ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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NARUTO-ナルト-:440 四代目との会話!!

 
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?H2>NARUTO440:四代目との会話!!
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          追いかけ続けた背中は実の父のものだった・・・
          今ナルトに明かされる衝撃の真実。

さて、四代目の衝撃の登場から1週間。

ミナト、あっさりと父と言っちゃって・・「はぁ?」というかんじでしたが、しかし、ナルトの九尾化を止めるのが四代目だとは思いもしませんでした!

さて、反応が気になるナルトですが、「息子」って言われたのに、ピンときていませんでした。

「ん!だって・・・・せがれなんだし」「ん!オレの息子だよ」と何度も言われてやっとわかったみたい。(やっぱり四代目、「ん!」が多いってばよ)ナルト、目は涙が・・どうするんだろう、抱きつくのか、怒るのかと思ったら・・いきなり・・・
             ドス!!

「何で息子に九尾を封印したんだ」、と思いっきり四代目を突き飛ばしましたね、ごもっともです。(父ちゃんのばかーーーーーっ!っていう気持ちかな??)九尾を封印された辛さを、今まで誰にぶつけていいのか、わからなかったんだろうなぁ。っていうか、誰にもあたるわけにはいかなかったんだろうし、ナルトの「一撃」は、16年間の寂しさ、肉親に甘えたい気持ちを爆発させたんですね。

ナルト、よかったね。父ちゃんに会えて。(ナルト、いきなり父ちゃんって・・)

しかしミナト、やっぱり天然キャラというか、大物というか。後ろで「グオオー!四代目火影!来い!ズダズタにしてやるぅーーー」と叫びまくる九尾に「ズタズタにしてやるって言ってんのに近づかないよ」 「うるさいね、うしろの。」・・・って、なんか九尾を子供のように?軽くいなしちゃってます。余裕ですね。

うるさい九尾がいるので、四代目は「別の場所にいく」といって指パッチンをすると・・・別の空間へ(ナルトの意識の中の、何もない空間)どうやら、ここにいるミナトは、ナルトの精神に封印された残留チャクラのようなもののようです。しかしきちんと会話していますし、ナルトに どつかれたりしてますので、魂のようなものがチャクラに宿っているのでしょうか。
しかも、ずっとナルトの中に留まり、今までのことを「見てきた」ようです。ペインのことも自来也のことも知っていました。

ずっと・・・ナルトの中にいた・・?汗 
見てたんですか~父ちゃん?・・・何から何まで・・・笑

四代目、ナルトに寂しい思いをさせたことを謝り、ナルトも「四代目の息子なんだから我慢する」・・でも、泣きじゃくっています、やっぱり嬉しかったんでしょうね、今まで一人だったんだから・・。しかも、父ちゃんが憧れの四代目だったのだから。


そして、ミナトはナルトに何故九尾を封印したのか? ついに、その謎をミナトが語りました!

16年前の九尾事件の黒幕が、トビであったこと(「暁の面の男」)

ペインもトビに利用されているだけだろう、ということ。トビは九尾事件の時、四代目の攻撃を全て見切るほどの忍であったこと。トビに太刀打ちするためには、特殊な力が必要であると判断して九尾の力(半分)をナルトに遺したこと。オレの息子なら、この力を使いこなすと信じていたということ。

やはり自来也が思ったとおり、九尾事件のとき九尾を操った黒幕はトビだったんですね。 トビがサスケに話した「九尾事件は自然発生だったという事実」は、やはり嘘。トビの語った「事実」、いったいどこまで本当なのか、疑わしいですね。千手一族とうちは一族の歴史は事実だとしても、マダラ自身のことや、弟が自ら目を差し出して永遠の万華鏡を得たことなど経緯は疑わしいです。

九尾事件の日、ミナトはトビと闘っていたんですね。それは1対1だったのでしょうか、
里の人たちはトビを知らないようですし。。。

きっと、ミナトの攻撃(螺旋丸など)は、トビの体をすり抜けてしまったのでしょうね。ミナト対トビなら、時空間忍術どうしの戦いだったはず・・・ ミナトの飛雷神の術はマーキングが必要ですから、トビのようにマーキングできない相手(すべて回避してしまうから)には使えなかったと思います。ミナトが語るには「(トビは)攻撃を全て見切った」ということだから、トビは現在同様、攻撃術は使わず回避だけしていたのかもしれません。

再びトビは里を襲うだろう、というのがミナトの予測でした。トビに対する対抗策として「九尾の力を使う」具体的にはどうするのか、わかりませんが・・今のトビに物理攻撃も忍術もきかないはずです。彼が回避に使う時空間忍術を「止める」か、「上回る」しかないのでしょうか。九尾の膨大なチャクラを使い、時空のゆがみを作り、トビを上回った術を発動させるか時空をゆがめてトビの移動を止めるのか・・・。

そしてミナトが言うには、長門もトビに利用されているだけ。弥彦を失い、仲間を守れず悩む長門を誘い、弥彦をペインとすることを唆したのかもしれませんね。時期的には、九尾事件後~うちは一族虐殺事件前くらいでしょうか?

トビは今のところ攻撃術を見せたことがない。その代わり無敵な時空間忍術を使う。
それで「マダラ」を名乗り、無敵の時空間忍術と「得意の話術」で、ペインら暁メンバーを集め、自分の代わりに「尾獣」を集めさせることを思いついたんでしょうか。

しかし木ノ葉への復讐だけが目的なら、既にペインが潰しちゃいましたし・・・もう尾獣を集める必要はないはずですよね。つまりトビの目的は、木ノ葉への復讐ではない(だけではない)。

もうすぐ「うちはマダラの力が元通りになる」とかいっていましたし、万華鏡で尾獣を操りたいのでしょうか? それも九尾だけではなく、全尾獣を集めてつくりだした「究極の尾獣」だったりするのか??…はて。

ミナトがナルトに語ったのは
「この世に忍のシステムがある限り平和な秩序はないのかもしれない」
「忍のシステムがある限り、憎しみというバケモノは新たなペインを生み出していく」

戦争請負人である忍という者が存在する限り、平和はない・・忍そのものを否定することになりかねないようなきがします。忍ってのは、まぁ、傭兵ですから・・戦争や戦いがないと仕事にならないですね。んーー忍制度をなくしても皆失業するしなぁ。

忍の世界っていうのは、感情を殺して任務を行う・・・感情を殺し、道具として存在するために、忍には掟があります。忍は涙をみせるべからず、という掟も感情を捨てるための掟。

波の国任務の時…
「役に立つ道具」として生きた白をみて、「忍の在りかた」に初めて疑問を感じたナルト。木ノ葉でも同じで「忍はただ国の道具として存在することが大切」と聞いて

「オレってば、それやだ!オレはオレの忍道をいってやる」といったナルト。
「忍者ってやつは知らず知らずそのことに悩んで生きているのさ」と答えるカカシ。

カカシは、従来の「忍」の生き方を疑問には思うけれど、それに従っているかんじです。
しかしまだ幼かったナルトは、素直に忍というものに疑問を持ったのでしょうね。

かつて、カカシのチームメイトのオビトが「(仲間を守ることが大切であって、そのために掟を破るやつが正しい忍じゃないというのなら)忍なんてのはオレがぶっ潰してやる」って言っていました。オビトやナルトのように、従来の忍というものに素直に疑問を感じる者は、まだ少数なのでしょう。

四代目も、九尾事件やペインを見てきて、今の忍の世界では本当の平和は生まれないと思っているようです。自来也を殺したのは、ペインというよりは、今の忍システムのせいでもあると。

自来也の書いた「ド根性忍伝」には
「オレ達が呪われた忍の世界に生きている限り平穏はない」という敵に、
「オレがその呪いを解いてやる。 平和ってのがあるならオレがそれを掴み取ってやる」と答える主人公「ナルト」が登場します。

しかし、そのためには忍の世界をどう変えたらいいのか。その答えは難しい。
ナルトは、その答えを自来也、そして父ミナトから託されました

「お前ならその答えを見つけられる」

ミナトは、ナルトなら敵とも理解しあえる新しい世界を作ってくれると信じているようです。
かつて、カカシはチヨばあにこんなことを言っていましたっけ。「ナルトには不思議な力があるんですよ。交わす言葉は少なくても・・誰とでも友達になってしまう」って。いずれは九尾とも敵である黒幕とも、ナルトなら…
従来の、敵を倒して復讐して終わるのではない解決法、これまでの忍システムとは違う、敵との「理解し合う」解決策。自来也が考え、ナルトに託したこの方法を、いつかナルトなら…

四代目が言った、

「オレはお前を信じている」

ナルト、こういう言葉に弱いですよね。

かつて、カカシに「四代目火影を超える忍はお前しかいないと 信じているからだ」
といわれ、辛い修業に耐え風遁螺旋手裏剣を開発しました。信じてもらえるという事が何より嬉しいんですね。かつては、誰もナルトを信じてくれなかつてはったから、この言葉に飢えていたんだなぁ。これがナルトには必要だった…カカシもそれが分かってたんだろうなぁ。

ミナトは息子を信じたからこそ、九尾をナルトに残していた。まだ赤ちゃんの、力の程度もわからないナルトを信じたんだ。


最後にミナトは、ナルトが開けてしまったお腹の封印式をまた組みなおしました。

「これで最後だ」

なんだか・・・イタチがサスケに最後に言ったような言葉だなぁ。金庫をまわすように手で封印式を回して閉めたっていうかんじです。
これだけの術式をあっさりと組んでしまうミナト…忍としてあらゆることに精通し、高度な能力をもった、さすがは火影。天才タイプ。
それに対して息子ナルトは術は少ないし器用ではありませんので・・父とは全く違うタイプかな。

「チャクラも薄れてきた」といって、ミナトはあとをナルトに託し、消えていきます。。。これで最後、とミナトが言っていましたので・・・ミナトの出現はこれっきりなのでしょうか?ミナトは死ぬ前に、1回出現分のチャクラだけを取っておいて、ナルトに封印していたっていうことなんですね。

父ちゃんが消えてしまって、悲しまないかな~と心配でしたが、ナルトは、父ミナトの「お前を信じている」という言葉ですっかり迷いが消えたようです。おそらく、ナルトが九尾化して暴走してしまうことは、もうない!と思います。もう今は「九尾は父が命がけで遺してくれた大切な力」と思えるようになったはず。
今迄、ナルトの苦しみの原因であった九尾は、父が託してくれた勇気に変わった!16年間悩んで来た苦しみが、ナルトにとって「誇らしい力」と変わった瞬間です。

地爆天星を見上げる天道ペインの前に再び姿を現したナルトは・・・すっかり九尾を消し、仙人モードに戻っていました。あと1体の影分身が妙木山に残っていますし・・

いよいよ「火の遺志」を宿したナルト、最終決着へむかうようです。

(ナルトが天道を倒し、長門は寿命で尽きるのかな、と思います。最後にはナルトが、長門に「平和」を約束するのでしょう・・・)



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