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「効果音」で見る うちはマダラの戦いについて (NARUTO第560話感想に加えて)

「効果音」で見る うちはマダラの戦いについて (NARUTO第560話感想に加えて)

うちはマダラの闘いの「スピード感」。
これを感じさせてくれるのは 当然「絵」もあるわけですけど、その「効果音」がまた、面白かった。
音だけ聞いていても、マダラの戦い方が「桁、レベルが違う」そして「意識が違う」ってのを感じさせてくれる。
強いし速いし。だけど、それだけじゃない・・・・意識が違うような。
一瞬も止まらないし、気を抜かない。 これが戦乱の時代を生き抜いてきた忍なんだろうか。
 
まずは一番最初、これ雑考にも取り上げたんですが 我愛羅の砂攻撃を避ける音。
 
無サマ 《サッ》
マダラ  《フッ》
 
いきなりスタートから違うんです、無サマは普通に後ろに一歩避けてかわしたから「サッ」なんです。絵からも消えてない。
だけどマダラは「フッ」という音と姿は見えず、動いた軌跡だけが描かれてる・・・・。
 
その前のコマで、我愛羅の砂攻撃が向かってくるのを無サマは正面から見てるんですが、マダラは後ろを見てて砂を見てない。 後ろを見て腕組みしたまんまなんです。この人、後ろにも目がついてんの?w
・・・白眼じゃないから直接は見てないだろうけど、おそらく無の瞳に映った砂と、砂の「ザっ」という音で察知してるんですよね。 で、その攻撃を見ないまま瞬身で動いてる。 
 
体の動きが速いだけじゃなくて察知も早いし、一瞬も気を抜いてない。そのあたりは戦乱の時代を生き抜いた男・・・・ 
比較的温い時代を生きて ゆとり教育を受けてきた今の忍達(あ、これ木ノ葉のアカデミー教育の事です、生徒たちが授業逃げ出したり居眠りしてるw)・・特に第3次忍界大戦以前の戦争を知らない忍達とは意識が全く違うんですね・・・。
 
《ダン》
 
・・これ、瞬身で動いて地上に飛び降りた音ですが、これがまた豪快。
スタッとか軽やかな音じゃない・・・しかも大群のど真ん前。逃げも隠れもしない、堂々とした態度・・・ここがまた大物感バリバリだし、姿を隠しながら大軍を相手にしてた無サマや二代目水影とは全然違いますな;(それもまた戦術なのですけどね)
 
《バッ バッ》  ・・・火遁、
《ゴゴ・…》  ・・・豪火威却
 
・・・・・
《ドン》
 
で、いきなりの「火遁」。やはりうちはの攻撃と言えば火遁なわけで それを最初に見せつける・・これ、敵に対する先制の威嚇というか、「此処にうちはあり」といわんばかりにアピールする効果絶大。 この火遁を見ただけで尻込みする忍達も多いんじゃないだろうか。
その後、水遁とぶつかり合う「ドン」と砂漠に響き渡る音が術の凄さを物語ってる・・・。
 
《フッ》
 
《ガッ》
 
その術がぶつかり合ってジュ~っと消えていく音の中に、マダラはすぐに「フッ」と現れて「ガッ」と雲隠れの忍を蹴って刀を奪う。
 
火が消えて、空気がジュワ~っっと霞んでいる中で、既にマダラは「刀を持っている雲隠れの忍」にターゲットを絞ってるんですよね。 霞んでる中でもマダラには見えてる。 
それに間髪入れずの「次の攻撃」。
 
今までの戦闘を見てると、攻撃の間にはそれなりにインターバルというのがあって、敵も味方も態勢を立て直して次にかかる「間(ま)」というのがあるんですが、マダラの闘いにはそれが無いんですよね・・・。1秒も止まらない。だから、雲の忍もいきなり「蹴飛ばされる」なんて全く警戒してなかったですよね。
 
それに、うちはの忍って結構体術は得意で多用しますよね。 特に「蹴り」はよく使ってる(イタチも)。 トビもよく「蹴り」を使いますよね。
 
《パシィ》
《ズババババババ》
 
一瞬で刀を奪い、軍勢に斬り込んで突撃していく・・・・たった一人で敵のど真ん中に斬り込んでいくってのが、また豪快。 あまりの早業に殆どは何の抵抗も出来ず(もちろんカウンターも出来ず)倒されるだけ。
 
《ギン》
 
やっとマダラに反撃しようとした雲の忍に気づいて、写輪眼で「ギン」と睨んでフリーズさせる・・・・
この「ギン」というのは、写輪眼で幻術にかけて動きを止める時に使われる音ですよね。 あとは、チャクラの流れを見定める時とかの音。 これがまたマダラの「睨み」は鋭い。
 
《クルン》
《ドッ》
 
写輪眼で動きを止めた瞬間にはクルっと回って、今度は回し蹴りで大柄な雲の忍をぶっ飛ばし、ドミノ倒し効果で周囲の他の忍達もなぎ崩してしまう。
 
とにかく「止まらない」んですよね;
 
マダラの攻撃に、悲鳴もやたらと入ってますよね、「ぎゃあ」 「きゃー」 「ぎゃああ」とか。 いつも「ぐぁ!」ぐらいなら入るけど、きゃーとかぎゃああとかの悲鳴。全く忍達が対処できないっていうか、ついていっていないというか。攻撃を2回も喰らわせ(ようとした)ナルト、我愛羅、オオノキ以外は全く相手になってない・・。
 
通常の任務では、ここまでのスピードとか「一瞬も目を離さない」程の緊張感とか・・・・ここまでは要求されない事が多いですよね、たぶん(「Sランク」とかは別として・・でもSランク任務に就く忍は上忍中心ですよね)。
だから、戦争経験のない忍達は殆どが「ついていけない」・・・・能力的にというよりは、意識的に緊張感が足りないんじゃないだろうか。一瞬の油断が命取りになってしまうほどの緊張感は。 
 
マダラだけじゃなく、ナルトの超大玉螺旋丸の「キィーン」にオオノキの「土遁・地動核」の「ズオオ」も迫力あるんだけど、それを「ミシミシ・・」と須佐能乎で受けてしまうし、さらなる螺旋手裏剣ですら餓鬼道能力で「シュ~~」っとアッサリ吸い取ってしまう。
 
そして、最後のメテオは忍達のあらゆる攻撃や術をも圧倒してしまうかのような音・・・・
 
《ゴゴゴゴゴ・・》
 
この音に、皆絶望的な表情を浮かべていますが・・・この「ゴゴゴ」を止められる攻撃や術は、あるんかい?と思える「圧倒的な」音。まさにマダラの「神的な」力を見せつけるかのような術・・
 
来週、誰がどういう手でこれを止めるんだろう、
 
この『音』を上書きする『音』は・・・・いったいどんな音、なんだろうw
 
 
 
☆駄文読んでくださって感謝。
 
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