NARUTO503:ミナトの屍鬼封尽!!
「この子を信じよう なんたってオレ達の息子なんだから!!」
今週号のポスター巻頭カラーの絵、微笑ましい!
クシナの髪はハバネロ化(九尾化というか)w
クシナが想像していた「家族三人で暮らしている幸せな未来の図」って、こんな日常だったんだろうなぁ。
九尾事件の謎の1つ「誰が どこまで真相を知っていたのか」も、なんとなく わかってきました・・・
あの日、木ノ葉の忍達は皆「子供達を守る為に」戦っていた。
四代目と里の忍達・・・それぞれの戦い。
四代目VS面男最終決着
ミナトは「ヤツはすべて見切った」と言ってましたが、ミナトの攻撃 面男に当たってるじゃないですか!w
さらに飛雷神で飛び左手のクナイでグサッ!、右手で「契約封印」! もはや神速神業レベルw
動きが神速なのも驚きですが、咄嗟に作戦をたてる頭脳の動きの速さもやはり神速。
(ナルトも戦闘中に、天才的な作戦を思いつきます。 カカシが言うところの「意外性の忍者」w これは父親似かな?)
で、面男のほうですが・・ また体の秘密が少しだけ見えましたねぇ。
まずあの腕から流れる液体?の効果音が 「ズリュ」と 「ポタタ・・・」。
ズリュ、ってのはグミ状のものが動くような音。 そしてボタタという液体のような音。
面男の左手から溶けたアロエ液wみたいな汁と、(色はわかりませんが)血液のようなものの2種類が流れ落ちてます。で、次の絵で面男の左手首は落ちているw
さらに、ミナトがおなかの辺りに刺したクナイからは血がこぼれてますね・・・。
うーーん。トビは右半身だけが白ゼツ素材だと思ってきたんですが、面男は左手も白ゼツ素材っぽい。 でも胴体からは血が流れているので生身の体だとは思いますが 螺旋丸くらっても生きてるし、どこに飛雷神のマーキングされたかもわからないらしい。。
面男は鎖を腕輪につけて戦っていましたが、どーやら指先作業は苦手なのかな?
一番最初にトビが登場したシーンで「右手で指輪を投げてキャッチしそこなう」ことがありましたが、「細かい作業は指がゼツ素材だから出来ない」ということかな?
面男の余裕
九尾との「契約」を封印されてしまった面男、これが全く動揺してない!
そして「余裕発言」して消えてしまった。 この余裕は「シナリオ通り」うまくいったということでしょうか。
つまり 九尾の獲得や四代目を倒すことが面男の目的ではなく、やはり彼の九尾事件の主目的は「うちは一族を追い込む」だったのではないかと。
面男という人物
ここで気になる、2人の最後の言葉・・・。
「さすが四代目火影 このオレに手傷をくれ 九尾を引き離すとはな・・」
「オレはこの世を統べる者・・・ 」
(あの感じ・・ 嘘で言ってるんじゃない)
「さすが四代目」と褒めるあたりは今のトビと同じです! あの人、よく他人をを褒めるんですよね;
「さすが写輪眼のカカシ」 「よく理解した・・・いい分析だ(フーとトルネに)」
「あれ(ビー)こそ人柱力として完璧な忍だ・・ お前(雷影)の弟だけある」etc・・・
(これが、私がトビはそんなに悪いヤツじゃないという考えの原因の1つですw)
そして気になったのが 《この世を「統べる」》 という面男の言葉。
“統べる”の意味には「支配する」という意味があります。『オレが世界の支配者になるんだ!』って感じで「悪のオーラ」バリバリなんですよね。ミナトが危険だと感じるのも当然です。
ですが、“統べる”には「1つにする」という意味もあります。 支配すると似ているけど・・・微妙に違う。 で、面男が言ってるのはこっちの意味じゃないか?と思います。
月の眼計画の目的について、トビは「全てがオレと1つになる 全ての統一をなす完全体だ」(五影会談にて)と言っていましたし。
危険な思想に違いは無いけど、1つになるというのは「独裁者になって支配する」というのとは違う、『隠された本当の意味があるんじゃないか?』という気がするんですよね・・。
「あの感じ・・ 嘘で言ってるんじゃない」
トビって「嘘つき」のイメージがあります。サスケに嘘混じりの真実話を聞かせたり、おふざけキャラを装ったり、マダラを名乗ったりして・・・だいたい正体も怪しいしw
でも四代目の直感は正しいと思います。 面男が四代目に語った話は全て「本気」。
実は・・・ 面男(トビ)は嘘は下手で、正直な人じゃないかとも思ってます。 だから嘘言う時は不自然でバレるw
敵側の忍を誉めるのも「本音」だと思うし、ナルトと喋って「楽しかったよ」なんて言ったのも、おそらく本音。 どちらかというと、あのおふざけキャラが本当で 黒幕キャラは演技じゃないかという気すらする・・・
里の人達の戦い
さて、里の人達の描写では、今週は沢山の「伏線回収」!まずは、
・「イルカの満月トラウマ」
満月の描写から「四代目が来るまで足止めをかけろ!」と叫ぶ忍・・・・これ、1巻で満月を見て九尾事件の夜を思い出すイルカの回想と同じ。(「四代目が不在」だった理由がしばらく謎でした) イルカの父ちゃんは「子供を守るのが親の役目だ!」と叫ぶ・・・
「玉を守る」・・・・これこそが木ノ葉の忍の火の意志。 里の忍たちは子供達を守る為に戦っていたんですね。
・「カカシが真相を知らない理由」
九尾事件の7不思議の1つ、四代目の弟子カカシがなぜ真相を何も知らないのか??があったんですが ・・・・カカシ達若い忍は、結界内に隔離されてたんですな!
「これは里内のゴタゴタだから」という理由・・・
里内のゴタゴタ??まるで「里内の暴発的事故」みたい。九尾は天災だと言われていたはずなのに、何だかな~不自然な表現。
これを言ったのは紅パパですが、彼も勿論九尾は天災と思っているはず。なのにゴタゴタって・・・これ、三代目に言われたとおり伝えているのかな。
で、カカシは神妙な顔してるんですよね・・・(ボーっとしてるんじゃないですよ)w
鋭いカカシは「里内のゴタゴタ」という言葉に、不自然さを感じていたんじゃないか?(と勝手に解釈)
・「アスマと紅」
それを聞いてキレているのは紅。 それを諌めるのがアスマw
ん!どうやらこの頃から赤い糸で結ばれていた?w
紅パパの発言、
「娘よ・・お前は女だ せめてワシの孫となる子に火の意志を託せ!それを父との約束にしてくれ お前を信頼してるぞ」
って・・紅まだ15歳なのに、パパは娘に「孫」しか期待してないのかな?(アスマも目の前にいることだし、これが伏線ともいえるんだけどw)
ま、限りある忍の人生、次の世代に託す事が火の意志・・・わからないわけでもないけど、ちょっと不満w
・「姿が無い『2人』」
あれ? うちはカガミと、志村ダンゾウはどこにおる??
うーん、やはりこの夜・・・うちは一族はどこかに召集されていたんじゃないだろうか?(ダンゾウが一時的に面男と組んで、一族を呼び出していた可能性も?)
うちは一族の立場を悪くし、里側との対立のきっかけを作る事」が面男の目的で間違いない気がします。
・「蝦蟇ブン太に乗った四代目」
1巻冒頭の 「四代目が蝦蟇に乗った絵」の姿がやっと登場!
でも、蝦蟇ブン太が四代目を乗せたのは一瞬だったんですね;
四代目が蝦蟇ブン太で九尾を押し潰した術、これは前に自来也が使っていた「口寄せ・屋台崩しの術」 (これ、 かなりチャクラが要るらしい)
で、ミナトは九尾を時空間忍術で飛ばすためのチャクラを練成・・・
(四代目もかなりのチャクラの持ち主?)
ブン太は九尾を一瞬抑えるためだけに口寄せされたようなので、事件の真相は知らないのかも・・・。
確かに2人共 屍鬼封尽の場にやって来ました。
でも面男は去った後なので、彼らも事件の真相は知らないままだったのかも。
ミナトとクシナのチャクラ
2人のチャクラ量は『さすがナルトの親』w
で、驚いたのはクシナは弱った体なのに、九尾をチャクラ鎖で拘束! これもチャクラをかなり消耗したミナトの力になろうというクシナの愛・・・・
人柱力は普通、尾獣を抜かれたら即死。
「今残り少ない私のチャクラで」って言ってるので、九尾チャクラを抜かれた時に クシナのチャクラも一緒に(密着して)抜けたのだと思います(想像ですが)。 なのにまだチャクラが少し残っているのが不思議・・・・「非常時に発電するチャクラ」みたいなのが、うずまき一族には備わっているのかな?
尾獣の復活?
「このまま九尾を引きずり込んで死ぬわ・・そうすれば この先九尾の復活時期を延ばす事が出来る」
「道連れ封印」ってのは、ダンゾウの「裏四象封印」に似てますね。
で、九尾の復活??
ミナトも「(その封印では)復活まで人柱力が不在となって尾獣バランスが崩れてダメだ」と。
人柱力と一緒に死んだ尾獣は、時を置くと復活するんですね。六道仙人が死ぬ時も十尾復活を恐れて十尾の器を月に封印し、チャクラは分散させていましたが・・・人間の憎しみの意志がある以上尾獣チャクラは憎しみとともに生き続けるのでしょうか。
『ナルトの誕生日』
最後の会話を交わす、ミナトとクシナ。
「今まで・・色々ありがとう」
どうしてこんな時にも、彼女は前向きで、微笑むことが出来るんだろう!
ミナトの
「君がオレを四代目火影にしてくれた!君の男にしてくれた!そしてこの子の父親にしてくれた!」って;
泣けるじゃあないですか。死に際に愛する男性にこんなことを言われたら、これまた幸せです(たぶん)
でも、クシナが言った「大きくなったナルトを見てみたかった」・・がせつない。
九尾の半分だけを屍鬼封尽したのは、物理的に半分しかムリでもあったんですね (戦略的にも「九尾を残す必要」があった・・・尾獣バランスのため、ナルトに将来を託すため)。
最悪の状況で、「ナルトに将来を託す事」「ナルトに将来会う方法を選択すること」という最善の方法をミナトが思いついたのは、クシナの「諦めない」気持ちと、自来也から聞いた「予言の子」という希望があったからだったんですね。(そしてクシナとナルトを再会させたいというミナトの優しさ!)
・・・屍鬼封尽とは「ナルト」に未来を託し、ナルトとの再会の夢を託した「希望のシナリオ」の はじまりだったのかもしれない。
トビは言っていたっけ、「希望とは諦めに等しいものだ」と。
確かに、託す者を信じることが出来なかったら 希望とは「諦めること」と同意味になってしまう。トビの言ってることは間違いでもない。
誰も信じることが出来なかったトビは、自分自身の手で、長~~い時間をかけてシナリオを成就させようとしているのだろうか。
トビが考える「この世には希望は無い」というシナリオと・・・「希望はある」とする大蝦蟇仙人の予言シナリオ。
相反する思想に基づいたシナリオが、長い時間をかけて同時進行している・・・
長門の話からつながる「希望の物語」・・・それはド根性忍伝の「諦めない、信じる」気持ち。
「本といいお前といい誰かが全て仕組んだことのように思える・・これこそが神の仕業なのか」(長門)
・・・ 確かに全ては誰かの仕組んだことのように思える・・・
☆巻頭の、「うずまき家恒例朝のドタバタ劇」って。 波風家じゃないんだ・・?
☆14歳カカシ服。劇場版に合わせたんですね;
☆ナルト関連情報は、別ページに分けてアップしました(書庫:NARUTO今週の情報)
☆来週はクライマックス・・・かな。さらに気になります!
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