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ナルト第562話:「己を拾う場所」雑考その2 《綱手の「賭け」と飛雷神の術」》

562:「己を拾う場所」雑考その2 (綱手の「賭け」と飛雷神の術」)

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(562話「己を拾う場所」雑考、後半です)
 
5.天送の術
 
さて、参戦すると言っていた綱手ですが、マブイの天送の術を使って行くと言い出すとはね・・・。
 
天送の術とは、前に「琥珀の浄瓶」をダルイ隊に送った雷で物質を瞬送する術です。 いや、確かにあの術は便利ですが、さすがに人間を光速で『物質瞬送』するなんて無理だろ~と思ってましたが、そこは「肉体の六道弟系」の綱手、創造再生を使えば大丈夫だと主張する・・。
光速に耐える体なんてあるんかぃと思いましたが、『強靭な肉体を持つ』三代目雷影だけは大丈夫だったらしいです。三代目雷影ってのは肉体的にも人間的にも、最強最高の里長だったんですね。
綱手の無茶発言に、代替案としてシカクが提案したのは・・・なんと
 
・・・・「飛雷神の術」!
 
えぇ~飛雷神の術って四代目火影以外でも使えるんかぃ!ってツッコミたくなりましたよ、おぃ・・・。
 
しかし、ついに「飛雷神の術」・・・・ここで出ましたか!
思えば27巻第240話(「通称」カカシ外伝)で「黄色い閃光の飛雷神の術」が伏線として登場してからというもの、 ここまで・・・・・長かったな;
 
これでナルトが父ちゃんの遺した『あの術(飛雷神)』を完成させる日が近づいた気がします。 つまり「ミナトが九尾チャクラをナルトに遺した」目的が達成される日も近い、ってことです。勿論、その前に「九尾との完全和解」が大前提になるわけですが、こちらも実現はもう目の前に迫ってますよね。
 
(飛雷神については後述するとして・・・)
 
シカクは綱手は賭けに弱いから危ないと心配するのですが、綱手
 
「それは金を賭けた時だ・・・」 
 
この時、雷影エーは綱手をチラッと見てます。 綱手が「私はナルトに賭ける!」と言ってナルトを戦場に送り出した時のことを思い出していたのでしょうか。 保証のないモノは賭けられないと思っていたエーに「信じる気持ち」を思い出させてくれた『背中に賭を背負った綱手姫』・・・・今度は『自分』を信じて賭けようとする綱手に「伊達に賭の文字を背負っていない」熱い火の意志を見たんでしょうか。
 
「命を懸けた時は別だ だから今まで生きている」
 
前にありましたね・・・・・三竦みの戦いで「ここからは私も命を懸ける・・!」という覚悟の言葉が。 
そしてペイン襲撃にも綱手は命を懸けて里を守り切った(そして綱手は今も生きているw)。 
 
彼女の人生に「カケ」は付き物で、それは一か八かの「賭け」であったり、希望を託す「懸け」であったり。
いずれの「カケ」にしても、希望を捨てず諦めないという意味では同じで 『託すことが出来る』火の意志そのものです。昼からお酒を呑んでいたり、賭け事なんてしてるけど・・・・・
あの背中の「賭」の文字は『火の意志』を表した文字でもあるんですよね。・・・やはり柱間の孫。
 
『マブイ 天送の術の準備をしろ・・・ 二人分だ!』 (エー)
 
綱手の覚悟を受け取ったエーの表情がまたカッコイイ。 
里長同志、人間的に認めあう・・・・なんだかいいもんです。(そして二人は鏡餅wの上からバシュっと飛ぶ)
しかし今までもそうでしたが『説明までされた術』というのは、一度っきりでお終いという事は無いですねぇ。
この調子だと、「別天神」と「(トロイの)磁遁」もまた出てくるな・・・・・きっと。
 
 
6.さて、水影VS黒ゼツ。
 
黒ゼツが使ってるのは「木遁」ですね~・・コレ。 柱間やマダラ、ヤマトが使うほどの木遁ではなく「原始的」な感じがしますが、完全に木遁・・・。
黒ゼツは「全テノ地ハオレソノモノダ」とも言ってましたし、白ゼツが噛み砕いた死体を消化するなんて食事方法は《死体を分解して土に還元するような感じ》で・・・やはり黒ゼツは大地の霊のような存在なんでしょうか。
そんなゼツとつるんでる「トビ」ってのも、どうも人間離れしてる気がするんだなぁ・・・
というわけで、私はいまだにトビの「正体」を「イズナじゃないか」とまで言えないんです(言う必要はないのだけど;)。
 
その黒ゼツをズバッと斬った「長十郎のヒラメカレイ」。 時間をかけてチャクラを溜めるほど大きな刀(チャクラ刀かな)になるみたいですね。 「自信の力 イコール斬った数」なんて言ってるのを見ると、彼もやはり「七人衆の1人」なんだなぁ~・・・ (ところでエドテン七人衆達はどうなったんだ・・・)
 
で、水影隊にいるゲンマに、シカクから「本物のマダラが穢土転生で復活した」と伝達が行き「すみません・・ツッコンでいいですか?」と言ってるゲンマw 
 
確かにゲンマはツッコミタイプ。 年上のライドウと一緒にいる事が多いですが、ライドウが真面目でおっとりな熟慮タイプで、ゲンマは合理的でテンポが速くポジティブ発想。 あれこれと考えたがるライドウに、時にバッサリあっさりと突っ込みを入れるのがゲンマです。
イズモ・コテツコンビと同じで、登場の機会は少ないですが・・・この2人もいい「味」を足してくれるいいキャラなんで、結構好きだったりします。
そしてゲンマに「飛雷神の術を使って水影メイをマダラ戦場に送れ」との指令が。
 
・・・・って、ゲンマとライドウ・・・彼らまで「飛雷神の術」を使えるんかぃ!とすみません・・・ツッコンでいいですか?
 
7.飛雷神の術
 
しかも彼等が四代目火影の護衛小隊だった』とはね・・・さらに『だから四代目火影から飛雷神の術を教わった』なんて・・・  
 
すみません、またツッコンでいいですか??
 
綱手に「飛雷神の術式」をマーキングしてマダラ戦場に天送し、その綱手のマーキングを印にしてゲンマ・ライドウ、そしてもう1人(おそらく、たたみイワシ)の3人で術を起こして水影を送り込む・・・という手筈らしい。
 
って事は、綱手にマーキングしたのはシカクなのか?・・・・そんなに「飛雷神の術」って知っている人が多かったのか、コレ? 
 
念願の飛雷神の術が出てきたのはこの上なく興奮するんだけど、『特別』と思っていた飛雷神の術が こんなに安売りされていいモノだろうか・・と思うと正直、複雑な思いです(苦笑 
ま、このスゴイ術を仲間にも教えていたというのも、ミナトらしいと言えば、らしいのかも(現実的にも、各地でマーキングしてもらえた方がミナトにとっても便利だっただろうし)。
 
しかし四代目在任中、ライドウは19歳、ゲンマは17歳とかなり若い。彼等がその年齢で「護衛小隊」だったなら、当時上忍でミナトの弟子だったカカシだって飛雷神の術を教わっていておかしくないなぁ~と思ってしまうんですけどね、知っているのかなぁカカシは(今年はカカシイヤーのハズだったのに、すっかり影が薄いな・・・)。
 
でも、これで自来也も「術式」は知っていた可能性が出てきたんじゃないかと思います。つまり・・・自来也はナルトに飛雷神の術を「教えようとしていた」んじゃないだろうか、と。 「あやつが九尾のチャクラをナルトに遺したのは あの術を完成させてほしかったからではないか」と言っていた自来也ですから・・・ (「あの術」が飛雷神の術だというのは、私の勝手な思い込みです;)。
自来也は、ナルトに最初に会った時にいきなり「九尾チャクラ」を引き出す修行をさせてますよね(11巻、温泉地で)、そして次にいきなり「口寄せの術」を教えているんです。 口寄せの術・・・・つまり「時空間忍術」です。
なので自来也は、「飛雷神の術」をナルトに教えたいという気持ちが強かったんじゃないか・・・と思っています。
 
螺旋丸(あるいは尾獣玉)も「ミナトがナルトに完成させてほしかった術」ではありますが、「飛雷神の術」も未完成の術。 完成させるためには「術式もマーキングも要らない飛雷神」にする必要がある・・・これはナルトが九尾チャクラと共に「託された」ものだと思っています。
幸い、術を知っているゲンマ達が影分身ナルトのところに行きましたから・・・これでナルトもついに?かな。
 
ところで飛雷神の術について、ゲンマは「四代目は一人で出来たが我々は三人じゃないと出来ないと言ってます。ってことは・・・3種類の性質変化が必要な「血継淘汰」なのかとも思ったのですが、血継淘汰は「オオノキだけ」と思い込んでいたようなシカクの言葉(56巻)を考えると、2つの性質変化+α(口寄せの術など)の可能性もあるような気はします(飛雷神の術は電磁系の力じゃないかと思うのですが・・・トロイの磁遁風)。
ゲンマ、ライドウ、イワシで手を合わせ水影メイを取り囲み、これ磁気を発生させ磁場をつくってるんでしょうかね・・。
 
天送の術が「光速での物質瞬送」(つまり超瞬身の術みたいなもん)なのと違って、飛雷神の術は「時空間忍術」・・・・こちらは肉体に負担はあまりなさそうです(口寄せの術と同じですから)。
やはり便利です、時空間忍術は。
 
『・・・皆まだ生きてるってことは・・・ 遅れずにすんだようね・・・』
『やっと暴れられる・・・・・待ちくたびれたわ!』
 
最後に勢ぞろいした五影。イやぁ~とにかく壮観です(この絵、ぜひ実物を確認してください・・・本当にカッコイイ)。まさに「最強」の名にふさわしい。 しかも五大国の長が「共に平和のために闘う」ってのが最高です。
 
ついにマダラVS五影という、「第4次忍界大戦」本来の構図での戦いが始まりますね。 これじゃマダラVS五影が最終決戦みたいな感じですが、敵の大ボスは「暁」の仮面男だって事 シカクも五影も忘れてはおるまいな・・・。
 
ま、実際のところ「月の眼計画」首謀者は確かに本マダラであったわけで、本マダラは本気で無限月読をしようとしている。なので、結果的には五影が集結してマダラと戦うのは「正解」だったわけです。 
もし、トビが五影会談を開催させて宣戦布告をしていなかったら・・・・今もまだ忍五大国はバラバラだったはずで、勝ち目があったとは考えづらい。そしていきなり無限月読されていた可能性もアリではないでしょうか、何の抵抗もするすべもなく・・・・。
 
トビがやってる事は、マダラの無限月読を手助けするのではなく「止める為」じゃないかと私には思えるんですよね。 忍達に連合を作らせたり、九尾を狩らずに「千手側の」ナルトを成長させちゃったり。
カブトも『偽マダラが計画通りに進める気があるのかどうか』なんて疑っていましたが・・・トビはマダラの計画を「上書きする」シナリオを進めている気はするんです。 
 
48巻「希望の花」で長門が言っていた《誰かが全て・・・仕組んだことのように思える・…》の「誰か」こそがトビの正体なんじゃないか・・という気もしてるのですが・・・トビが「何者か」は・・・まだ判らないと申し上げておきますw
《外道魔像はトビ(生前の体)なんじゃないか・・という気もしますが、はて》
 
しかしここでマダラVS五影の総決戦ということになりますと、一気に他戦場で「対トビ」、「対カブト」そして「対サスケ」もほぼ同時進行で進む可能性があるんじゃないかとも思えてきます(都合よくナルトも各戦場に居ますから。)
 
本体ナルトがぶつかるのは・・・まずはトビ+人柱力なのか、それともいきなりサスケなのか。
 
なんだかなぁ・・・・このまま怒濤の勢いで、ついに最後(ラスト)まで突っ走っていきそうな気もします。
 
 
☆長十郎に斬られた黒ゼツ、珍しく弱気な発言・・・根っこを斬られると黒は動けないんですね。
 
☆最後のカッコいい五影の絵・・・雷影に左手が復活しちゃってるんだけど;
 
 
☆長駄文、読んでくださって感謝。
 
 
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