ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

NARUTO ナルト544:二つの太陽!! 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ29号)

NARUTO544:二つの太陽!!

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※左から、五尾のハン(岩)、六尾のウタカタ(霧)、二尾のユギト(雲)、七尾のフウ(滝)、三尾のやぐら(霧)、四尾の老紫(岩)。

『長かった夜も明ける・・・
こいつらの眼もそろそろなじむ頃だな・・・』
 
んがが! そろそろ穢土転生人柱力達の出番だとは思ってましたが、新たなペイン六道にされているとは!
しかも写輪眼と輪廻眼搭載のペイン。  まぁ確かに、考えたらちょうど彼ら「6人」なんですよね;
トビは、彼らの「使用権」をカブトと交渉したんでしょうか。 にしても、今一つよく分からない『カブトとトビの協力関係』・・・
 
・2つの太陽
 
『人柱力になれば色々なもんなくして心ガリガリ♪でもだからこそ なくしたくないもんが光って見えてくる心ピカピカ♪ 尾獣が入る前に入ってたもんが光りだしたら 太陽ぐらいでかかったと気付く大事♪』
 
ビーのこの言葉、我愛羅の言葉にそっくりですよね 《この世の闇を歩いてきた者・・・だからこそ小さな光明ですら目に届くはずだ》 (五影会談でサスケに言った言葉)。
ビーも「心ガリガリ」孤独だったんですね; 
ビーって《上唇だけ色が濃い》雷影一族特有の顔立ちしてるので、血筋的には名門と思うんですが・・・でも幸せな生い立ちではなかったんでしょうね。
 
ナルトの2つの太陽、つまり「父ちゃんと母ちゃん」・・・両親の事を話す時のナルトって、本当に幸せそうな顔するんですよね~。 でも、ナルトが脳内でイメージしてる2人の絵・・・
ちょっと神々し過ぎじゃないですかぃ!w
 
ま、それだけ「父と母」というのは特別なのかもしれませんw (クシナは六道次男の血を継ぐ「うずまき一族」で ミナトは「救世主」・・・ミナトの家系は不明とはいえ扉間の家系っぽいし、多少神々しくても仕方ないかなw)
 
特に、自分の存在ってものを無条件で受け入れてくれる「母ちゃん」というのは特別な存在なんですね。クシナに会った時のナルトは やっぱり嬉しそうでしたから、顔グチャグチャにして「ずっと会いたかったってばよ」って・・・・
 
『この九尾の力を手に入れる時 父ちゃんはちゃんと 母ちゃんに会わせてくれた!』
『九尾の封印を開くと 母ちゃんがオレに会いに来るよう チャクラを仕込んどいてくれたんだってばよ』
 
『オレのために!!』 (←このナルト、めちゃくちゃ嬉しそう。)
 
「ちゃんと」会わせてくれたという言い方。
つまり父ちゃんの「母ちゃんに会わせてくれた」気遣いが、ナルトには最高に嬉しかったんですね。 正直《母ちゃんにも会いたかったのに》なんて思ったりもしてたと思うし。
 
でもミナトは、「ちゃんと」ナルトと母の再会をセッティングしていた・・・・。 
 
この「ナイス」で粋なサプライズに、ナルトの中で「父ちゃん株」が急上昇したんじゃないでしょうか。
ミナトって意外とそういう「演出」も、さりげなく出来ちゃう人なんですねw
 
・ナルトの「トン」
 
『オレってば色々託されてるもんがあっから・・・・』
『失敗はしねェ!!!』
 (ミナトの「オレも色々と背負ってるものがあるから失敗はしないよ」という丁寧な言葉遣いと好対照w)
 
『ほんの一瞬だったけど・・・その時に二人がオレにくれた・・・』
『すっ・・・・・・げーいっぱいのもんが やりきれるんだってオレを信じさせてくれる!!』 
(「すっげー」の溜めが凄いw )
 
今まで「親孝行」したくても出来なかったナルトだから、両親に恩返し出来るって事も、すっ・・・・げーワクワクする「初めて体験する喜び」だと思うんです。 
四代目火影」である前に「父親」として愛をくれていた父ちゃんが、失敗者では無いと立証すること・・・それが今のナルトに出来る親孝行なんですよね、 
 
『救世主もオレに託したんだ!!』 ・・・と額を「トン」と親指で指したナルト。
 
ナルトって、何か宣言する時には《その言葉を誓う場所》を指すクセがあるんですよね、
(例えば・・・) 1巻4話で《里の奴ら全員にオレの存在を認めさせてやるんだ》と言った時は両手で額当てを締めて見せていたんですが、これは「一人前の忍者として」額当てに言葉を誓ったんですよね。
で、長門の前では《どんな痛てー事があっても 歩いていく・・それがナルトだ》胸(ハート)に指をグッと押して誓っているし(48巻448話の コミックスで追加された部分)。 
 
で、今度は・・・・・額というか「頭」をトン!と突いて『救世主もオレに託したんだ』と誓ってますが、これって47巻440話でミナトに「お前なら答えを見つけられる お前を信じてる」と頭をガっ!と掴まれているんですよね。 つまりあの「トン」は、《あの日、オレに託してくれた父ちゃんに誓う!》という意味だったんじゃあないかとも思うんです。
 
(雷影はナルトの言葉に「誠」を感じていたようですが・・・)
 
・オレンジ閃光?w
 
雷影の、ナルトの言葉の「誠」を確認するための『MAX状態最速パンチ』を黄色い閃光と同じように かわしたナルト。 
・・・いや正確には ミナトは「時空間忍術」でかわしたのであって、瞬身でかわせたわけじゃない。
つまり九尾チャクラモードのナルトはスピード面ではミナトを「超えた」かもしれない・・。
 
ついに雷影はナルトを行かせる決断をしちゃいましたね。背中に父ちゃん母ちゃんのような朝日を浴びて走り出すナルト・・・あれれ綱手様、せめて「蛞蝓を連れて行け」ぐらい言えばいいのに、何だか物思いに耽っちゃってますね~・・・
 
ミナトとクシナの思い出を語りあった『自来也との最後の会話』でも懐かしんでいたのかなぁ・・・綱手
 
・無駄なことはしない奴での・・
 
《ミナトがナルトに九尾を封印し その封印を開ける鍵まで残したのはこのためだったのか 確かにあいつは無駄な事をしない奴だった・・・》
 
綱手がそう言いながら思い出しているのは、火影室での「ガマ寅」さん(ナルトのカギを預かる巻物蝦蟇)。
自来也の訃報を伝えに来た時、ガマ寅は《自来也が遺した物や言葉》を全て 綱手やカカシに伝えていたんですね・・・(370話「胸騒ぎ」で自来也がガマ寅に語った内容などを。) 道理で、自来也がガマ寅に話した内容を カカシが知っていたわけです、納得。
 
ミナトは無駄なことはしない奴・・・それなら、ミナトはなぜ面の男に対抗するためには「九尾の陽チャクラ」が必要だと考えたのか。 あるいはなぜ「九尾の陰チャクラ」を封印する必要があったのか。
・・・九尾の陰陽チャクラの謎解き、今後明かされそうですね(といいけどw)。 
   
バカの壁越え
 
『ブラザーの言う通りオレは大バカだ やっぱり♪ そんでここに居るナルトも大バカで間違いない 厄介♪』
『けど事を成しとげるのは 壁の強さと大きさを顧みない大バカで間違いない ヤッホー♪』
・・・ヤッホーって;(ヘイヘイッホ~;)
 
「大バカの意外性」については538話の感想で既に語ってしまったのですが; ナルトは538話で九尾の「詰問」に対してこういう答を出したんですよね、
 
《何とかする》と 《どーにかする》。
 
・・・これぞ典型的なおバカアンサーでして、賢い人にはあり得ないですよね、何の具体策もないのだから。
だけど大バカはとりあえず「壊してみる」から始める。 時代を動かすのは、常識の壁を「ぶっこわしてやる!」と言える「バカはバカでも大バカ」達なのです。 八尾も言ってましたよね、暁に狙われてるって時にのん気に里を出て「演歌を習う」なんて言ったビーに「時代が動くかもな・・・」ってw 

ナルトとは正反対タイプのシカクさんは「壁越え発想」が出来なくって意外と苦戦してますが、その点ミナトは天然の柔軟性で「壁壊し」も出来るし、壊した先に事前に「手」も打つことが出来る・・・
ミナトは数少ない「両方」を兼ね備えた人だったんですね。。
 
で、シカクがついに思いついた作戦は「九尾チャクラモードのナルトに影分身させて(各地に送り)白ゼツの悪意を感知させ、白ゼツと本物の連合忍を見分ける方法」。 シカクにしては意外と平凡だと思うのだけど・・
ん?でも確か「尾獣チャクラモードで影分身は使わないほうがいい ナルトチャクラが分身した人数分とられていく」と八尾が言ってたような・・(55巻519話)。
この作戦を取るなら、これから九尾と話し合って「チャクラの取引交渉」をするしかなさそうですね。
 
(個人的にはですが;全忍に蛞蝓をくっつけてナルトの九尾チャクラを送信して・・・・白ゼツならヤマトの木遁成分が反応して葉っぱが生えて見分けられるんじゃないかと思ったんだけど・・・それはおバカ過ぎな発想だったらしい(撃沈w)
   
・さて輪廻眼と写輪眼を装着した新ペイン六道。
 
前のペイン達は輪廻眼で長門が視野を全て共有していましたが、今度のペイン・・・輪廻眼だけじゃなく、写輪眼で見たものも司令塔のトビと視野を共有するのでしょうか、トビと同じ写輪眼瞳術を使えたらかなり脅威ですが。
(トビの万華鏡瞳術は使えるのか、使えるなら万華鏡の「模様」は見せるのか?・・・気になる)
 
「オレ好みに変えてるがな」って言うけど、トビ好み仕様って何でしょう、優秀な写輪眼と輪廻眼があれば『ほぼ何でもできる』はずですが・・。もし彼等の感情や意志が縛られていなければ、過去の人柱力達の「本音」も聞いてみたい気がします。
 
トビって人柱力に対しては非常に冷酷な態度を取りますが、人柱力システムを憎悪している感じがあるんですよね。 六道仙人が開発したと言われる「人柱力システム」を憎むトビって・・・なんだかなぁ「十尾の意識」を持っているような気もしますが、はて。
 
『長かった夜も明ける・・・』
 
長かった夜・・・トビって相当「長い」時間待っていたんでしょうね、この「夜明け」の時を。
 
『暁』の衣装の「赤い雲」。 
 
小南の説明によれば、あの雲は「雨隠れに血の雨を降らせた戦争の象徴」らしい(54巻の509話)。
でも、実際に弥彦に暁を立ち上げるように仕向けたのはトビだったわけで、トビはあの雲模様を「暁の空に染まる東雲(しののめ)=夜明けの象徴」としていたのではないでしょうか。 
 
暁(夜明け)の空に、眩しい朝日を受けてたなびく赤い東雲・・・
 
《アナタは闇》と小南に言われたことが相当ショックだったのか、510話で『お前はオレのことを闇だと言ったな』と珍しく感情的になっていたトビ。 彼は闇の象徴のようですが、本人には「闇」の意識は全く無いんですよね、なにせ組織の名前を「暁」にしたり、衣に「夜明けのイメージ」にしているぐらいですから・・・。
 
トビがずー・・・・っと待っていた、長い長い闇が明ける『夜明けの時』。
 
 
 
忍世界に光をと誰よりも願っているのは、実はトビなのでは・・・・
 
 
 
 
☆七尾のフウ、背負ってる袋の中は蟲??(七尾は虫型尾獣) 滝隠れって大国扱いじゃないのに七尾もってたんですね。
 
☆五尾のハンは、スチーム忍者(五尾はイルカと馬の合体形)
 
☆六尾のウタカタはバブルを扱う忍。 色っぽい・・・
 
☆老紫は完全に赤髪、うずまき一族ですね、53巻に出てくるうずまき一族の長老にそっくりだし;
 
☆ナルトは最速瞬身を手に入れましたが、トビに対抗するなら時空間忍術でも父ちゃん越えしないとね(しつこいw)
☆ナルトが「マダラ」じゃなくて「面の男」とミナトから聞いた通りに話したのは偉い!ミナトがマダラと言わなかったことにも、きっと意味がある。
 
☆しかし雷影はクシナの事詳しいですね~。 やはりクシナって雲と木ノ葉で争奪合戦繰り返されていたのかな・・・
 
☆『穢土転生』ペインは長門のペインみたいに黒棒でチャクラを送る必要はない分 便利そうですが・・
札無し状態でトビが眼でコントロールしてるのかなぁ。
 
☆やはり千手は「太陽」、うちはは「月」なんですね。
 
 
 

☆長駄文、読んでくださって有難うございます。感謝。
 
 
 
 
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