ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

NARUTO ナルト494:キラービーとモトイ 今週号のWJナルト感想 (ジャンプ 24号)

NARUTO494:キラービーとモトイ

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30年ぶりにかわす、2人のアツイ友情のあいさつ・・・「拳(こぶし)」。
 
ぶつけ合う拳には、いろいろあるけど・・・・やっぱりいいなぁ、男どうし・・
って、変な意味じゃなくてw 男同士の友情。 今週号、単純に泣きました。
 
ビー、なんていい人なんだ!
 
・・・モトイとビー、仲良しだった2人を引き裂いたのは、 里の人柱力実験。
それでも前向きで明るさを失わなかった光のビーと、 血塗られた歴史の闇を歩いてきたモトイ。

 
まずは尾獣と人柱力のこと。
 
モトイさんの懺悔話から、雲隠れにおける尾獣と人柱力の実態が明らかになりましたね。って、他里の人にこんな話しちゃっていいの?って感じですがねw (し、しかもヤマトは暗部ですぞw)
ま、こんな話が出来るのも、ずいぶんと時代が変わったってことなんでしょうか。
 
モトイはナルトが人柱力だから話した、って言ってますが・・・ずっと誰かに聞いて欲しかったんだろうな。今まで1人で苦しんできたに違いない。
 
今から30年前、ビーとモトイが5歳の時。モトイの父は暴走した八尾に殺され、八尾は前人柱力から抜き出され「いつもの壺」に封印された・・・

 
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                        (八尾専用、封印の壺・・・・って、タコ壺かいな?)

「当時 八尾は何度も 暴走し雲隠れを破壊した」

「先代の三代目雷影達エリートはそのつど 八尾の暴走を止めていた」

「八尾をいつもの 封印の壺に押し込んでいた」

その度に 多くの死傷者が出ていた」
 
なんだかこれ、「日常茶飯事」みたいな・・・・・
 
『八尾が暴走→人柱力から八尾を抜いて、タコ壺に封印→新たな人柱力を作る』・・・
 
これの繰り返しだったようですね、どーも。 その都度里が破壊され忍が犠牲になり、人柱力も尾獣を抜かれ死ぬ。八尾が「オレも昔はむちゃくちゃだった」と言っていたっけ。
二尾も抱えていた雲隠れ、大変だったんだろうな・・・きっと。
 
当時の三代目雷影(AB兄弟の父ちゃん?)、見た目はまさに雷オヤジでw(ホーガン似?プロレス系?) かなりパワフル。  雲隠れって代々バリバリ戦闘系の里なんですね。
 里のためなら犠牲もしかたないというのは大戦中だったからだろうか? 

今の雷影エーも雷オヤジの血を引いてる感はありますが、でもエーは優しい。モトイの父を串刺しにした八尾のツノをラリアットでぶった斬り、助けようとしたのだが・・・   モトイの父を抱えて悲しそうなエーはやっぱりエー人・・・
(にしても、八尾のツノが折れている理由まで回収したキッシー。さすがだってばよ。)

 
そもそも尾獣とは。

初代火影・柱間が「他国とのパワーバランスのため」に各里に分配したというが、実際には柱間が他里に管理をお願いしたんじゃあないか?と、疑ってますw マダラの十尾計画阻止の為に。
 
チヨばあの話だと、比較的小さい砂隠れの里であっても我愛羅の前に2人の人柱力がいた。
カカシの発言には「人柱力がどんな扱いを受けてきたか・・・それはどの里においても大差ありませんからね」というのもあり(262話)、人柱力実験はどの里でも、同じような事をやってきたんじゃないだろうか?
人間の強欲・・・。
 
ん~。木ノ葉だってますます怪しいw  木ノ葉も火影がこっそり九尾を管理していた可能性が高くなったような。
(マダラVS柱間の絵では、柱間が木遁で九尾を拘束(木遁・黙殺縛りの術?)、巨大な巻物を拡げて封印しているかのようにみえる・・・ 399話) 九尾襲来も自然災害ではなく、人柱力の尾獣化かも?
 
暁が行っている「人柱力から尾獣を抜く作業」、今までに6人の人柱力が犠牲になった。
しかし、過去の人柱力実験の犠牲者数を考えると 暁だけが非道とは一概には言えないのでは・・?
このまま世界が変わらなければ尾獣は憎しみに利用され続け、憎しみと復讐の連鎖の中で多くの犠牲が累々と積み重ねられていっただろうし・・。
 
 
いろいろな、「拳」のかたち・・
 
前に 海の楓さんから「拳(こぶし)=辛夷(植物のコブシ)、辛夷花言葉は友情」と教えていただきました。キッシーがそこまで考えて拳を使ったとしたら、スゴすぎる・・・
 
最近、さまざまな拳を見かけますが、 どの「拳」にも違った形の愛がある(変な意味じゃなくてw)。
 
珍しいところでは、カカシの拳。
カカシがサスケに対して一発ドゴ!っと喰らわせた鉄拳(485話)。日頃、感情を顕にしないカカシにしては珍しい弟子への一発。 
千鳥まで与えた愛弟子へ秘めてきた3年間の愛と、これだけは許せないという怒りがギッシリ詰まった拳だった。サスケよ・・・カカシの愛を感じたか?
(感じてないな・・・いや、感じようとしていない。)
 
それと、雷影エーが弟ビーにくれた一撃の拳(473話)。
暁に捕まったと思われたビーが実は遊びに出ていた・・・と知ったエーによる愛のお仕置きの一撃。 エー兄ちゃんは弟を想うあまり無茶な戦いをして腕まで失ったっていうのに弟は・・・はぁw (無邪気なところがビーのいいところなんだけど)

今週号を見ると、ビーがまだ5歳だった時エーはもう大人?人柱力の悲惨さを知っているエーは 小さなビーを必死に守ってきたんじゃないだろうか?命がけで。腕の一本くらい、惜しくないのだろう・・(何歳になっても、ビーは小さな可愛い弟)
 
モトイは「ビーは兄雷影の為に立派な人柱力であろうとした」って言っていたが、エーもビーのいい兄であろうとしたのだろう・・・。 
ビーがいつも明るくいられたのは、兄の深い愛に支えられていたからかな・・
(ちなみにビーは5歳で人柱力になる前からグラサンだった;ってことはタコ目隠しではないのか・・・w謝 )
 
そしてナルトとサスケ鉄の国で3年ぶりにかわした、千鳥と螺旋丸の「拳」。
ちょっと前に、なんでサスケは千鳥を左手で発動する?という記事を書いたんですが、その時の考えでは「サスケの左手とナルトの右手で将来手をつなげるように」という結論に達したのですが(これだけじゃ意味不ですねw) モトイとビーの拳のあいさつも「モトイの左手と ビーの右手」、サスケが千鳥を左手で発動するのは「拳であいさつするため」ってことになりそう・・・;
 
・・・そして、ビーとモトイの「拳」のあいさつ。

 
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これはまだ5歳の仲良しだった時、最後にかわしたあいさつ(拳はぶつけてはいない)

このあと、モトイは父の仇としてビーを暗殺しようとしたが・・・しかし、モトイは本当にビーを殺す覚悟までは無かったようにも見える・・。
本当に殺すつもりだったら顔を隠す必要も無いし後ろから攻撃したのはビーの顔を見るのが辛かったからかも・・。暗殺しようとしたわりにクナイってのは・・・・誰かさんと同じで、本当は迷っていた証拠じゃないのかな。 
モトイだって本当に憎いのはビーじゃなくって、人柱力システムを作り出した世の中だって分かってたはず。
 
あの時、ビーはすぐに友情の拳をさし出した。・・オレ達は2人とも人柱力実験の犠牲者どうし、わかるよ、って受け止めてあげたんだろうな。
 
でもモトイは逃げるしかなった。 

 
白ナルトと、闇ナルト。
 
モトイの話にナルトが自分の過去と重ねた時、「闇ナルト」の声がする・・・・
 
「都合がいい奴だぜ・・・ こいつ・・・」
 

なんだか、九尾の声ソックリ。  九尾の声って、闇ナルトの意志そのままなんだろうか。
 
ナルトは我愛羅が生き返ったときを思い出す・・・。あの時嬉しかったのは白ナルト。
だけど、バケモノ扱いされていた我愛羅を 砂の人達が「風影さま~」とか「かっこよくてエリート」なんて言い出したのを空々しく感じ 闇ナルトは不快に思っていたのかも。
 
我愛羅に出会った頃の白?ナルトは、自分にはもう認めてくれる人達がいて 1人じゃないと思っていた。
一方で そのころの内なるナルト(闇ナルトかな)はこんなことを思っていた・・・
 
「オレの中に九尾がいると知ってから 里の奴ら の目はもっと冷たく見えた」

里の奴らに冷たい目で見られよーが平気になれた」(
132話)
 
里の奴ら、って言い方がまだ恨んでますよね・・敵のような。 
これが最近はやっと「里の皆」に変わってきている。
でも・・・
 
「確かに・・・里の皆に信じてもらえてるなんて自信がねーよ」

 
っていうか、ナルトのほうに里の人達を信じる気持ちがねーのかも・・・。
 
 
 
ビーと我愛羅にあって、ナルトに無いもの
 
ビーと我愛羅、彼らはシビアな現実を受け止め、それも自分なのだと受け入れた。そして自分の方から心を開いていった。玉砕覚悟で。
でもナルトは過去を拒否している・・・そして自分から心を開いてもいない。そこに違いがあるような・・。
 
ビーは、たとえ拒否されようと「あいさつ」友情の拳を突き出していた。あきらめずに。
我愛羅は、自分から正規部隊に飛び込んでいった。
「努力し 自ら切り拓くしかないんだ 1人きりの孤独な道に逃げずに・・・  そうすればいつか」(249話)
 
ナルトってサスケの闇は受け入れる用意が出来たのに、自分自身の闇は受け入れられずにいたんですね。
しかし、再び登場の巨大イカを八尾と間違えたナルト、でもこれを叫んだって事は、もう答えは出ていたはずなのだ。
 
「モトイのおっちゃんは本当にタコのオッサンの事を信頼してんだァ!!」

(里の皆は、本当にナルトのことを信頼してんだァ!)・・・・なんですよねw
もう、安心して心を開いていいんだよ・・・ナルト。
 

 そしてビーとモトイ、30年後の拳
 
「なぜ助けた・・ ビーさん・・気付いてたんだろ・・・オレはアンタを・・殺そうとした・・・!それなのに・・」
 
「そんな事あったっけか?」

 
 
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微笑んで、スッと「友情の拳」を突き出したビー。 
 
「ビー・・お前・・」モトイはやっと、「ビー」って言えましたねw、今まで「ビーさん」さん付けでしたが・・
モトイの闇の過去を含めて全部受け止め、その上で差し出した友情の拳。
自分の闇も受け入れてくれたことに、モトイが流す涙・・(涙!)
 
モトイと、キラービーの姿。 それは、今のナルトとも重なる・・・・

闇ナルトと、白ナルト。 里の人達と、ナルト。
そして・・・サスケと、ナルト。 光と闇、表と裏、陽と陰・・・。
 
ビーが真実の滝の修行を早く成し遂げたのは・・・ 闇ビーにも、笑って拳を差し出したのだろうか?
 
 
 
☆ビーの無邪気な明るさ、エー兄ちゃんの愛があればこそ?
 
☆これでナルトも闇ナルトを受け入れられるかな・・・
 
☆ビーの背中の鬼鮫は何を思う?感動してたりしてw

☆ヤマトはやっぱり「フォーメーションC」暗部式?前にトビに見せたカカシとの攻撃と同じだけど、ナルトとはいまひとつ、息が合わない?w
 
☆「ナルトどこいくの?」(ヤマト)・・オネエなかんじ、先輩の影響?w

イカにあっさり捕まるのはイカがなものか・・・モトイさん。  ヤマトも「いてて」って暗部一の手だれが・・
 
☆仔ビーの無邪気な笑顔に感動。
 
☆ナルト・・・もう「タコのオッサン」は止めよう!
 
☆長駄文読んでくださって感謝。
 

 
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