ナルト好きブログ!(NARUTO考察・雑考)

NARUTO-ナルト-の考察(伏線、言葉、人物考察などなど!)続行中!

カカシ「オレは用済み」発言について。

イメージ 1

四代目火影を超える忍はお前しかいないと信じている」といった時のカカシ。
これは今週号にあったナルトの回想の中の絵ではなく、修行中に実際にカカシが言った時の絵の模写です。
この言葉は、先の見えない修行に焦り悩んでいたナルトに ものすご~く勇気を与えました。。この言葉は、カカシが本当に思っていた・・正直な気持ちでした。

四代目が開発した螺旋丸・・・
四代目は、この螺旋丸に性質変化を加えるつもりだった・・ということを、カカシは知っていました。実際にミナトからその話を聞いたのでしょうか。
四代目がナルトに九尾のチャクラを与えたのは・・
いずれナルトがミナトを超え、この術をナルトに完成させて欲しかったからだろうと、カカシは考えたのでしょう。

※ミナトが九尾チャクラをナルトに遺した本当の理由は・・
九尾事件を起こした「トビ」に対抗するための力としてだった・・ということが、この間のミナトとナルトの会話で明らかになりました。
しかし、そのことはまだ誰も知りません。、
カカシは九尾事件に黒幕がいたことはまだ知りませんから、ミナトがナルトに九尾を与えたのは 四代目を超えるため・・とだけ思っていたはず。その手助けをすることが、自分の使命と考えていたのでしょう。

誰よりもナルトの新術を完成させてやりたいと思っていたはずのカカシですが、いざナルトが風の性質変化を少し加える事が出来た時・・・・
カカシはナルトに四代目の後姿を見て、寂しそうな顔をします。
弟子の成長を喜ぶと共に、「自分はもう用済み」と思ってしまった瞬間でした。
子供が急に成長して、子離れしてしまったような寂しさ??
それと同時に、カカシ自身がナルトに「追い越された」と思って、寂しくなってしまったのかな。
弟子に超えられていくのは喜ぶべきこと・・・とはわかっていながらも、やっぱり哀しいものなんだろうな。

この後のカカシ、修行はヤマトに任せ、第10班のアスマ弔い合戦に自ら志願します。
あのときの「アイツにとっちゃオレは用済み」といった言葉。これも、ちょっと愚痴っぽい本音?
ヤマトさえいれば、もう自分は要らないや・・みたいな。
ナルトにも、ヤマトにも超えられちゃったような・・自分の居場所が無いような気持だったんだと思います。
10班の気持ちを察して、ついていってやりたい、という気持ちもあったのでしょうが、ヤマトとナルトの所からどこかへ「逃げたい」ような気持ちもあったんじゃないかな?
(自分はお邪魔だ・・みたいな、気まずいようなかんじ?)
カカシは自分が今、役に立てそうな場所を探していたのでしょう。
でも、第10班との任務でも、シカマルの成長を知り、かつナルトの風遁螺旋手裏剣を目の当たりにするカカシ。。。。
以前カカシは自分をシカマル並の頭脳といっていましたが、「シカマルに頭脳ではもう勝てないかも・・」と思っただろうし、ナルトに対しても「オレを超えやがったか・・」と思ったのです。

その後のカカシは、紅班とカカシ班を率いてイタチ追跡任務に出ます。ここではてきぱきと指示を出し、管理職?として能力を発揮しています・・。
しかし、ここでもキバの「忍犬以上に成長した嗅覚」を知ります・・
カカシは鼻が自慢?で、キバ並みの嗅覚だと思っていたはずですが・・ここでも若いキバに「追い越された」のでした。
そして、シノに対して 術を使うように指示したところ・・「わかっている」とタメ語でいわれ、上司としていまひとつ存在感が・・・まぁ、シノは以前からあんなかんじではありましたが・・。
おまけに、この任務は失敗に終わります。描写にはありませんが・・カカシは相当悔しい思いをしたはずです。サスケもイタチも連れ帰ることが出来ず、暁も逃がしてしまったのですから・・。

そしてペインとの対戦になるわけですが・・このときのカカシ、いつもと少々違ったのは・・命の危険を承知の上で・・自分が今出来る最大のことは情報を生きているものに渡すこと・・・と考えたことです。。自分は用済みだからという気持ちがどこかにあったのだと思います。今の自分ができるのはここまでと、過小評価しています・・。
自信たっぷり発言をしていた、かつてのカカシが最近見られません。。
サクモが、カカシが失っている自信(自分を信じる力、といいますか・・)をどのようにして取り戻してくれるか?期待したいです。やはり、父の力は偉大です。

*******