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NARUTO-ナルト- 第559話:増援到着・・・!! 今週のジャンプ・ナルト感想 (WJ45号) その2 「カブトの口寄せ・うちはマダラ」

NARUTO559:増援到着・・・!! その2 「カブトの口寄せ・うちはマダラ」

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今週号は感想を2記事に分けさせていただいていますが、《続き》です。
 
(後半は「うちはマダラ」のセリフに絞り、そこから雑考していこうと思っております。 その1に引き続きの長文で申し訳ないですが、もう少しおつき合いのほどを。)

さてさて。
 
圧倒的な存在感と共に、棺桶のフタを吹き飛ばして現れたマダラは もう、登場の仕方からして「破格」ですね。
岩の上から忍達を見下ろす圧倒的なカリスマ性溢れた姿は、他の登場人物達が一気に雑魚に見えてしまうほどの迫力・・・・もうゾクゾクするような感動に襲われました。
 
さすがはキッシー、これこそ真の「敵役」の存在感、こうこなくっちゃというものです。
 
さて・・・カブトが出してきたこのマダラこそ、例の52巻でトビに「脅し」として見せた「最後の穢土転生」だったということですよね。大方の予想どおりでしたかな。
 
しかし、そのマダラを口寄せしちゃった時点で カブトはトビとの契約を破ったことになる。
トビは「今日の友は明日の敵・・かもしれん」とか言ってましたが、言葉通りカブトは「戦争2日目」には裏切ったということになりますね(トビはもちろん、カブトの裏切りを想定してるハズですが)。
 
・・でもカブトごときにマダラをコントロールすることが出来るわけないですよね。カブトはマダラのことすら「アイツ」と呼んでますが、それこそ身の程知らずもいいところ。 
あのチャクラですよ・・・・やはり、うちはマダラとは「とんでもない」大物なんだろうと思います。
 
フルパワーのマダラだとしたら永遠の万華鏡も持っているだろうし、尾獣も操れるのだろうし、どうやって忍達は対抗していけるんだろうか。
 
トビが以前、カブトに険しい目つきで言った《図になるな》、《図に乗るなと言っている!》・・・・
これはカブトの「とんでもない自惚れ」に対しての本気の警告だったと思ってます。
 
・《マダラという人物の「新・真実」》
 
さて、ここからはマダラの台詞をに突っ込んでいきます。
 
『やっとか・・・・・』
長門のガキを・・・ うまく成長させたようだな』
 
(そして自分が「穢土転生」されたことを知って)
 
『・・・穢土転生だと・・・!?輪廻天生の術ではないのか!?』

今週のマダラの台詞はこれだけなんですが、これだけでも山ほど新事実が出てきますね、かなり衝撃ですよコレ。
 
まずは、長門のガキを・・・ うまく成長させたようだな》。
 
ここから判明した事実・・・
1つめは、長門に輪廻眼を与えたのはトビではなく「マダラ本人」の可能性が高い、ということ。
そして何より「マダラは長門を知っている、長門がある程度の年齢になるまで マダラは生きていたらしい」という事実です。
 
長門の年齢がまだ発表されていないので時系列の詳細は不明ですが、だいたい長門・小南達は現在35歳前後かと推定しています。(弥彦が殺された第3次忍界大戦の頃に、今のナルト達ぐらいに見えますので)。
約70年前前後と思われる終末の谷の戦い後、長門が「ガキ」の頃までマダラは何らかの手段で生き延びるか(イザナギなどで)、転生するかしてこの世に留まり続けたという事だと思われるんです。
 
一体どこに潜んでいたんだろう・・・。
 
1つの可能性としては、前々から疑ってる「謎の三代目水影」がマダラじゃないかという邪推も、ちょっと現実味を帯びてきたかな・・・と思ってます。(これなら、鬼鮫が「元水影様」と言ったのは「三代目水影様」という意味だったとも受け取れますから。)
 
そして2つめ。うまく成長「させたようだな」という表現は、マダラは「誰かさん」に長門を成長させるように託した、ということを示しています。
誰かが、長門を成長させた・・・・その誰かとは、トビなのか、黒ゼツなのか。
 
そして3つめ。長門を誰かに託したあと、今までマダラは「死んでいた」という事実。
長門の事は知っているのに、その後はご存じない様子・・・・つまり最近ン年間は「この世の事が見通せない場所」にいて死んでいたという事です。 
 
・《マダラが今まで「居た場所」について》
 
さらに「穢土転生だと・・・!?輪廻天生の術ではないのか!?」
 
・・・マダラがこんなことを言ったという事は、「時が満ちたら長門にマダラを輪廻天生させる」シナリオはマダラ本人が作ったシナリオだったという事だと思います。
・・このシナリオを作ったのは、トビではなく、マダラ。
この違いは非常に重要だと私は考えてます。(これついては後述します)
 
そしてもう1つ。マダラは輪廻天生されるのを待っていたという事実は、
「マダラは死んでいるけれど、完全にあの世には行っていない」そして「天生されるべき肉体が何処かに保存されている」ことを示しています。
48巻で長門が使用した「輪廻天生」を思い出していただくとわかるのですが、輪廻天生を使用するにはある「条件」があります。長門の台詞を思い出してみると・・・
 
《木ノ葉へ来てオレが殺めた者達ならまだ間に合う これがせめてもの償いだ》。
 
まだ死んで間もない人間なら輪廻天生は間に合うが、死んで時が経ってしまった人は間に合わない。
そして長門によって輪廻天生された魂は、器である「肉体」の中に戻っていってます・・・
つまり『この世にまだ肉体が残っている状態』であり、『魂も完全に「あの世」に行っていない状態』であれば輪廻天生可能、と推測できる訳です。
 
で、魂があの世に完全に行っていない状態とはどういう事か?といいますと、カカシとサクモがそのいい例でして・・・・
 
カカシはペイン戦であの世に行く途中、「不思議な空間」でサクモに出会っています(サクモが焚火していた場所・・・46巻)。
私はあの空間のことを「あの世とこの世の中間点」と呼んでいるのですが、あそこは「あの世」でも「この世」でも無いことは、サクモの(さりげなく衝撃的な)最後の台詞で分かります。
 
「これで安心して行ける・・・ 母さんにやっと会えるよ」。
 
サクモはあの「中間地点」に23年間という長い間とどまり、あの世にいる最愛の妻にも会えずにいた・・・
そういう場所があるって事です。
カカシの魂はあの世に行く手前の「中間地点」におり、肉体はまだこの世にあったから輪廻天生できた。
(カカシの死亡はあの場所を伏線として出しておく為だったのではないか、とすら思っています。無駄な描写はしないキッシーなので)。
 
つまり、マダラもその「中間地点」でン年間かン十年か輪廻天生される時を待っていたのではないだろうか。
 
で、戻るべき肉体は朽ちない場所に保管されていたと思われるんです(おそらく、時空間)。
そう考えると、これまた52巻でのトビがカブトに言った言葉にも合点がいきます。
 
『キサマ・・・・それをどこで手に入れた!?』
 
それ、とは「マダラの肉体」という意味じゃないかと思うんです。時空間に隠しておいたはずのマダラの本物の肉体をカブトが見つけちゃったと思って、焦ったのではないかと・・・。
 
つまりこれらの台詞から考えられることをまとめると、
 
マダラは終末の谷の戦い後、しばらくはこの世に留まり「月の眼計画」を立て、今からン年前に一度この世を去った。そして誰か(おそらく黒ゼツ&トビ)に長門を成長させ、時が満ちたら自分を輪廻天生させるように『シナリオ』を託した。
 
で、マダラのシナリオとは・・・・
 
第1のシナリオが「長門にマダラを輪廻天生させる」シナリオ。
そして第2のシナリオが「長門死亡の場合のシナリオ」(ゼツが48巻で言っている)
 
・・・ここまではどうやら事前に作られていたようで、現在トビとゼツは一応この「第2シナリオ」に沿って計画を進めていることになっているんです。マダラは第1のシナリオ通りに輪廻天生で出てきたと思ったら、なんと穢土転生(つまり生き返ってない)でびっくりというわけですね。
 
そしてここからは私の考えですが、トビは密かに黒ゼツにも内緒で、《トビ自身が考えた、第3のシナリオ》を進行しているのではないか・・・と考えています。 
トビは、実はマダラの野望『月の眼計画』を阻止するために、忍自身の手による平和実現『第3のシナリオ』を動かしているのではないか・・・?と。 もう、ほぼ確信に近いです(いつもの断言口調、ご容赦)。
 
そしてそのトビの第3シナリオこそが、長門が最期に言った「本といい・・・お前といい・・・誰かが全て仕組んだ事のように思える・・・イヤこれこそが 本当の神の仕業なのか・・」 
・・・コレなのではないかと思えてきました。
 
トビが為す事、為してきた事・・・・それらは忠実にマダラの月の眼計画を進めてきたように見えて、実は巧妙にそれを阻んでいるんですよね。トビは、マダラを止めようとしている。
 
例えば、トビはどうして「穢土転生の止め方」をカブトに執拗に聞いたのか・・・・?
 
トビがマダラの野望を警戒していると仮定したら・・・・カブトの浅はかな「マダラ復活」の考えに怒りを持ったはずです。そして、もしモヤシがお馬鹿な「マダラ復活」をしてしまった場合は、「自分がそれを止めなければならない」とトビは思っているんじゃないだろうか。
 
…カブトが脅しとしてマダラを穢土転生して見せた時の「トビの怒り」。
あれはマダラの脅威を知らな過ぎる愚かなカブトへの「怒り」でもあった・・とは考えられないだろうか。
 
・で、トビの「正体」とは・・・・
 
マダラが計画を委託できる人物といったら、イズナが妥当ですよね。
しかしトビの精神は、まるで神か「本来の形に戻ろうとしている」十尾のようにも思えるんです。
 
九尾事件等で面男が見せた「尾獣を兵器にしてしまった人柱力システムへの強い憤り」は、その顕れのようにも感じるんですよね(詳細は過去記事マダラの月の眼計画の雑考にて)。
 
実は、十尾こそ「神」なのかもしれない・・・と最近思い始めてもいます。
トビの「本体」は、実は十尾=神なのではないだろうか、と。
 
イズナが神の生まれ変わりだったとしたら、辻褄も合うような気がしているんですけどねw
この点についてはもう少しじっくり深く考えたいので、改めて「今日のお題」で今後熟慮したいきたいと思います。(いくつか、新たな視点でイズナかと思われる点も出てきましたので)。
 
で、トビの「体」はどう見ても「オビト」としか思えない・・・・この考えも断固変わっておりません。
 
神威を使うオビトは、血統的にイズナの血を引くのか(以前、イズナとオビトが血液型と誕生日が一緒であることを指摘しましたが、あれ半分は本気ですw)、そしてシスイとオビトは兄弟と思っています(瞳術の類似疑惑より・・・詳細は「別天神」感想にて。)
トビは「いい人」としか思えなくなってしまった私としては、精神も含めて「オビト本人」である可能性も否定しがたくなってまいりました。ただしトビの「体」については、霊体化・実体化の「シフト」問題もありもう少し考える必要はありです。
 
とりあえず、トビの本体が「誰」であろうと(実体の肉体はオビトはまず間違いない)・・・トビは、真剣にマダラを止めようとしている・・・そう考えています。
 
いずれにしても・・・「うちはマダラ」、その「真の力」がどれほどなのか・・・
それが明らかになるのが 楽しみになってまいりました・・・!
 
 
☆マダラがこの世から姿を消したのは、最後にロンゲ面男が確認できる「イタチが面男に接触したうちは事件の頃」じゃないかとも思われるのですが・・
 
☆前々から質問を受けていたトビがいいヤツと思われる点、トビの正体等今週はじっくり今日のお題で深く掘り下げ取り上げていく予定です。反論wお待ちしてます。
 
 
☆長駄文、読んでくださって有難うございます。感謝。
 
 
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