ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

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第568話につけ加え・・・ 九尾のダンマリについて、少々(だらだらと・・・)

第568話につけ加え・・・ 九尾のダンマリについて、少々(だらだらと・・・)

皆様、お正月はいかがでしたか。既に平常モードに戻ってる方も多いと思いますが、私は10日までは休日モードなので(す、すみません;)、なんか逆に落ち着かない・・・・かえってあれもこれもで時間の配分がうまくいきません; 元旦から続いてる暴飲暴食モード(?)も、来週末までシッカリ続きそうだし(汗) 
 
・・・・そんないらん情報はさておき、今日は568話の九尾と八尾の事を思ったまま、ダラダラと(ホント、まとまりのない「思いつき文」です) 正月だらだらモード全開ですみません。
 
567話で一言だけ声を発した五尾のイルカ馬は「この私が・・・・こんな奴に・・・」と上品な感じだったんですが、四尾の孫悟空ウキキ―は実に豪放磊落でしたね。 
 
八尾は明るくてはっきりしたキャラだし、九尾は沈着冷静・・・尾獣も性格はいろいろですね。個性豊かな彼等を「尾獣」と一括りにして○尾と番号で呼ぶなんて 確かに非道い話かもしれない・・・。 高校時代、クラスにいたオーストラリアからの留学生が「出席番号」にビックリして「牛か豚みたい・・・」と言ってたのを思い出しちゃいました;(だからといって欧米の学校に番号的なものが皆無なのかと言えば、けしてそうじゃあないんですが)。
 
しかし九尾のダンマリ・・・梃子でも動かない感じですねぇ; ここまでとは。
 
九尾はすぐにでも力を貸すつもりなのかと思ってたんです、ただし「キッカケ」が上手く掴めないのかなぁ~・・なんてね。 横から八っつあんが茶々を入れてくるし、タイミングを掴みかねているだけなのかと・・。でも、ど~やら違ったみたいですね;
 
九尾がナルトに力を貸さないのは《今はそのタイミングでは無い》と判断しているからでしょうか。今は余計な口出しや手出しは無用だと思って だんまりを決め込んでる・・・・。
 
九尾ってのはだいたい無口ですけど、57巻538話・・・あの時は自分から話しかけてましたよね、『お前の中にずっと居てお前をずっと見てきたが・・・ナルト お前はいつも甘い』、と。
そして声を荒げて『お前は分かっていない!甘いのだ!!お前は本当に皆の憎しみを消し受け止める事ができるのか!?』とも言っていた。
 
あの「お前は甘い!」という言葉・・・あれは、九尾は自分自身に言い聞かせていたんじゃないかな~とも思うんです。
 
今まで九尾は《もしかしたら、今度こそ・・・コイツなら何とか憎しみを止められるかもしれない》と期待しちゃったことが何度もあるのかもしれない。 でも、その都度期待は裏切られたのでは・・・・
柱間ですらマダラの憎しみを受け止め消すことは出来なかったのだから。 
 
期待しては裏切られる・・・それが《人間が語ることは皆同じだ》という結論になってしまったんでしょうかねぇ・・。
ナルトが漠然と《どーにかする、何とかする》なんてノープランで言ってるのはメチャクチャ甘いと思えるだろうし、それについつい人間に期待してしまう「甘い自分(九尾自身)」にも釘を刺してるような気がしました。
また、どうせ裏切られるに決まってる・・・・希望なんて無いんだから、期待しちゃダメだと。・・・もう九尾は傷つくことに疲れてちゃっているんだろうか。そして、優しい九尾はナルトが傷つく姿も見たくなかったのかもしれない・・・・。
 
でも今回はいっさい口出しせずに完全に沈黙中。
 
つまり・・・今回は九尾も真剣なんですよね、《もしかしたら、本当にいけるかもしれない》って思っている。ここでナルトが自分で答えを出せるかどうか・・・それが忍世界を変えるかもしれないし、尾獣達を解放できるかもしれない。まさに「勝負」の時だと思ってるんですよね。
だから、大切な時に入れてくる八っつあんの余計なツッコミは 本当にウザく感じているかもしれないw(うるせぇ、黙れこのタコ!なんて思っているのかも・・;)
 
でも八尾がじれったく感じる気持も 分かるんです。
八尾は知ってるんですよね、九尾ってやつが本当は人間に対して愛情をいっぱい持ってる奴だってこと・・・だからこそ、その分多く傷ついてきたってことも。 567話で、八尾は《オレは分かってんぜ・・・九尾・・・・ お前…》と言いかけてましたよね。 九尾がこんなにも頑ななのは、今まで散々傷ついてきたからだって・・・八尾は九尾の苦しみをよーく分かるんじゃないのかなぁ。
それに、八尾は九尾の事を「九喇嘛」という本名では呼んでない。九尾が九喇嘛の名前を使われたくない気持ちも よ~く分かるから、あえて九尾と呼んでいるのだろうし・・・(八っつあん自身はどうなんでしょうね。彼も九尾と同じように本名は明かしたくない気持ちなのだろうか)。
 
尾獣達にとって、六道仙人が与えてくれた「名前」ってのは唯一の誇り・・・仙人は、尾獣達が《この世に必要とされる、大切な存在である証》として名前を与えたはずですよね。なのに忍達は尾獣達の名前も無くし、感情も無くさせ、存在を否定した・・・
 
四尾みたいに名前を「誇り」として使い続ける事で 自分の存在証明をしようとしているものもあれば、
九尾みたいに世界に絶望し 自分の存在(名前)すら消してしまいたいと思っている者もある。九尾の絶望はとんでもなく深い・・・ 
 
八尾は九尾の心の傷がよく分かるだけに ナルトと九尾には一刻も早く自分たちみたいになってもらいたいんでしょうね・・・。だから九尾の性格を知っていながら、ついつい口出ししてしまう。
なんだか八尾って、おせっかいなお見合い話を持ち込んでくるオバちゃんみたいだけど・・・・結局は優しいんですよねw
 
八尾は九尾のプライドの高さを知ってるから「力を貸してくれてもかまわねーぞコラ!」なんて言い方に気を遣ったりしてるんだけど・・・・でも九尾は「ワシはお前とは違う 八尾 そう何度も何もなく人柱力に尻尾を振ったりはしねェ」なんて言う・・・
 
『お前・・・ナルトがどうなってもいいのかよ!!』と八尾はついに限界の一言を言うんですが、九尾は全然動じてませんね~・・。もし力を貸してやらなかったら、ナルトは死んでしまうかもしれない。それでも九尾は動かない。
なんだかなぁ・・・こういう思い切った「可愛い子を突き放すようなやり方」、自来也がナルトを谷底に落とした時を思い出しちゃいます(11巻で口寄せの術修行をしていた時)。
 
今までは、こういう状況(ナルトのピンチ)に九尾は必ず力を貸していたんですよね。それって、人柱力が死んだら尾獣も死んでしまうから「仕方なく助けていた」のかな?なんて思っていたんですが・・・ 実は人柱力が死んでも尾獣は復活するという事が後々判明しました(503話のミナトとクシナの会話で)。
 
たぶん「三尾」も、前の人柱力のやぐらが死んだ時に一度死んで その後三尾だけが復活したんだと思うんです。だから三尾は野放し状態になっており、そしてデイダラ・トビコンビに捕獲されたんだろうなぁ…と思ってます。つまり、もしナルトが死んで九尾も死ぬことになっても・・・九尾はまた数年後には復活する。
 
尾獣はずっと転生し続ける・・・それって、ある意味拷問でもありますね。
幸せな人生を繰り返すならともかく、不幸な一生を繰り返し、ずっと死ねないなんて・・。ますます九尾は「絶望だらけのこの世界に生きる価値はない」と思ってしまっても不思議はないような気がします。
 
九尾は勿論、ナルトを死なせたくは無いハズですが それでも今は手出ししちゃあいけないと可愛い子を信じて見守るモードに入っているのでしょうか。あるいは四尾に食べられれば四尾の精神世界に入り込み、「会話」することが出来る・・・だからあえて手出ししなかったのかもしれないし。いずれにせよ九尾は、ナルトに最後の希望を託したってことでしょうか。
 
う~ん。・・・この調子じゃあ、九尾がナルトに本当に心を開いて力を貸すのは当分先になりそうですね;
 
しかし、この九尾の意志の強さ・・・「ちんちくりんにどうこうされるほど 落ちぶれちゃあいねーし」と言うだけはあります。やはり・・・・尾の数が多いだけはあるのかもしれない。
(で、結局何が言いたかったの…?と言えば、九尾を見直したぞ、ってことなのでした・・・)
 
 
正月早々・・・・だらだらした文章ですみません。読んでくださった方、有難うございます。
 
 
・次は、老紫と四尾のことに因んで イタチと鬼鮫の事をお題にしようと思っています。
 
 
 
 
 
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