅かったようですね。やっぱりサスケは・・・

 

☆ご意見番のコハル、発言力あるんですね。。まぁ戦争には慣れているのかな。

 

☆穢土転生で操られた人は、目が白黒逆転するようですが・・元々逆転してる角都は？

 

☆災難だった？トントン。焼肉Ｑの前も通りたくないかもｗ

 

☆扉絵・・・やっぱり雲隠れはカッコイイ。シーはイケメン。。ただしダルイのほうが個人的には好みです　ダルそうな眼と、ポケットに手を突っ込んだところがｗ（どうでもいいですねｗ）

 

☆雲隠れに金剛力士が混じってる？ｗ

 

☆木ノ葉にも不気味な顔の人がいますね・・

 

☆51巻、4/30発売。最近ペースが早いなぁ・・・終わりが近いからなのかな？？

 

☆疾風伝の映画、7/31公開。四代目が出る・・？えぇっ・・いいのかなｗ

 

☆今週も長くなりすみません。駄文お読みくださって感謝。

 

 

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