ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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首斬り包丁とカカシ (今週号の絵からの、雑考 というか呟き)

首斬り包丁とカカシ (今週号の絵からの、雑考 というか呟き)

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さて、もうすぐ来週号出ちゃいますが・・・・今更ながら今週号のこの1枚の絵について、ちょっとだけ。  
雑考なんてものでもない、ただのカカシ好きの「呟き」ですが。
 
久々やっと(!)出てきた『カカシ第3部隊』の様子。 でも・・・たった1枚なんですよね~・・・。 
いやいや、たった1枚されど貴重な1枚で。 カカシの表情、すっごい気迫に満ちてるんですよね。 どうやらまだまだ沸騰したまんまのようです。 
 
本当を言うと、もう少しじっくりと見たかったんですよ、カカシの大暴れ。でも、・・・なんだかもう「夜」になってるし。
この流れだとカカシVS七人衆は大幅にカットされそうな気がします。 
が、それも仕方ないかな~。 これから先始まるはずの「カカシメインの話」は、もっともっと話の中枢部分に関わる重たい話の「ハズ」なのですから。
 
さて、カカシ・・・お腹の傷は全然気にしていないですね~。 
結構ド派手に斬られていたと思いますが、カカシって、いつも怪我しても大したことない、みたいな顔してるんですよね; 前に角都に心臓取られそうになって、ひじきを胸のあたりにくっつけられた時も・・・ブチっ!と自分で荒っぽくちぎっちゃってました。 いのが手当てを申し出ても、「手当ては後だ!」と言って全くお構いなしだったし・・・。 なんだかカカシってそういうところ、結構タフでもあるし・・・本来負けず嫌いな性格でもありますから人前では弱みは見せないんですよね。(・・・ったくのぅ。)
 
で、第3部隊の現況ですが(上の絵では省略しちゃってますが;)カカシやサイの後ろには忍達が大勢控えてます。 森の中に待機して体を休めつつ、「翌日」に備えているのでしょう。
でもカカシとガイは まだ戦闘中の構えを取っているので 穢土転生達は残っているんですね。
 
幸いカカシ隊のところには「白ゼツ軍団」は来なかったし、残っている敵は穢土転生達が数人程度といったところかな。 おそらく水月のお兄ちゃん、「鬼灯満月」は残っているんでしょうね。水月との再会はさせてあげたいのですが・・・。
しかし、夜中だっていうのにカカシだけは?バリバリ戦闘中の顔ですよね、首斬り包丁構えて全く気を緩めていない。 あの表情だと、カカシは最後の穢土転生を封印するまで ず~っと休みなく暴れ続けるつもりじゃないでしょうか? 大丈夫なのかな、あれで30過ぎだし;写輪眼もずっと使っているし。 
 
いつものカカシの『隊長としての』戦い方っていうと、はじめのうちは慎重に様子を見て分析し、それからチームのメンバーの特性を生かした作戦を組んでいく。 今回も、敵の動きを見てから奈良エンスイ、山中サンタ、砂隠れのマキとうまく連係した作戦を組んでました。・・・ここまでは いつもの「冷静な隊長・木ノ葉の上忍カカシ」らしい戦い方。
 
でも再不斬と戦いながら、どんどんカカシは熱くなっていくんですよね・・・いつもの『冷静な上忍』カカシとは違う、『自分が先頭に立って敵に突っ込んでいくカカシ』になっていった気がします。(勿論、隊長として部隊の指揮はシッカリと執っているのでしょうけど) 
524話では、サイに向かって「オレに続け!」なんて言い方したり、それでも戸惑っているサイに『もう感情を抑える必要はない!!』なんて言ったり。 いつもの「だいじょーぶ!(ニコッ)」 「信じてるよ(ニコッ)」なんてやってるカカシとは まるで別人・・・。 ホント、カカシは普段の柔らかい態度と 本気で戦う時のモードがまるっきり違います。 
 
あれからずーっと、サイはカカシに『オレについてこい!』とか言われて、扱き使われてたんじゃないかと想像します・・・だって、サイはカカシの後ろで、ハァハァと息が切れちゃってますから・・・・(お疲れ様。) いつものテンゾウさんの代わりなんでしょうね;
サイが疲れた様子を見せていても、たぶん今のカカシなら《根にいたお前なら ついてこられるハズだろう!》的なノリでいそうです。 カカシは「根」出身のサイを「暗部の忍」として、ナルト達に較べると かなり「オトナ」 「一人前」の扱いをしてる気がするんですよね。 それだけ暗部の世界は厳しく、鍛えられてる、ってことなんだと思うのですが。
なんだかなぁ~、カカシって熱くなると 意外とガイ先生以上に熱くなってしまうのかも?なんて思ってしまいました(滅多にないでしょうけど)。 17歳のサイがこれだけ疲れているんだから、カカシも本当はかなり疲れているはずですが、気力で持たせてる感じですね。・・・
 
しかし、カカシは前の戦い ペイン天道戦では「チャクラ切れ」で死んでますから;長期戦である戦争ではチャクラ量は かなり気を遣っているはずですよね。 チャクラを浪費する《影分身や万華鏡写輪眼》は使わないつもりだろうし、首斬り包丁を使って戦ってるのもチャクラを温存するのに役立ってるのかも?
 
というか、そもそも「刀を使って戦う」のは、カカシには体質的に合ってるんじゃないか?と思うんですよね。 
なにせカカシは「白い牙」の息子。「はたけ一族」ってのが存在するのか分かりませんが、サクモは『白いチャクラ刀』で有名な忍だったわけで、カカシも体質的には《スピードを生かして敵に斬りこんでいく》のが向いていると思うんですよね、血統的にというか・・・。
 
カカシ外伝での仔カカシの動きを見てても、すばしっこく敵に突っ込んでいくタイプですよね。 (暗部時代のカカシも、そういうスピーディーな戦いをしていたんじゃないかと想像してます;) つまり、今の「首斬り包丁を持って敵に突っ込んでいく戦い方」は、本来のカカシらしい戦い方と言えるんじゃないか、と思う訳です。(それだけに、やっぱり見たいなぁ!)
 
しかし、あの重たそうな首斬り包丁。 カカシがずっと手放さずにいるのは なにも「チャクラ温存」 「自分に合ってるから」という理由だけじゃないですよね、再不斬や白と一緒に闘ってるつもりなんでしょうねぇ~カカシは・・・。
「再不斬と白の最後の敵」として、カカシが『忍として守るべきもん』・・・その1つが再不斬と白の死に様。
彼らの魂が宿っている首斬り包丁は、カカシが守るべき大切なもんの1つなのでしょう。
 
カカシはオビトの意思が宿った「写輪眼」を託されて二十年近く、それを背負ってきているわけだし・・・・今度は再不斬と白の魂が宿った「首斬り包丁」。 子供時代には、父親を否定しながらも 「形見のチャクラ刀」は背中に背負い続けていたし。。
 
も~どうしてそうやって一人で背負いこんじゃうの?と言いたくもなるんですけど、それがカカシっていう人なんでしょうね。・・・優しい人でもあり、責任感が強い人でもあり、そしてさびしがり屋でもある。
 
死んでいった彼等を、忘れたくない・・・ずっと一緒に居たいと、カカシ自身もそう思っているんだろうか。
大切な人たちを、たくさん失ってきたカカシだからこそ。
 
ただし責任感も愛情も優しさも強すぎちゃって、彼らの為に何もできていないと思うと すっごく落ち込んでしまう。 オビトに対してなんて、ず~っと「約束を守れなかった」って後悔しっぱなしですし。
「白い牙の息子」としてのカカシを封印し、「写輪眼のカカシ」として生きてきたのも、オビトへの償いなのでしょうし・・・
とにかく、『リンを守れなかった=オビトとの約束を守れなかった』ってことが、カカシにとって一番の後悔になっているんですよね。
≪約束を破ってばっかりだが・・・許してくれ≫前にオビトに向かって、心の中で必死に謝ってましたもんね。
あれは、見てて辛かったな・・・。
 
だから、今度こそは再不斬から託された『再不斬と白の死に様を守る事』・・・この「約束」こそは絶対に守る、今度こそは絶対守る。
・・・・そう心に誓って あれだけ熱くなっているのかな~なんて思います。
 
首斬り包丁を構える真剣な あの眼差し・・・今度こそ、≪友との約束を守る≫というカカシの覚悟が、ひしひしと伝わってくるのであります。 
 
 
 
☆そうやって・・・・いつも人の為に頑張って、背負ってしまうカカシ・・・ これもまた、彼の忍としての生き様なんですよね。
 
☆駄文、つぶやき・・・読んでくださった方、有難うございます。
 
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