ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

NARUTO-ナルト- 590:お前をずっと愛している 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ30号) その2、マダラVS五影、トビVSナルト

NARUTO 590:お前をずっと愛している その2、マダラVS五影、トビVSナルト

(雑考その1、「イタチ、愛していると言ってくれてありがとう」の続きです)。

さて、今週は「イタチのめちゃくちゃ甘い笑顔と熱い愛の言葉」にやられまして、いきなり「イタチの愛している発言」だけで1記事になってしまう有様でして。・・・でもここからは、いつも通りに「最初から」雑考を進めようと思ってます。 ただ今週は妄想ネタが多いため、1項目1記事のダラダラ更新ペースで参ります(最後にまた「イタチとサスケ」で括らせてください。) ホントすみません。

まずは、前回の「穢土転生・解」で各戦場から消えゆく『穢土転生達』・・・
 

・《しばらく放置だった、トビVSナルト(ビー、カカシ、ガイ)戦場》。
 
この戦場でも「穢土転人柱力」の魂が、やっと静かに天に召されていきますね…。ところで彼ら「穢土転生人柱力ペイン(長っ)」ですが。
 
以前、穢土転ペインのことを「オレ好みに変えているがな・・」と言っていたトビですが、その『オレ』ってのは、本当に『オレ』なんだろうか?という点が最近気になっております。あの「オレ」はトビじゃない「誰かさん」のことなんじゃないだろうか?・・とね。
 
最近思うのは、トビはまるで腹話術人形のように、何者かが話しているのを代理で喋っているだけなんじゃないか・・?ということなんです。「マダラ」として話している時は本気でマダラになりきっているみたいだし、本当に《誰でもない》のかもしれない。 いや、本当は《誰か》ではあるんだけれど、数人の別人格に「成りきって」いるような(させられている、というべきか)。
写輪眼×輪廻眼ペインの製造なんてのは かなり高度な技術ですし、ペインシステムを作ったのはマダラの協力者「あいつ」なんじゃないだろうか・・などと想像しています。
(この話は、もう少し「ロン毛仮面さん」の雑考でも考えたいと思います。今週はあのロン毛仮面も登場しましたので。てんこ盛り過ぎだってばよ、キッシー・・・)。

今週も「トビVSナルト戦場」は1ページ足らずでお終いなんですが、ど~もこの戦場については今迄大きな動きは無かったみたいですね; ナルトはボロボロだけど、まだ元気。 
カカシは外道魔像相手に「普通のクナイ」で何やってるの?(と再度ツッコミたくなる)。
 
カブトの状況は、ど~やらトビには伝わってないみたいですね。 カブトにもサスケにも「白ゼツ胞子」はついてるハズなのに一切の報告がいってないらしい。やっぱり白ゼツ本体が倒されちゃったことが影響しているんでしょうかねぇ・・・。 
そして各戦場に送られた白ゼツももはや壊滅だし、黒ゼツも長十郎に拘束されているわけで、暁軍はもうトビしかいないですよね?

そもそも胡散臭いカブトを信頼すべきではないってことはトビも分かっていたハズでして、《今日の友は明日の敵…かもしれん》と自分に言い聞かせていた筈なんです(「かも知れん」・・ってのが余計だったのかもしれんw)。 なのにカブトによる「本マダラ参戦」に驚いたり、サスケを白ゼツ程度に預けて放置したり、やっぱりトビの判断は「甘い」としかいいようがない。
でも今回の「穢土転生ズ消滅」で、さすがにトビも「次の策」を考えざるを得ない状況になりましたよね。 
今、トビが考えているのは《穢土転マダラも消えるのか?》ということなのか、次の策《月の眼計画発動》でしょうか・・・。
 
《ってことは 他の戦場でも…》
 
相変わらずナルトは《キリっ》とした眼でまっすぐトビを見つめていますが、トビは

《カブトめ… 失敗したか…》とよそ見している(まさかイタチとは思ってないでしょうけど)
 
「よそ見してんじゃねーよ!お前の相手はこのオレだ!!」なんてナルトに言われちゃってますけど、やっぱり気になるんでしょうね・・「他戦場」が。

ナルトがまっすぐ前を見ていられるのは「他戦場は安心して託しているから」ですよね。 信じているからよそ見もしない・・。トビは本来なら「視野共有」できる輪廻眼を持っていながら、信頼できる仲間がいない・・。だからつい、よそ見をしても他戦場が見えるわけじゃないのに 心配で気になって振り返ったり横を見てしまう。
この時の「思わず他戦場の方向を見てしまうトビ」・・・マダラが「あいつ」に思いを馳せた時に似ています↓
 
イメージ 1
 
《あの偽マダラが計画通り事を運ぶつもりがあるのかどうかは分かりませんが》とカブトに言われて、マダラにしちゃ珍しくよそ見をして「・・・・・」になっちゃってたんですよね(これは561話)↑
 
仲間が裏切るんじゃないか、もしかしたら失敗するんじゃないか…何を考えているんだろうか。 
 
マダラもトビも、二人とも裏切りトラウマを抱え「背中を任せられる」生きた仲間がいないってことかもしれない。
(マダラはイズナの須佐能乎と背中合わせの共闘はしてるんですけどね…)。
 
 
・そして・・・トビも読者も気になっている《穢土転マダラが、穢土転生・解で消えるのかどうか?》

「完成体須佐能乎」が振り下ろそうとしている刀の前に、『残念だけどここまでのようです…』と言っちゃう水影メイさんは、ど~もこの前から“キャッ”と言ってたし、今も「逃げたい」気持ち満々っぽいですね。 前から並んでいる順番は「戦闘経験値」の差でしょうか(そのわりには我愛羅は落ち着いているんですよね)。 エーは「ワシはまだ諦めんぞオオ!」と叫んではいるんですが、体が固まってて動けてない(笑
 
唯一動いているのは綱手でして、しっかり見据えて印を組んでますね… この戦場に来てから「綱手の逞しさ」が際立ってますよね。綱手って、ここまで意志の強い人だったのか・・と見直すほどに。
マダラとの対峙が《柱間の孫》としての自覚を引き出したのでしょうか、あるいは他戦場にいるはずの「ダン」に火影として恥ずかしい姿は伝えられないと思ったのでしょうか・・・。まさに絶体絶命の瞬間。
 
え、でもそこで・・・・マダラにも「穢土転生・解」ですかぃ!?

どうやら、マダラにも「例外の適用」は無かったようですね(苦笑
須佐能乎がぶわっと消えて五影…助かりましたけど、これもイタチのおかげなんだからね!ホントに・・・
いつか絶対に、五影からもイタチにありがとうと言ってあげて欲しい・・。 たとえ「お礼や名誉」なんてのはイタチ自身は望んでいないとしても・・。
 
(ナイスだよ、イタチ!)
 
だけどマダラの反応が、

「ん?」
「どういうことだ?」…と、ここでも やたらと冷静ですね。

「術者に何かあったか」と天を見上げるさまは、もはやこれがリミットかと恨めしそうにも見えるし、それならば仕方あるまい・・と素直に受け入れるかのようにも見えます。 マダラなら簡単に抗えたりするのかとも思ったんですが(今のところ)抵抗する感じでもないですね。
ま、マダラの場合、五影相手はウォーミングアップ程度と考えていて「次は輪廻天生してもらって本番」ぐらいに考えているかもしれません。
ただし、マダラも「あいつ」を完全には信頼していない様子だったので、消える前にどういう行動に出るのか…これも気になります。

個人的にはマダラにはこれで「おしまい」になって欲しくは無いのでして・・この場に残るか、或いは再登場してもらいたいと願っています。 これだけ圧倒的なカリスマ性を持ったキャラはいないし、それに たとえ憎しみに染まっていようが、うちはの憎しみは「愛情の裏返し」だってことも もう分かっておりますので(笑
 
・・・というか、作者もこのマダラを中途半端に終わらせはしないですよね、きっと。もしこのまま一度マダラは「消える」のだとしたら、次回登場する時にはナルトとサスケの相手として登場する可能性もあるかな・・と思っています。
 
五影は全力で闘い、最後に「1つ」に手を重ねて共闘した…もうこれで、十分すぎるほどに充分じゃないでしょうか。 これで大国ももう「完全に1つになった」んですから。 彼らの闘いには「五大国が守り合って1つになる」事に大きな意味があったような気がします。
 
天へ昇っていく「光」に、綱手はダンを思い浮かべるのかなぁ・・会わせてあげたかったんですけどね・・。
エーは会えなかった「オヤジ」のことを、我愛羅は父さまを、オオノキは無サマを… それぞれどんな思いで見送るのでしょう。
 

そして・・・ここにも天へ戻っていきそうな光が1つ。
 
 
穢土転生を「解」した本人であるイタチ、彼は「約束」を守ってくれましたね・・うん、やっぱりイタチはそういう男だ。
 
《カブトを止めたらちゃんと話はしてやる》言った通りに、約束をちゃんと守ってくれた。そしてやはり「眼」で語ってきましたね~・・・時間が無くても「眼」で語れば一瞬で全てを語れるのでしょう。
 
「さよならの前に…お前が確かめたかった事を教えよう」
「…もう嘘を吐く必要はない…」

「お前と別れたあの夜…」
「オレのやった事は ダンゾウやトビの …言った通りだ」

トビが語った「真実」はやはり「嘘」では無かったんですね・・・ここにも「トビ」の謎を解くヒントだと思っています。
トビは「嘘つき」では無い、ということ・・・。
 
おそらく彼がサスケに語った話は、全て(客観的には)真実だと思うんです。
あの時のトビは「うちはマダラ」になりきって語っていましたから「マダラとイズナの話」、「マダラの心情」もおそらく本物と同じじゃないか、と思っています。 そして「うちはと千手の歴史」も、おそらくは「真実」。
 
ただしいくつかの「怪しい点」はあったんです。
 
九尾事件のあたりが「曖昧」でハッキリ言わなかった事、マダラがイズナの眼を奪った経緯も「奪った」「差し出した」と両側の言い分を言っている事。 そして「オレは戦争の機会を狙っていた」と言っていたのに「戦争は地獄だ…」なんて言っていた事。 
 
つまりマダラとイズナの記憶・人格が混じってしまったり、九尾事件の頃は「よく分からなかったり」、戦争についても意見が分かれる・・・。このあたりにも、トビの謎の秘密がありそうです。
 
そして「イタチの記憶」は、今から約11年位前の「シスイとの最後の記憶」から始まっています・・・
 
 
「お前に…全ての真実を見せよう」
 
(※イタチとシスイ、については次記事で・・・)
 
 
・長駄文、まことに申し訳ありません。
・読んでくださって有難うございます。
 
 
 
 
※コメント欄は最初の記事に設けさせていただきました。ご意見いただければ幸いです。なお、お返事は記事を書いてからになるかもしれません…通常より遅くなること、お許しください。
 
イメージ 2
☆←ナルト好きブログ!応援よろしくお願いします(にほんブログ村