ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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雷影とキラービー ・雲隠れのアツ~い兄弟 (NARUTO登場人物雑考)

雷影とキラービー 雲隠れのアツ~い兄弟


毎日暑いですね~。侍の鉄の国は雪が降ってて寒そうですけどね。でも雷影さま一行は相変わらずアツイですね。

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雷影、ちょっとこわかったですが・・でも「五影の一人」として、ちゃんと話を聞いてくれたのは例外的なことだと思うし、いい人だと思いますねぇ。

だいたい他里の忍が尾行してきて突然陳情するなんて、もしかしたら刺客かもしれないんだし本当は非常識な行為。
ナルトは強くなったし活躍もしているのに、まだまだ他里には無名なんですね・・・カカシが有名なのは、やはり写輪眼のおかげなのかな?

雷影はカミナリっていう里名がぴったりのカミナリ親父風ですね。

「あらゆる国 里が 強い忍術を手に入れようとしてきた
力なきものは踏み潰される!それが忍世界の絶対の真理だ」

雷影は典型的な昔気質の忍、勝つことが全て・・だいたいあのチャンピオンベルトは何??あれは里長のしるしなのか、何かのチャンピオンになった経歴でも?(プロレスなのかな、ボクシングなのかな?私このへんわかりません~。スタンハンセンとか・・他の方々の話聞いて知りました)と、とにかく勝負の世界で生きてきた男なんですね。

彼の辞書に敗北と言う言葉は無いんでしょう!彼のチャンピオンベルトは不敗の証。
チャンピオンベルトを外さなければならない時は、雷影の座を降りる時なんでしょうね。
里長の座にあるかぎり彼は里で最強、世界でも最強でなくちゃいけないのかも(それが彼の自分ルールかな?)

執務室において報告を聞く間すらトレーニングを欠かさないし、オモイカルイ達にはプロテインを買いに行かせたりしているみたいだし。
おそらく体脂肪率とかも毎日チェックしてるんだろうなぁ(オモイが自分の体脂肪率が増えたことをチェックされるんじゃないかと心配してたくらいだし)

雷影は里の忍達にも厳しいトレーニング(修行?)を要求しているんだろうけれど、そのためには自分が見本を示す? そのあたりは有言実行、偉いっ。
まだまだ若いもんには負けてない!

「忍が簡単に頭を下げるな 忍が尊重するものは行動と力だ 
忍同士の話に譲歩ぐせは禁物だ」!

ナルトがあっさり頭を下げたことには疑問を感じたようでした。
勝負の世界で、戦わずして土下座なんてありえませんよね~。

今から13年前、雲隠れと木ノ葉で起きた一触即発の事件。
戦争を回避するために木ノ葉が取った行動は、裏取引・・・白眼の宗家、ヒアシの死体を雲に提供する代わりに戦争を回避するというもの。
そのかわり木ノ葉はヒアシではなく、ネジ父ヒザシ(死んだら白眼の能力を閉じてしまう分家の者)の死体を渡した・・
(木ノ葉は、穏健派の三代目が火影だったこともあるけれど、戦後であったことに加えて九尾事件があり、里は戦争なんてする力は残っていなかったでしょうから・・しかたなかったんですよね)

同盟を結ぶと言って木ノ葉に近づき、実は白眼を狙った雲隠れ。
これはどう考えても雲側が悪いように思いますけど、雷影の言う「バカのままやり通せるど忍の世界は甘くない」、賢くあれってのはこういうことのかも。
同盟を信じた木ノ葉がバカであり、白眼を手に入れる計画を立てた雲側は賢かったと?
でも裏取引という譲歩の道を探り、しかし影武者の死体を渡してきた木ノ葉を「汚い」と思ったようでした。

騙されたほうが悪い、敵は信じない。勝つことがすべて。雷影が何度か戦争を体験して得た教訓なんでしょうか。

白眼事件の時は第3次忍界大戦が終わってまだ3~4年のころだし、世の中もまだまだ不安定だった時代です。各里は戦力向上のためにしのぎを削っていた頃かな。

木ノ葉隠れが最強と言われた理由の一つには、3大瞳術のうちの2つ、白眼と写輪眼の一族を抱えていたこともあるでしょう(そのほかに、おそらく最強の尾獣・九尾を隠し持っていた?とも考えられるのですが・・)

雲隠れが木ノ葉と対等に付き合うためには、白眼を調べ上げてしまうこと、そして尾獣の力が必要と考えていたんでしょう。
とにかく世界のチャンピオンでもなけりゃならないんですから・・雷影。
それは里の人々や国を守るため。そのために命懸けでひたすら戦い抜いてきた人生だったんでしょうね。

眼には眼を・・・白眼を奪おうとしたのは、もしかしたら自分に移植しようとしたのかな?
最強になるために(里のために)リスクを背負う覚悟くらいしていただろうし・・。

もうひとつの木ノ葉への対抗策、・・尾獣。
雲隠れは2匹も尾獣を持ってました、化け猫・二尾とタコ牛・八尾。

過去の大戦で国々は尾獣の奪い合いをしたようですが、その結果2つも尾獣を手にしたのは雲隠れ、岩隠れ、そして霧隠れです。

これらの人柱力たちがみんな尾獣をコントロールできたのか分かりませんが、少なくとも雲隠れでは人柱力が完全に尾獣を従えていました。
そしてビーもユギトも、雲隠れにおいては高い地位にあり尊敬される立場でした。
人柱力が疎まれてきた里が多い中で、雲隠れの2人は異例なケースですね。
雷影が2人を高い地位につけて大切に扱ってきたからでしょうけど・・
雲では強いことがすべてなんですね。力を得るために自ら人柱力になることを願い出たりする例もあるかも。(ユギトなんてそうかもしれない)

でも弟ビーが人柱力になったのは雷影の意向かも?
兄が「国のために頼むぞ我が弟よ、お前しかおらん」とか言って頼み込んだ可能性も? 
兄弟で里を背負う覚悟だったのか(それを弟にも押し付けた、ってかんじでしょうか)
この兄弟、実力的にはほぼ互角かあるいは雷影のほうが上のような気がします。さすがのキラービーも兄貴の言うことには従わざるを得なかったかな。

「八本目(ラリアット)を かわしたのは兄貴以来だ」(ビー)(45巻)

ビーが半尾獣化した状態でのラリアット攻撃、これをサスケは何度かかわします。でも結局は食らって大怪我をしちゃってます。
写輪眼でも見切るのが大変なほどの攻撃をかわした雷影。
相当な実力者ですね~。

☆ちなみに、キラービーの八本目・ラリアットをくらったサスケ、首と胸の肉がえぐられたような傷でした。この傷跡、ナルトが四本目まで尾獣化した際の自来也の傷跡にそっくり。。九尾の場合は4本目でこの力・・さらに八尾より強力・・・☆

雷兄弟、見た目は同じくマッチョでよ~く似ているんですけどね。
2人は性格はかなり違っている気がします。
ビーは楽観的で超マイペース、でも冷静に分析も出来る性格で・・
兄雷影は祖国愛も熱く、真面目で熱血。意外と心配性。

弟ビーは兄の熱さを、ちょっとウざいと思っているみたい。
人柱力として祖国のために(というか兄のため?!)働かされるのもいいかげんウンザリしてたから、逃げ出した・・?(兄貴が口うるさいってのもあるらしい。)
あの雷影、ハートはアツイだろうから・・弟を心配するあまりいろんな干渉をするんだと思います。
皺の数wからみると、2人は年齢差があるのかな?
兄というより親のようにビーの面倒を見てきたんじゃないかな。
体重コントロールから修行のメニューまでいちいちうるさい?

雷影はビーに尾獣化禁止令?を出していたようですが(ビーが八尾の姿になったのを見た雲の忍が「キラービー様、雷影さまに(尾獣化を)止められていたのに」といってる)たぶん、暁に狙われることを心配した雷影が、目立つことはしないように言っていたんでしょうねえ。弟を心配するあまり・・。

だいたい八尾にすら「優勢だったのにオレ様を呼び出す必要があったのか?」なんて言われる状況だったのに、なんとなく「使ってみたかった」キラービー。
ノリで尾獣化したのもマズかったし、勝手に逃亡したら大騒ぎになることくらいわかりそうなのに・・・そのあたり楽観的で、お兄さんとは大違い。

ビーはもっと楽しく人生を過ごしたい?
戦闘中にもラップやライムのこと考えてるし早く帰って水割り飲みたいとか思ってるし・・・。
弟子のオモイとカルイがしょっちゅう賑やかに漫才をしているのも、あの師匠だからかな?修行中や任務中にあんな調子でしゃべってても怒ったりしそうにない。いい師匠なんでしょうね~楽しそう。

オモイとカルイ・・・大好きな師匠が行方不明なんですから、心配なのも無理ないです。

キラービー、八尾に「時代が動くかもな」といわれて「え?オレの演歌で?」なんていってます。
八尾が時代が動くといったのは、ビーのような平和を愛しポジティブ思考な人達の時代が来る(ナルトのような)ということかな。
雷影が古いタイプなら、弟ビーは時代を変える一人なのかも。

ナルトにいろいろ苦言を呈した雷影でしたけど、なぜだか、ボロボロと泣くナルトの涙をみて「忍が泣くな!」とは言わなかった!

・・・というか言えなかったんですね、きっと。
他人のことは言えませんから・・。

「ビーはどんな手を使っても助ける!助けるぞ・・!」(45巻)
といって「ダーッ」と涙を流してます。
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(つられてオモイカルイも「雷影さま!」ってダーッと泣いてます。)

ナルトは友達サスケを想って泣いた。雷影も弟を想って泣いた。
誰かを想って涙を流す人とは・・・心があったかくて熱い証拠ですね。

古い時代の忍道を生きる雷影と、新しい時代を生きるナルトをつなぐものがあるとすれば、それは大切な人を想って涙する心。。
それだけは時代が動いてもかわらないもんなんですね、きっと!