ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

NARUTO ナルト493:闇ナルト!! 今週号のWJナルト感想 (ジャンプ 23号)

NARUTO493:闇ナルト!!

イメージ 1
 

 「オレはお前の大切な憎しみだ 闇の部分だ!」・・・ナルトの歴史に染みついた、ぬぐい難き一つの黒点(なんかゼツみたい? 白ナルトに黒ナルトw)
 
  真実の滝で「精神世界のもう1人の自分」に会ったナルト・・・

 
ナルトVS闇ナルト
 
「ニセモノはてめーの方だろ!」って闇ナルトに向かっていくナルトなんですが・・・
いや、闇ナルトのほうが真実のナルトなんですよね。
真実の滝は、己を映す鏡。
 
(里の奴ら 今までさんざんオレ達を除け者にしてきたくせによ)・・・これが、ナルトの拭いきれない本心。 そりゃあたしかに、そうなんだが・・。
でも46巻のエビスの回想によると、 里の人達は『ナルトが頑張る姿』を見て少しずつ考えを変え、ナルトを応援してきたらしい。(でも、ナルトは気付いていない)
それにペイン戦は、里のすべての忍たちが命を懸けてナルトを守ろうとしたことを、ナルトはど~も全く知らないみたいだし、気付いていないようだ。
 
「あいつは木ノ葉の仲間だ!仲間を売るようなマネはしねエ!」(426話・名無しの忍)
「木ノ葉の仲間です!あなた達暁に何も教える気はありません」(エビス)
うずまきナルトはどこにいる?」 「くたばれ・・」(422話、小南と名無しの忍)
 
過去にだって実は多くの人の愛情で見守られてきたってことに、ナルトは気付いていない・・!
 

キラービーと八尾
 
森のクマさんたちとお相撲で遊ぶビーw この島は、ビーにとっては「休暇を過ごすリゾート」として最高かな?(大ガマ仙人がリゾートというのも納得w)
ビーって40歳は超えていそうだけど、永遠の子供みたいに純粋w (あれじゃおいろけの術なんて興味ないか)  
それに、八尾!なんていい奴なんだろう!

「遊んでんなら九尾のガキを見てやってもよかったんじゃねーか?」
「同じ人柱力同士もっと協力してやってもよ」
 とかw

鬼鮫戦でも八尾はビーに冷静なアドバイスをしていましたね。
でも、もとはといえば尾獣は「十尾」のチャクラを9つに分散させたもので、八尾も九尾と同じように憎しみの塊だったはずなんですよね。
尾獣が憎しみの塊だったのは、長い間人間が「憎しみ」に利用してきたからなんでしょうか。
あの十尾の力も、使い方次第なのかもしれない。
 
「あのガキは見込みがあるぜ」(八尾)
・・・・尾獣は敏感に人間を嗅ぎ分けるのかな?「何となく昔のお前にも・・」という八尾の言葉を ビーが「ラップをバカにするてばヨーは認めねェ!」と遮って
「それに あいつは・・・」とボソッと呟く。
 
《それにあいつは・・・?》 ビーは何と言おうとしたのだろう?  
八尾に言われるまでもなく、ビーは「ナルトが昔の自分にそっくり」だということを 感じたと思います。
そしてナルトが人を信じておらず、九尾を受け入れていないことも。
 
ナルトといえば・・・ 下手なラップを口ずさんでビーに調子を合わせたりお世辞を言ってビーの機嫌をとろうとしたり。「営業的なつくり笑い」をして見せたり・・・ それがダメだとわかったら、おいろけの術を使って媚びてみたり。

ビーが無言になってドアを閉めちゃったのは、おいろけの術が効かなかったせいなんかじゃなくてナルトが昔の自分と同じだったからだろうか。 
あんな態度で大人に接するっていうことは、ナルトがまだ他人を信用していないという証。そして人柱力としての自分自身も否定し、九尾のことも否定している。。
 
まだ心の奥に闇・・・つまり不信や憎しみを抱えているのに、それを隠して「いい子」でいようと必死だ。
ビーは、ナルトがその問題をまず「自分自身で」解決しなくちゃいけないこともわかってるんだろう・・。
 

ビーの子供時代
 
モトイが語り始めた「ビーの過去」。
 
里の人達に煙たがれ恐れられてきた子供時代は、ナルトや我愛羅と同じだったんですね。
でもビーは
「落ち込むことも無く、ぐちを言うことも無く、ひたすら明るくいつもまわりをなごませていた」
「人柱力としての自分を恥じるどころか自らアピールし誇りを持って己を表現してきたように見えた

「なぜ己にそこまで誇りを持てたか・・ それは」「兄・・・雷影様のためだ」
 
ネクラな人柱力として嫌われないために 無理に明るく振舞ってきたのはナルトと同じだ。ただ1つ違うのは、ナルトの場合は家族がいなくて ビーには兄がいたっていうこと。
ビーは兄雷影のために立派な人柱力であろうとした・・・ ビーが明るく振舞っていたのは兄のためであって、自分のためじゃなかったのだ。 
 
誇りを持って己を表現してきたように「みえた」ってことは・・・そう見えたけれど実際は違ったとモトイは言いたいのだろう。 ビーはかなり無理をしていたんじゃないだろうか?
 
もし、ナルトも四代目が父親だと知っていたら、父ちゃんの為にいい人柱力であろうとして無理をしたんじゃないだろうか?それがさらにナルトを苦しめる結果になったかもしれない。  
三代目はそこまで考えてナルトに家族の話をしなかったのだろうか?・・・もしかしたら、これも三代目の愛情だった・・・?
 
 
イメージ 2
 

 
ビーのサングラス
 
ビーって、小さい時からグラサンだったんですね。目が見えないわけじゃないと思うし・・・
今まであれは「タコ目」を隠すためかな~と思っていたんです。ナルトが九尾化したときになるキツネ目、我愛羅が守鶴化したときのタヌキ目みたいなタコ目? それもあると、今も思ってますが、別に違う意味もあったのかな・・・
あのサングラスは、かつてのナルトやオビトにとってのゴーグルみたいな役割もあったのではないだろうか?
 
周囲の眼が怖い(オビトの場合はプレッシャー)、自分に自信がない、本当の気持ちを隠したいという「自分を隠せる場所」としての、ゴーグル。それと同じような「グラサン」。
立派でいなくちゃというプレッシャーは、ビーに相当重くのしかかっていたんだろうと思います。
 
兄弟の想い
 
そして30年前、何かが起きたらしい。モトイさんが「ビーを殺さなくてはいけない」何か事件があったようだ。(30年前っていうと・・・綱手の弟・縄樹が戦死したのが31年前位なので、ちょうど第2次忍界大戦の頃ですね。カカシが生まれた年でもあるけど)
昔、我愛羅が父風影の命令で「大好きだった夜叉丸」に殺されそうになったように・・・ビーにも何かあったのだろうか。そして雷影が、弟ビーが自分の為に無理をしてきたと思い知らされるような出来事が?
 
ビーが暁に捕らえられたと聞いた時、涙を流して絶対助けるといった雷影エー。サスケ戦では利き腕の左腕をくれてやるほど無茶な戦い方までしていたっけ。
雷影があんなに熱くなったのも、弟が人柱力だったために辛い目に遭わせてしまったという やりきれない想いがあったからなのかな・・・?
 
兄が弟の想いを知る時、そして弟が兄の想いを知る時。
 
サスケはイタチの想いを知って、兄を犠牲にした木ノ葉を許せないと思った・・(そしておそらく自分のことも許せないんだろうけど)
あのマダラも弟の想いを知ってから、今の計画を進める決心をしたのではないだろうか?という気もする。兄弟の想いはそれぞれだ・・。
 
 
気になるモトイの言葉
 
「人柱力というのは裏切りがないよう 昔から五影の兄弟や妻など 近い血縁関係にある人物が選ばれるのが常だ」・・・って、やっぱりそうなんすね。ちょっと気になるな・・
まず「昔から」っていうことは。
人柱力システムそのものは六道仙人の時からあるわけで、千手柱間が諸国に尾獣を配ったあとは 各国は人柱力を置いてきたんでしょうね。 八尾の人柱力もビーは数代目だろうし、九尾だってナルトの前にも人柱力がいて不思議は無い。 柱間・マダラの時代・・・人柱力はイズナだったとか・・・ないかなw
気になる2つめは、「五影の兄弟や妻が人柱力になった」という点。
どこの里も世襲制に近そうだから、里長が息子の1人に尾獣を憑依させるというのはわかる。
でもモトイさんの話だと「」ってのもありなんですね!
なら、クシナが九尾の人柱力だったという話も、考えられるのでは? 
ナルトが生まれた日=九尾事件という偶然が気になるんですよね。
なぜ、わざわざ「妻」なんて話が今頃出されてきたのか?キッシーは無意味な描写はしない方での・・・。
 
・・・ま、今後九尾事件当日の謎が、いろいろと明かされるのが楽しみであります。


さて、ナルトが闇ナルトに勝つためには?

 
「真実の滝での修行をあっという間に成し遂げた」ビー。これ、「成し遂げた」んであって勝ったって訳じゃないのかもしれない。
前にガイ班が自分自身のコピーと戦って「コピーされた時点の自分より強くなる」ことで勝ってましたが・・・ 闇ナルトは現在の自分の鏡なので、強くなって勝てるわけでもない。
 
今やっている戦いは、実はナルトが今まで無意識にやってきたことですよね、ずーっと。
闇の心を無理やり力で押さえ込もうとしてきたけど、ちょっとした怒りがキッカケでバランスが崩れ、暴走してきた。 
あの滝は自分の本心を映す鏡でもあるし、今まで自分が精神世界でやってきたことを映す鏡でもある・・・
それに気付かないで戦っているうちは「成し遂げられない」ってことでしょうか。

ナルトは、自分自身に潜む闇とも「戦うのではなく理解」しなくちゃいけないのかもしれない。
ナルト自身が九尾を拒み憎んでいるうちはダメなんだろうな・・。
それにペイン戦で里の人達がナルトの為に命を賭けた事を・・・ナルトも知ったほうがいい。
 
ナルトちゃんよ・・・お前はこんなにも愛されているんだってことを!
 
 
     
イメージ 3

                   「とても・・・・孤独な目」
  人を信じることができない、孤独で憎しみに満ちた目・・・

15巻、鏡に映る自分の孤独な目を見てぞっとする幼い頃のナルト。あの頃から、鏡に映る本当の自分を見ることを避けてきたんじゃないだろうか。
久しぶりに見る「鏡で映った本当の自分」から、今度はもう逃げてはいられない。
 
・・・「自分で答えを出すしかないよ」カカシはナルトにこう言ったけど(475話)、 ビーも同じことを考えているのだと思う。
  答えやヒントを示すだけが、師のすることじゃないのだ。

 
 
☆若い頃の雷影、好みですw←どうでもいいですね 
以前、ビーはスタンハンセンで 雷影はハルクホーガンだって教えてもらったんですが、若い頃のホーガンに似てるんだろうか?
 
☆クマの「キントキちゃん」w  服と眼帯に見えるのは毛皮の模様ですよねw かわいい・・・
 
☆ヤマトの「何か訳ありのようですね」とセリフ。これも以前カカシがいったセリフと全く同じ(3巻)。ヤマトのセリフって、カカシのセリフと似ていることが多い。先輩の影響大きいのだw 
でもモトイの話聞く時の、ヤマトとナルトのリアクションが同じ・・・発想的にはナルトと同じレベル?w 
 
☆岸本先生「琉神マブヤー」がお気に入りとは!私も先日某番組で見て以来、ちょっとシャイなマブヤーのファン・・ 「マブヤーっ」←沖縄ご当地ヒーロー

☆長駄文お読みいただいて感謝。 
 
 
イメージ 4
にほんブログ村本誌感想ランキング参加しております。
よろしければ、投票クリックを! ・・・感謝。